磐梯山(赤埴山-沼の平-清水小屋経由)
- GPS
- 07:20
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,380m
- 下り
- 1,316m
コースタイム
登り4.3時間
下り2.5時間
リフト1回券X2で800円也(ミネロ第1リフト+第4リフト)。
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・赤埴山〜沼の平は新雪で膝までのラッセル。トレースは期待できません。その先清水小屋手前は、アイスバーンなのでアイゼンが必須。短距離のアイスバーンと吹き溜まりが交互に続くので、スノーシューが便利でしょう。(今回は、アイゼン+ワカン+Wストック/バスケット(大)) ・トレースがあれば、十分に日帰り可能ですが、トレース無しで単独行だと、ラッセルも含めて日帰りは困難かもしれません。 ・ゲレンデから赤埴山稜線に出るまで、夏山登山道の場合は、取り付きで吹きだまっているので、腰まで沈みます。木々の間を直登した方が楽でしょう。 ・ルート全体を通じて、麓から見た山容と異なり、稜線が広くて複雑なので、冬山用の道標もないことから迷いやすいです。スキーヤーのトレースに沿って、沼の平を経由しない直登ルートを取らないよう注意が必要です。 ・山頂は沼の平側にセッピできてます。 ・山頂から若者2名は下山ルートに東尾根(直登)ルートを選択していましたが、夏山登山道に比べて明らかに滑落リスク高いでしょう。自己責任ですね。 ・下山にはリフトを使えません。ゲレンデの左隅を傷めないよう気をつけて降ります。 |
写真
感想
・正直なところ、登頂成功は最後の最後まで確信できず、リフトを降りた取り付きから山頂0.6KM手前までは、常に退却のタイミングを考えてばかりでした。
・リフトを降りた後の取り付きが分からずにラッセルし、沼の平で先行者1名に追いついてから先はノントレースになり、頑張って先行しても、初磐梯で視界不良だったのでルートも分からず、もう雪も固まったしワカンはいらないだろうと沼の平から清水小屋への稜線でワカンを取ったら、清水小屋の先の吹き溜まりで再び腰までもぐりました。
・先行1名が登山用最高級スノーシューを持っており、毎週のように登っているスーパーおじさんでしたので、結果として、本日偶然終結した4名(単独X2、二人組)のリーダー役となって頂きました。ただただ感謝です。
・山頂では東尾根直登ルートを上がったスキーヤー3名が先にいました。ちょっと真似できませんね。
・全体を通して、冬山用の道標は皆無なので、単独登山は、ルートに自信が無い限り困難と思います。また、沼の平はワカンだと膝まで沈むので、グループでない限りはスノーシューが良いと思います。急斜面でクラストしている吹き溜まりでも、先行おじさまの高性能シューは快適そうで、欲しくなりました。でも4万円はなぁ、、、、。
・登りは8時半にミネロ第1リフトが運行開始、8:45に第4リフト運行開始。降りてからの取り付きは一切目印はないので、分かりにくいです。毎週登っている方は、ミネロから猪苗代中央ゲレンデ連絡道へトラバースし、リフト降り場にある簡易トイレ付近から林を直登して赤埴山への稜線に出ていました。夏山登山道はゲレンデを一旦下り気味に西側へトラバースするようですが、トレースなければ、遠回りになるでしょう。
・本題から沿れますが、ミネロスキー場のゲストハウスの設備は特筆ですね。スタッフの意識も高く、サービスも行き届いていて、登山届け提出を義務付けているところやら、下山ルートの指示までパトロール隊もしっかりしている印象。ただ、逆に安達太良山と違って、冬山登山客を歓迎する雰囲気は皆無です。冬山のルートも意識的に整備しないことで、安易な初心者の事故を未然に防ぎたいのでしょうね。理解できます。
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