諏訪之瀬島の富立岳横断(青木章の捜索山行)


- GPS
- 24:29
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 1,228m
- 下り
- 1,114m
コースタイム
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:21
- 山行
- 13:17
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 13:17
- 山行
- 2:52
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:52
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
船 飛行機
|
写真
投稿線が5m刻み。地理院地図に比べてかなり正確な印象。
主稜線から枯木に降りて、枯木より北の斜面を捜索した。
オーブさんが枯木の真下を懸垂下降(1回目)、けんじりがドローンで捜索、酒井が付近を捜索。
枯木より少し北の立木から懸垂下降2回目。酒井が先頭で下降するも、途中で先頭を代わってほしいとのことで、けんじりに交代。
通り過ぎだと思って酒井とやり取りしていたら、すぐ1m隣の薮の中に彼が臥していた。頭が下で腹臥位で、ザックがずり上がってて、ヘルメットや頭部は見えず。
感想
富立岳(とんだちだけ)で遭難した青木章(74)の捜索山行2泊3日の記録。富立岳を横断した記録はなかなかお目にかかれないだろう。
1969年、青木章らが諏訪之瀬島の富立岳を登頂。記録上は初登頂。以降、青木章は諏訪之瀬島に通う。
2022年3月、けんじりらが白水の滝を登ろうと諏訪之瀬島に来島するも悪天でとんぼ返り。すわのせゲストハウスの矢沢さんの電話で青木章と初めて話す。
2022年7月、青木章に誘われてけんじりら再び来島。青木章と初対面。青木章のコネで南風丸に乗せてもらい、白水の滝を初登攀。詳しい登攀記録は、ROCK & SNOW97号参照。白水の滝の水源を特定し、落差283mと判明。このとき青木章は、南の溶岩台地から富立岳の山頂経由で白水の滝の水源調査に向かうも、富立岳の山頂にも行けずに敗退。
2023年7月、再び青木章は富立岳経由で水源調査に。西のフカウラから入山するルートで。山頂を経由して、白水の滝の源頭で遭難死。
諏訪之瀬島に魅せられ、諏訪之瀬島に通い、諏訪之瀬島の全てを知ろうとした男が、諏訪之瀬島で逝った。
7/24 青木章遭難
7/25 僕のところに捜索依頼
7/28 京都-伊丹空港(他の2人は羽田空港)-鹿児島空港-(セスナ)-諏訪之瀬島空港-すわのせゲストハウス-切石港-(南風丸)-フカウラ-160m地点の尾根でビバーク
7/29 泊地-谷を溯行-主稜線-白水の滝の源頭の斜面で捜索発見-白水の滝の滝下降-F6下の谷底でビバーク
7/30 白水の滝下降-河口-(南風丸)-切石港-すわのせゲストハウス-諏訪之瀬島空港-鹿児島空港-伊丹空港-京都
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