岩木山(嶽コース)


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,156m
- 下り
- 1,160m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
8合目から上は、まだ壷足で大丈夫ですが、かなりの弱層があり雪崩には充分気を付けて欲しい。 |
写真
感想
1月に入り、雪が猛烈に降り続いた岩木山。
今年は、山頂に立つまでに何度敗退しただろうか。
ほとんどが単独の為、ラッセルで疲れてしまう。
2月始めに1泊2日で試みたが、吹雪と降り続く雪でスゴスゴと戻ったこともあった。
スキーでも挑戦したが、やはり雪崩が怖くて断念した。
しかも帰りは雪が多くて、スキーで歩いて降りてきた。
そして向かえた25日。降雪も止み2日経った。チャンス到来!
幸い、天気もいい。
まだ、雪の不安定な百沢コースは危険。
やはり、嶽コースであろう。
嶽温泉登山口から入山。
ワカンとスノーシューの踏み跡がある。
ワカンは昨日の物、スノーシューは仙人だ。
今朝早くに登って、もうボードで下っている。さすが仙人。
今頃は別の尾根を登っているのだろう。
8合目に続く尾根に着いた。鳥海山下部のお釜に小規模だが、デブリがあった。
おそらく、雪庇が崩れ雪崩れたのだろう。
ここは、雪崩れの犠牲者があった場所だ。犠牲者のご冥福を祈る。
8合目からそのままスノーシューで登ってみた。硬い雪でも平気である。
強いクランポンと、スノーシュー全体のギザギザがトラバースでも横滑りすることなく、安心して登れる。
但し、ストックから、ピッケルに変えた。ストックでは雪が硬く刺さらない。
それと、万が一滑落した場合の「転ばぬ先の杖」は必要だ。
9合目のお釜付近から、スノーシューを脱いで壷足になった。
岩に付いたエビのシッポをかわすのに、スノーシューでは大き過ぎる。
鳳鳴小屋の入り口の雪が綺麗に片付けられている。これは毎年仙人がやってくれているものだ。仙人に感謝!
第1おみ坂からテラスに着く急登は、雪が薄いうえ滑るので、右に逃げジグザグに登る。
第2おみ坂は山頂まで直登だ。しかし時々、潅木にはまる。
山頂に着いたら、もの凄い風だった。
先行のパーティ2名が強風の中、岩陰に身を隠し昼食をとっていた。
この2名のパティは追子森から来たという。
西法寺森上部のテラスから山頂に向かっているのを私は確認している。
男性の方は、なんとなく見覚えがあるが思い出せない。
追子森から来るという事は結構岩木山に詳しい方だと思う。
私はゆっくりしている時間がなく、写真を何枚か撮って直ぐに下山。
8合目までは壷足。踵でまだ充分踏み込める。
8合目でスノーシューを履くが、下りちょっとが急でツンのめる感じ。
8合目からは、雪も腐っている。
腐った雪に春を感じる。
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