仙丈ヶ岳 還暦前に10年振りに再挑戦


- GPS
- 06:02
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,086m
- 下り
- 1,083m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 5:58
天候 | ☀️ 次第にガスが湧き、10時には甲斐駒ヶ岳が隠れる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
16:17自宅→国301・国257・県10・国153→道の駅信州平谷(入浴休憩)→国153・中央高速飯田山本IC→駒ヶ岳SA(夕食休憩)→21:05小黒川PA車中泊 5:10小黒川PA→小黒川IC ・環状南線・国209・国152・林道南アルプス線→5:45南アルプス林道バス駐車場 復路 往路の逆 峠道を走っているうちに、アドレナリンが出て、道の駅平谷で休憩するつもりが通過、県10の峠道で更にアドレナリンが出て、そのまま4時間走りっぱなしで帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
アルプスの入門編といった表現があり、組み易しと思いがちですが、中高年、初心者は、驕らずステップをちゃんと踏んで経験値、体力を充実させてから登りましょう❗️岩稜帯あるし、高度障害もでます。特に悪天候時は、小仙丈から先は、遮る物のない稜線歩きとなるので、私を含め相応の経験者以外はやめましょう‼️ 北沢峠のバスの発着場施設の隣にトイレがあり、その脇に仙丈ヶ岳登山道入口があります。とてもわかりやすいのですが、ヤマレコのルートとは、ずれるようです。 |
その他周辺情報 | 南アルプススーパー林道駐車場 料金1000円 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
5時45分頃バス停に差し掛かると、既に50メートル超えの長蛇の列。定刻前でも順次発車してくれて、私の乗車したバスは6時丁度に出発。
10年前、甲斐駒登山の翌日、悪天候のため六合目で撤退して以来の再訪。当時、甲斐駒はきつくはあったが、直登ルートも楽しかったし、仙丈の六合目までは何の苦もなく登山した記憶だったので、今回も数あるプランの内には、「甲斐駒の後、仙丈でもさらっと登って」などと舐めてかかったら、仙丈だけでボロボロになりました。
張り合うつもりはありませんでしたが、過去の自分と若者に対して、知らず知らずのうちに張り合い、登山を楽しむ余裕は少なく、ピークハントのみが目標になってしまいました。腰の重さに難渋し、「この苦行から少しでも早く逃れたい」などと思いながら歩いていたので、下山しても達成感、寂寥感をあまり感じませんでした。過去の自分と奢った現在のボロボロの自分との狭間で、大袈裟にいうと敗北感のようなものを感じました。
今までのアルプスの山行は、日帰りせず、ふもとや山懐での宿で、雰囲気、ビール、食事、時には風呂を味わい、歩くだけでない山の色々な楽しみを堪能してきました。日程と費用の都合もありますが、アルプス日帰りは、もったいないと思いました。もっと寄り添って、もっと楽しんで行動すれば良かったと痛感しました。
それとともに、もう一人の私が「数年前は、腰痛、膝痛でハイキングどまりだったし、昨年は神経痛で運転も不自由していたじゃない。今回、天気に恵まれ、何しろ登頂出来たじゃない、ペースは変わらなかったし、怪我故障もしなかったし、もう十分じゃない。何不満があるの?」と囁きます。
・・・・・・
しかし、今回の教訓に富んだ登山から数日しか経過していないのに、「次はアルプスの何処のピークハントをしてやろう」と反省無し、感謝無し、深慮無し、煩悩の塊の私は野心を燃やしています。
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