【奥日光 雲竜渓谷】8年ぶりに氷瀑を見に行ってきました
栃木県
りきまる
- GPS
- 05:57
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,156m
- 下り
- 1,151m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:46
| 天候 | 曇りのち晴れ 朝方は風がやや強めでしたが，徐々に弱まり，午後は快晴無風。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・ 稲荷川橋の先から林道に入ると，すぐに凍結路となります。スタッドレスを履いていれば，朝方は通行に問題ありませんが，午後になると氷が溶け出して道路はスケートリンク状態。帰路，滝尾神社と稲荷川橋の中間地点でタイヤが空回りして動けなくなったクルマが道を塞いでいました。四駆でも安心できません。運転は慎重に。 ・ ゲートのある登山口付近も，道が凍結していて，転倒の危険があります。特に下山する時間帯は，凍結した路面が溶け出していて，ツルツル。林道は一部，全く雪がなく舗装面がむき出しのところもありましたが，クルマのところまで，アイゼンを外さずに歩きました。 ★登山口ゲート周辺の駐車について ・ 午前7時前の時点で，登山口ゲート付近は満車状態だったので，60〜70�端蠢阿離好據璽垢肪鷦屬靴泙靴拭Ｎ啼擦療喘罎鵬織�所か，このようなスペースがありますので滝尾神社まで下って駐める必要は無いと思います。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・ コース状況で気をつけたいのは，渡渉です。水量が多く，岩の足場を踏み外すと，沢に落ちて靴が水没します。渡渉以外は，特に危険はありません。 ・ 友不知と雲竜瀑との中間にある巨大な氷柱の岩壁は，気温が高いせいか，数分おきに氷が落ちていました。氷柱の内側に入っている登山者がいましたが，結構危険だと思います。ヘルメットは必須です。 ・ 雲竜瀑へと登るコースは，若干高度感があるので，姿勢確保にピッケルがあった方が安全ですが，私の前を歩いていた小学生は，ストックで平然と歩き通しました。 ・ このコースで最も危険なのは，登山口までの林道の凍結路だと思います。特に，午後はスケートリンク状態なので，スピードを抑えて慎重に。 ・ なお，私のGPSログが雲竜瀑付近でかなりずれていますので，あまり参考にしないで下さい。 |
写真
林道との出合のところから，手すりの付いた急斜面を下ります。転びやすいので要注意。女性2人と小学生くらいの男の子のパーティに続きます。
私がオニギリ休憩していると，先ほどの女性2人と小学生くらいの男の子のパーティが追い越していき，このあと，雲竜瀑まで歩き通しました。あの急な雪の斜面を，平気な顔で登っていました。すごいですね。
4
感想
・ 家庭の事情でこの2ヶ月ほど，休日は在宅が続き，山に登れませんでした。年末年始は両親の墓参りと大掃除，酒飲みで過ごし，体は鈍りきっています。これでは，雪山などとても無理。さて，それではどこに行こうか？と考え，思いついたのが，8年前に初めて10本爪の本格的なアイゼンを履いて歩いた雲竜渓谷。あそこならば，長い林道歩きはあるものの，ラッセルもなく，体力はそれほど必要としません。それに，この年末年始の厳しい冷え込みで，氷瀑もかなり大きくなっているはず。ということで，氷瀑を期待して雪の雲竜渓谷を歩いてきました。
・ アプローチの林道は凍結していたので，最初からチェーンスパイクを装着して歩きましたが，足の裏の「土踏まず」に負担がかかって疲れました。また，林道歩きでは大丈夫だったものの，渓谷歩きでは雪がダンゴになってくっつき，かなり歩きづらかったです。アイゼンに替えたらすごく楽になったので，今回はちょっと失敗かな。
・ 洞門岩から渓谷に降りると，周囲の状況は一変し，雪に覆われた沢沿いの美しい風景を楽しみながら，アプローチ。何度も沢の渡渉がありましたが，今年は水量が多く，水に落ちないよう注意が必要でした。数年前にヤマケイで紹介されて以来，人気の山となったようで，登山者もたくさん。以前とは，雰囲気がちょっと変わった感じです。
・ でも，青い氷壁の友不知の美しさと，雲竜瀑の見事さは以前のままでした。時間とともに晴れてきて，青空の下，すてきな景色を堪能することができました。
・ 西高東低の冬型の気圧配置が続き，北アルプスなどでは遭難騒ぎも起きているようですが，十分な準備のもと，天候を見極めながら，今シーズンの雪山を安全に楽しみたいものです。
・ ところで，奥日光に向かうときには，いつもセブン−イレブン日光七里(0288-53-6220)にて朝食休憩を取ることにしています。今回は寝坊してしまい，自宅で0.8リットルの山専ボトルにコーヒーを入れられなかったので，朝食を摂りながら，セブンカフェのラージサイズ2杯分と甘味料・ミルクをボトルに入れて携行したところ，途中の休憩で，熱くておいしいコーヒーを飲むことができました。コーヒーは，午後2時を過ぎても適度に熱く，味わいを楽しむことができました。皆さんもよろしければお試し下さい。
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rikimaruさん、ごぶさたしています。goroです。久しぶりに拝見しました。相変わらず写真がきれいで、楽しませていただきました。家庭のご事情とのこと、いろいろありますよね。セブンはどこにでもあり、助かります。便利すぎて、味気ないような気もしますけど。
私は最近は、練習したいこともあり、ゲレンデスキーばかりで山は登っておりません。北八ヶ岳の近くにはよく行くので天気のいい日など歩いてみたいとは思うのですが。
私も、スタッドレスは履いていますが、FF車でもあり、凍結路で怖い思いをすることが多いです。歩きも運転も安全に気を付けて、冬を楽しみたいものですね。
goroさん，こちらこそご無沙汰いたしております。
事情はどうあれ，山歩きから遠ざかると，なんだか億劫になって，ますますサボりぐせが付いてしまいますよね。反省です。
このところ，山に行かない代わりに，カメラいじりにはまっておりました。オリンパスの大口径望遠ズームレンズを手に入れ，鳥の写真など，自宅周辺での撮影を楽しんでいたので，それはそれでよかったのですが，やはり，この時期，雪山のシーンを残しておきたいなという気持ちから，雲竜渓谷を歩いてきました。
職場での立場を踏まえると，なかなか，アグレッシブな登山には踏み切れなくなりつつありますが，今年もなんとか，自分なりに充実した山歩きをしていきたいと思っています。
goroさんも，実り多き山歩きができますよう，祈念しております。ではでは。
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