利尻富士
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- GPS
- 10:34
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,583m
- 下り
- 1,566m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 10:33
天候 | 晴れ時々小雨に曇り(山頂では急な天気の変化あり) |
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過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
利尻島「鴛泊港フェリーターミナル」で下船。 (私はバイクを持ち込み、島内移動) 登山出発地点として”利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ〜に」”で前泊。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨が多い時期だったので途中で泥濘があり、 粘土質のところでは滑りやすい。また泥がつきやすい場所もちらほら。 山頂付近は火山岩の小さな石ころが多く、足を取られやすい。 また、風が強くミストの雨の中を歩いた為、視界が悪く濡れやすい。 事前お天気予報と、前日の登山者の話を聞いたのちの登山をするのが無難。 |
その他周辺情報 | 登山口には2つのキャンプ場がある。 1)利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ〜に」 2)利尻北麓野営場 利尻神社の側には利尻富士町温泉保養 施設 利尻富士温がある。 登山直前に「甘露泉水」という湧水スポットがあり、 登山用の水が汲める。 |
写真
装備
個人装備 |
携帯トイレも持参
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感想
利尻富士は日本100名山の一つとしてとても有名です。
よって、皆さんご存知の方が多い情報と思いますが、
この山は日帰りでの登山が必須となります。
私も早起きをし、5時前には登山を始めました。
基本的に登り5時間下り4時間の『合計9時間』を登山計画として予定を組まれると良いでしょう。
私は、写真を撮り歩いていたので、登り5時間下り5時間+休憩トータル1時間で11時間と考え、登りました。おおよそ予定通りの登山計画となりました。
中学生ぐらいの少年も登っていたので、持久力があれば登れる山だと思います。
今年の夏の北海道は雨が多かったです。
その影響が残り、利尻島自体も曇りで一部のエリアが晴れといった感じでした。
登山中は涼しく登りやすいのですが急に冷えることもあったり、急に雨が降ったりと服装に気をつけなければならないシーンもあります。
時々の突風にも気をつけると良いです。
山頂の方は火山岩の石ころが多く、足を取られやすい。滑りやすい感じです。
また、雨の翌日や、雨が降ったタイミングの時はむ軽みもあるので足元にも注意が必要。
山頂付近では7月にもかかわらず、残雪が観れるので北海道感を感じられます。
頂上では天気が良ければ樺太が見れるようです。
しかし、私が盗聴した日は、半分が晴れ半分が曇り(ないしは雨)でした。
これが地上でも同じように、一部が晴れ他は雨という天気になっています。
(翌日島内一周ツーリングをしたのですが、山にぶつかる雲とその下が雨。その反対側である、雲が流れたいないエリアだけ晴れといった感じでした。)
今回は山頂付近で天気が良く変わりました。なので、雨具の準備をしてからの登山が無難かもしれません。
あと、雨の影響かもしれませんが
目前に小動物と接触する機会が多かったです。
カメラが間に合わなかったことが数回ありましたが、鳥やリスなどはゆっくりと観れました。
是非是非、登山と動物との触れ合いを楽しんで下さい。
あと、真夏で暑い日本列島。北海道の一部でも猛暑でしたが、利尻島は涼しく過ごしやすく、登山もしやすい気候です。
ベストシーズンは6月だと伺いました。
理由は高山植物の花の開花率と種類が多いとのことです。
みなさま、ぜひベストシーズンでたっぷりと楽しんでください。
山の麓で美味しい湧水を汲んでの登山ができるという面白い山でもあります。
自然の恵みも肌で感じれますのでおすすめの山です!!
*******注意******
山には簡易トイレしかありません。
よって、携帯トイレを持参しての登山をお勧めします。
簡易トイレは、最近では100均でも売っています。重くもないので1〜2つでも持って上がれば良いかと思いおます。下山時に処分も出来ますので持ち歩くことを強く推奨いたします
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=====利尻富士の追加情報=====
利尻富士は、その美しい風貌と歴史的な背景から、北海道の観光名所として輝いています。この山は、利尻島の北部に聳える火山であり、その姿勢と風貌が日本の富士山に似ていることから「利尻富士」と呼ばれています。
利尻富士の歴史は古く、アイヌ民族の信仰や生活に深く結びついています。アイヌの人々は、この山を「シリンネヌプリ」(霊的な山)と呼び、山に神聖な意味を感じていました。また、山自体が神聖な存在であると考えられ、様々な儀式や祭りが行われました。
近代に入ると、利尻島が交易や漁業の拠点として栄え、山自体も登山の対象となりました。初期の登山者は、この山を「利尻山」と呼んで登頂に挑戦しましたが、後に「利尻富士」という名前が広まりました。山岳信仰と観光地としての魅力が融合し、利尻富士は観光客を引き寄せる存在となっていきました。
現在では、利尻富士は登山者や観光客にとっての魅力的な目的地となっています。その美しい景色と歴史的な背景を通じて、利尻富士はアイヌ文化や北海道の歴史とともに、訪れる人々に深い感銘を与えています。
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