妙高山(三田原山〜黒沢池)
- GPS
- 05:18
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 871m
- 下り
- 1,534m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゴンドラ \1000 三田原第3高速リフト \500 杉ノ原第1ロマンスリフト \300(下山後駐車場まで戻るのに使用) |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] Rossignor:B2('04)/Rottefella:Cobra R8/Scarpa: T2 '05モデル
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感想
山スキー定番ルートの妙高三田原山ですが、今シーズン初めての快晴ということで、三田原山を越えて黒沢池まで足を延ばしました。
厳冬期に黒沢池までの北西斜面を滑るのは初めてですが、ノーマルルートの喧噪をよそに静かな山行を楽しめるので、なかなかお勧めです。南斜面のノーマルルートと違って雪もいいですし。
この日は降雪後でコンディションもよく、南斜面ともども実に楽しい滑りができました。
ただ、高速道の事故通行止めなどでスタートがだいぶ遅れ、ゲレンデ下部にたどり着いたのは駐車場まで戻るリフトの運行終了後。幸い乗せてもらえましたが、黒沢池まで滑る場合はもっと早くスタートしたほうが良さそうです。
10:51 1852m ゲレンデトップ発。山腹は深いガスが立ちこめていたが、上部は雲を突き抜け、今シーズン初めてのピーカン空が広がる。
新雪はそこそこ積もっているが、この時間なのでトレースはバッチリ。特に雪の吹き溜まった沢の横断はトレースがないと面倒なので、ありがたく使わせてもらう。
遅いスタートとなったためノーマルルートだけにとどめておこうかとも考えたが、この天気ではちょっともったいない。三田原山を越え黒沢池まで足を延ばすことにしましょう。
12:21 2358m 三田原山。空気が澄み、火打・焼山はもちろんのこと、上越の平野部までくっきりと見渡すことができる。
風が強いので休憩もそこそこにシールを外し、本日最初の滑降。
稜線上を北に300mほど進んだところにある沢が、本日予定している黒沢池への滑降コース。一昨年高谷池から登った際に発見した場所で、木がまばらで滑りやすい。
当然そういう場所は誰もが目を付けるわけで、高谷池ヒュッテに向かったらしい先行者のシュプールが付いている。汚れなき真っさらの新雪を滑れないのは残念ではあるが、まあ広い沢なので滑る上で邪魔になることはない。
上部はそこそこ斜度があり新雪を楽しめたが、下部は斜度が落ち、この雪の量では板がもぐりあまり滑らない。こうなると先行者のシュプールはありがたく、それに乗って一直線に滑っていく。
ほどなく黒沢池のある平原に到達。風で表面の雪が飛ばされ、かつ若干ながらもパッキングされているので傾斜がなくてもよく滑る。ほとんど直滑降してるだけなのだが、広大な風景の中をどんどん進んでいくのでたいへん気分が良い。
当初は戻りやすいよう平原の端まで滑ったらすぐ引き換えそうと思っていたのだが、あまりの気分の良さに止まるのがもったいない。なんだかんだで広大な湿原の真ん中まで滑ってしまった。
13:13 2029m 昼休憩後、三田原山まで登り返し。滑降に使った沢は雪が深いので、南側の尾根を登ることにする。
それでも雪はそれなりに深く、ラッセルが応える。標高差300mのラッセルくらいなんでもないと言いたいところだが、途中で太ももが痙ってしばし休憩。
14:41 2352m 三田原山。ここからそのまま滑り降りることもできるのだが、その場合は池ノ峰の東に出るべく終始南東へトラバース気味に滑るか、もしくは真っ直ぐ笹ヶ峰に下りて長い林道を歩いて戻ってくるかで、どちらも今ひとつ。いつものドロップポイントである2300m点まで素直に稜線上を戻ることにする。
稜線上はところどころ登り返しが必要なため、しばらくシールを付けたまま進む。
15:01 2347m この辺りで十分かというところで、シールを外して滑降開始。
さすがにこの時間になると人はおらず、無数のシュプールで斜面は荒らされている。さらにせっかくの新雪も固くなり始め、フカフカのパウダーというわけにはいかない。
といってもこの広い斜面、トレースが邪魔になることはなく、雪質だってクラストしている訳ではなく、十分に楽しめる。
中間部以降の斜面も快適。このコースはこれまで3月中旬以降にしか滑ったことがなく、ここまで下ると腐れ雪になっていることが多かった。が、この時期はまだまだ滑りやすい。
16:18 1344m 林道合流。傾斜はあまりないがトレースは多く、雪も固くなっているので板が良く滑る。
16:30 1173m 杉ノ原スキー場パノラマゲレンデ合流。
ここから駐車場のある杉ノ原ゲレンデに戻るためにはいったん下まで滑り降り(これが長いのだ)、第1ロマンスリフトに乗らなければならない。が、運行は16:30まで。リフト乗り場に着いたのは16:44で、すでに時間を過ぎている。
幸い乗せてくれたので事なきを得たが、危うく駐車場まで歩いて戻らねばならないところだった。
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