記録ID: 5747817
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アルパインクライミング
谷川・武尊
衝立岩中央稜 谷川岳 2023.7.23
2023年07月23日(日) [日帰り]
雪華
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:17
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,605m
- 下り
- 1,443m
コースタイム
天候 | 曇り〜晴〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【一ノ倉沢〜テールリッジ】 ●急登箇所にはFixがある。 ●一ノ倉沢からテールリッジ取り付きには崩落した雪渓ブロックが。 乗り越えるのは「経験&度胸」かな。 ●時期的に白く美しい一ノ倉沢が露出してきて、大迫力さが増している。 ●テールリッジまでは一倉沢烏帽子沢奥壁南陵ルートと同じ。 【テールリッジ〜取り付き】 ●テールリッジ上部、新しい崩落箇所あり。 (取り付きには迂回して行くので問題なし。ただし、落石注意。) ●Fixがある。 ●人気ルートなので踏み跡明瞭。 【つるべで9ピッチ↓トポ的な感想】 私奇数、師匠偶数ピッチ。 ●1P 40m 容易。終了点が数か所あってどこでピッチを切ればよいかちょっと迷うな〜。 ●2P 25m 「泥」ってどこかな〜?容易。 ●3P 25m ルーファイしてトラバースラインをチョイス。トラバースだけちょっと緊張。 ●4P 25m 「A0(V)」って書いてた意味がわかった。左のフェースにふっるいスリングがたくさん!掴まないとやば〜!とりあえずいく。 ●5P 25m 容易。 ●6P 40m(ピナクルでテラス)容易。 ・・・・・・・ ●衝立の頭まで約100m、フリーでもいいけど練習もかねて3ピッチ位かな? 草付きで容易。大岩は左上ルートへ。踏み跡もしっかりあって迷わない。 ・・・・・・・ ●下山は雪渓状態を鑑み、今回は同ルート下降。 50mロープ連結で降りようとしたけど、ロープが引っ掛かってかなり手こずった。 (特に上部は藪っぽいから) ピッチ数は多くなってもシングルで降りた方無難と感じた。 ほぼ25m毎に懸垂ステーション(ボロだけど)がある。 秋や雪渓がしっかりしている6月なら北陵下降で問題ないと思う。 ただし、北稜下降はルーファイが難しいので注意が必要みたい。 |
その他周辺情報 | 土合山の家 谷川ベースステーションに一番近い 日帰り湯800円。 |
写真
装備
個人装備 |
水2.5リットル→1.5リットル消費。クライミングシューズ
|
---|---|
備考 | アプローチシューズの方が、テールリッジをサクサク登れる。雪渓でアイゼン履くかなって思ったから夏用登山靴できたけど、テールリッジ下部は濡れていてかなり滑ったので慎重に歩いた。 大好きなアクアグリッパーの沢靴で来ればよかった。 |
感想
「谷川岳 衝立岩」数々の歴史的ドラマがあるこの場所で、端っこだけどクライミングができてとても感無量。
中央稜取り付きから衝立岩の頭までは標高差150М。スケール感を体感できるし、ダブルロープや懸垂下降の練習の成果を出すにはピッタリのルート。岩のルーファイも楽しくて面白かった。
アプリ―チも近くて本格的な岩場なので、人気なのもうなずける。
いつもの練習場は約15Ⅿ位だから、体力的にスケールは約10倍。
この位のスケール感をイメージしながら行う必要があるなって感じる(登攀体力とか懸垂下降のスピードとか)。
今回は雪渓の状態が悪い時く暑い時にきたので、我々のみの貸し切り状態。
おそらく秋はもっと混むのだろう。
今年はクライミング強化がテーマ。美しい一ノ倉沢をアプローチにしながら登攀できる素敵なルートでした。
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