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記録ID: 5771922
全員に公開
ハイキング
北陸

夜叉ヶ池

2023年07月29日(土) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 福井県 岐阜県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:13
距離
8.9km
登り
1,064m
下り
1,048m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:56
休憩
1:10
合計
6:06
距離 8.9km 登り 1,064m 下り 1,063m
8:29
107
10:16
10:30
14
10:44
10:52
9
11:01
11:02
35
13:03
13:15
77
14:32
14:34
0
14:34
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口(夜叉龍神社鳥居前)に駐車。
今庄から日野川の支流・岩谷川をさかのぼり、登山口に到着。樹齢400年と言われる立派なカツラの木が立っています。
今庄から日野川の支流・岩谷川をさかのぼり、登山口に到着。樹齢400年と言われる立派なカツラの木が立っています。
「幽玄伝説 夜叉ヶ池」泉鏡花の文学碑が立ちます。
「幽玄伝説 夜叉ヶ池」泉鏡花の文学碑が立ちます。
花は人の目を誘ふ/水は人の心を引く/君も夜叉ヶ池を見に来たと云ふ。
花は人の目を誘ふ/水は人の心を引く/君も夜叉ヶ池を見に来たと云ふ。
登山口に立つ鳥居は、山上の夜叉龍神社奥宮のためのものでしょうか。本宮は岐阜県側にあるようです。
登山口に立つ鳥居は、山上の夜叉龍神社奥宮のためのものでしょうか。本宮は岐阜県側にあるようです。
鳥居の足元には咲きかけのヤマクルマバナ。
鳥居の足元には咲きかけのヤマクルマバナ。
しばらく沢を左に見て、花を愛でながらゆるやかな道を歩きます。ソバナ。
しばらく沢を左に見て、花を愛でながらゆるやかな道を歩きます。ソバナ。
左:ヒヨドリバナ、右:クサギ。どちらも咲きかけで、これからの模様。
左:ヒヨドリバナ、右:クサギ。どちらも咲きかけで、これからの模様。
明るいブナ林。
夜叉滝。近づけませんが、そばでみると迫力ありそうです。水の近くは冷気がただよい、真夏とは思えません。
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夜叉滝。近づけませんが、そばでみると迫力ありそうです。水の近くは冷気がただよい、真夏とは思えません。
イワタバコ。
ノリウツギ?ヤマアジサイ?クサアジサイ?
ノリウツギ?ヤマアジサイ?クサアジサイ?
ハナチダケサシでしょうか?
ハナチダケサシでしょうか?
リョウブの花が勢いづいてきました。
リョウブの花が勢いづいてきました。
オトギリソウ。
稜線が見えてきました。左の一番奥の山が三周ヶ岳のようです。
稜線が見えてきました。左の一番奥の山が三周ヶ岳のようです。
山上に出て、しばらく茂みの中の木道を進むと、目の前に夜叉ヶ池があらわれました。人は少ないです。
2023年07月30日 14:28撮影
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7/30 14:28
山上に出て、しばらく茂みの中の木道を進むと、目の前に夜叉ヶ池があらわれました。人は少ないです。
流れ込む川もなく、流れ出す川もない・・不思議な神秘をたたえた夜叉ヶ池です。
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流れ込む川もなく、流れ出す川もない・・不思議な神秘をたたえた夜叉ヶ池です。
今日は風があり、絶え間なくさざなみだっていました。龍神様はゆっくりしてらっしゃるのでしょうか。
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今日は風があり、絶え間なくさざなみだっていました。龍神様はゆっくりしてらっしゃるのでしょうか。
夜叉丸まで登ってみることにします。登りの途中から見た夜叉ヶ池の全貌。
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夜叉丸まで登ってみることにします。登りの途中から見た夜叉ヶ池の全貌。
右側の岐阜側は切り立った岩壁になっています。正面奥の矢印が三周ヶ岳。
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右側の岐阜側は切り立った岩壁になっています。正面奥の矢印が三周ヶ岳。
左:ニガナの仲間、右:ミヤマセンキュウ?
左:ニガナの仲間、右:ミヤマセンキュウ?
急な岩登りとササヤブこぎを経て、夜叉丸という地点に到着。ピンクテープだけで何もありません・・
急な岩登りとササヤブこぎを経て、夜叉丸という地点に到着。ピンクテープだけで何もありません・・
三周ヶ岳に続く尾根筋。三周ヶ岳まで足を伸ばす予定でしたが、けっこう遠い・・
2023年07月29日 10:51撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/29 10:51
三周ヶ岳に続く尾根筋。三周ヶ岳まで足を伸ばす予定でしたが、けっこう遠い・・
尾根筋にとりつき、振り返って見た夜叉丸方面。けっこう切り立っています。
尾根筋にとりつき、振り返って見た夜叉丸方面。けっこう切り立っています。
結局、三周ヶ岳へはヤブまみれで断念。写真はおそらく1230m小ピーク。半分ちょっとまで行ったのですが、コース・ロスト。マダニにかまれなかったのが不思議なくらいでした。ピストンで登山口に帰着。
2023年07月30日 14:28撮影
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7/30 14:28
結局、三周ヶ岳へはヤブまみれで断念。写真はおそらく1230m小ピーク。半分ちょっとまで行ったのですが、コース・ロスト。マダニにかまれなかったのが不思議なくらいでした。ピストンで登山口に帰着。
撮影機器:

感想

越前・美濃の国境の奥山にたたずむ夜叉ヶ池。池に棲む龍神様が麓の夜叉龍神社のご神体です。泉鏡花の小説「夜叉ヶ池」では旱魃の生けにえとして池に沈められた娘・白雪が龍神として村の人々を水害から守っています。
小説の主人公・萩原あるいは山沢の気持ちになって山を登ります。連日、ニュースでは40℃、熱中症が連呼されているのが信じられないくらいに山中は涼しいです。まさに龍神様の霊気を感じるような涼しさです。
さすがに好天の白昼下、夜叉ヶ池に伝説のような妖しさはありませんが、池は静かにさざなみをたて続けていました。サンショウウオらしき生命体は遠目に目視確認。
後半は三周ヶ岳をめざしましたが、ヤブまたヤブの連続で、何度目かのコース・ロストを機に撤退を決断。三周ヶ岳はシロウトのハイカーでは行くことができない山になってしまったのでしょうか。マダニ必至の覚悟で帰ってきましたが、奇跡的に一匹のダニにも食われず帰還することができました。



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