焼石岳 天竺沢

2023年07月29日(土) [日帰り]

• GPS: 09:27
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,566m
• 下り: 1,551m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:26
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:26

6:14 中沼登山口
15:42 中沼登山口

天候

快晴

コース状況／危険箇所等

短いですが登攀要素の強い沢なので、ある程度の実力が揃ったメンバーで遡行するのが望ましい。

写真

7/29 6:14

中沼駐車場

7/29 6:40

尿前沢渡渉地点

7/29 7:09

尿前沢を下っていきます。

雪)尿前川の下降、ルーファイが楽しい！

7/29 7:39

天竺沢に入ります。

7/29 8:04

F1はyukicaさんリード

雪)晴天でコンディションは抜群
登攀魂に火が着いてますッ(^∇^)/！

tbf
セカンド

7/29 8:22

F1
上から

雪)いい支点が取れず。中間にはカムを使用。

7/29 8:22

ビレー中のyukicaさん
F1は二段になっています。

7/29 8:47

良い天気です！

7/29 8:54

F2が見えてきました。

7/29 9:03

F2はgenntoukiさんリード

7/29 9:21

F2
上から

7/29 9:30

チョックストーン滝
を越えると、

7/29 9:39

F3登場！

7/29 9:38

雪)快晴のF3。前回は巻いたので今回初挑戦！

3年前に来た時は砂利底でしたが、２年前に右岸が崩壊し3〜5mくらい岩塊が堆積しています。

3年前の画像
(この時は敗退)
雪）水、多ッ(*_*;！！

tbf
リード

7/29 9:49

登攀途中から

2年前にスラブ中腹にリングボルトを打ち込み、F3突破の足掛かりにしました。

雪）相変わらずすごいね〜(;^ω^)

トラバース

最後は水流の中を直上します。

7/29 10:21

続いてyukicaさん

水との格闘

7/29 10:30

無事に抜けてきました。

雪)ぷは〜ッ！！！
でも、一昨年の水タックルに比べると余裕

7/29 10:52

雪)genntoukiさんもあがってくる！！
水流の奥にチムニーッす。

7/29 10:52

雪)迫力満点！！

F4
genntoukiさんリード

ノーピンで抜ける。
さすがです！

雪）genntoukiさんの動画を撮りましたが水流がすごくてどこにいるかわかりませんでした。

7/29 11:22

yukicaさんがアタック中
どこにいるか分かりすか？

上から

7/29 11:32

7/29 11:51

雪）とんがり帽子が出てきたら。。。

7/29 11:53

F5が見えてきました。

F5
出だしはヌメヌメのバンドを斜上します。その後、

雪）ムーブを考える

7/29 12:25

水流に負けないよう壁伝いにじわじわ登ります。

雪）以前は水タックルで歯をくいしばったところ

7/29 12:25

3年前は水流直撃でしたが、ちょっと流れが変わったようです。
雪）今回は水量が少ないのでルンルン的な

7/29 12:38

genntoukiさん

何気に登攀力が試されます。

7/29 12:52

F5
上部

F5上部
上から

7/29 13:01

プール

7/29 13:05

そして、
深いゴルジュの向こうに

7/29 13:36

羽衣を纏ったように流れるF6登場。迫力と美しさに見惚れてしまいます。

手前に丸い岩

中段のバンドを30mトラバースしていく。

7/29 13:40

天竺沢のフィナーレは虹の架け橋の中をくぐる演出付きです！

雪）前回は水量が多すぎて一瞬呼吸困難になったところ！

7/29 13:41

yukicaさんも虹の架け橋の中をくぐってゴール

雪）やはりフィナーレは滝行！

虹との画像を撮るためにわざわざ戻りました。

7/29 13:46

それにしても神秘的な光景です。

7/29 14:17

登山道合流

雪）結構急なので、WITHチェンスパかストックがお勧め。

7/29 15:42

無事に下山

雪）今回はスペシャルチームなので明るく楽しく無事故で遡行完了〜(*^-^*)

撮影機器：

Galaxy S21 5G SC-51B docomo サムスン

感想

tbf

私は３回目の天竺沢でした。
それぞれの滝の攻略法を知っている為か、以前のようなハラハラ感はありませんでしたが、「岩手の沢で、もっとも困難な沢の一つ」には変わりありません。
F突破には登攀技術はもちろん、水流に負けない体力と精神力が要求される格闘系の沢です。
今回は青森県の沢屋genntoukiさん、アルパイン大好きyukicaさんの３人だったので、疲れましたが安全で楽しく遡行できました。

天竺沢ではF6の直登がやり残しとなっているので、いつかはチャレンジしようと思います。

雪華

●八甲田の寒水沢の案内予定がキャンセルとなり、tbfアニキとgentoukiさんがコラボとのだったので、天竺沢をご提案。アニキも同じ考えだったようで、即決で天竺へ。焼石岳は晴天続き。沢のコンディションも鑑みての決行です。

●再訪した感想は、天竺はとっても楽しい沢(*´▽｀*)
ひとつひとつの滝としっかり向き合い、水流タックルで遊ぶのが楽しかった。
ここは登山道に抜ける時の藪漕ぎもないし、お勧め。

●でも、酔いどれさんのおっしゃるように「険悪」「岩手で最難関」とかネガティブ要素があるほうが、困難さに神秘的な魅力を感じますよね。
困難さを求めるなら、「雨の降った時」とか「水量が多い時」がお勧め。
相当なワルになりますww(〃´∪｀〃)ゞ

今回の天竺は、ワルがお天気の気まぐれで優等生に変わった沢相でした〜♩

コメント

mooree

お疲れ様でしたー😊
やっぱり天竺は面白そうですね。ご一緒出来なくて残念無念です。
ワルの天竺は勘弁ですが、今回くらいの条件の日をタイミング見て訪れてみたいと思います。
tbfさんの打った渾身のボルトのありがたみを体感してみたいです😁

tbf

mooreeさん
コメントありがとうございます！
私もワルの時には行きたくないです。F3F4は巻く事になるので面白くありません。
滝を直登してこそ天竺沢の醍醐味が味わえると思っているので(^^)
渾身ボルト、是非使って下さい！

3nobu-3

昔、天竺行きましたが、大変でした。今は無理！最近の遡行がヤマレコで見れて興味深かったです。

tbf

3nobu-3さん
コメントありがとうございます！
天竺沢に初めて遡行した時には神経も体力も削り取られて、登山道に出た時は安堵でしか無かったです。折角なのでお聞きしたいのですが、今のＦ3は、昔のＦ3とF4が合わさり一つになったと推測していますが、昔のF3、F4はどのような滝だったのでしょうか？