横手山〜四十八池〜志賀山,笠ヶ岳
- GPS
- 08:11
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,198m
- 下り
- 1,190m
コースタイム
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 8:29
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
笠ヶ岳:峠の茶屋前のスペース。店は営業していなかったが,簡易トイレは使えそうだった。 |
写真
感想
体力確認の意味も含めて1日行程の山を3日連続で登ることにした。割と近場で,涼しくて,未だ登っていない200,300名山ということでセレクト。第1日目の今回は,何れも300名山の横手山と笠ヶ岳。天気も良さそうだし,ワクワクして眠れないので夜中の0時過ぎに自宅を発つ。関越道の渋川伊香保インターから約2時間で熊の湯の駐車場へ到着。途中,草津の7/11で買い出しも済ませた。
夏至から少し経つので,出発時の4時半でも少し薄暗かったが,車道を辿り横手山リフトの出発点へ。ここからはゲレンデ内につけられた道を1時間程度で「のぞき」と呼ばれる地点で一旦車道に出る。スカイレーター乗り場を過ぎ,ドライブインの前にある登山口を登る。やっと山道らしくなったら,一登りで山頂に到着。早朝のためか人っ子一人居ずに山頂からの眺めを独占できた。
リフト乗り場まで戻り,志賀山に登るために先ずは鉢山を目指す。最初の暫くはゲレンデのようなところも通るが,やがて登山路らしくなる。整備はされているが,結構,ぬかるんでいる所があり,乾いていそうなところを選びながら通過する。地図で見ると鉢池まで近いのだが,鉢山山頂からは樹林に阻まれて池を臨むことはできなかった。ベンチにて一休みの後,志賀山手前にある四十八池へと下る。
四十八池はその名の通り大小様々な池塘が点在しており,その中を木道が走っている気持ちの良い空間であった。初めて見たモウセンゴケは思っていたよりも華奢な感じで食虫植物のイメージとは違っていた。
ここから100m少しの登りで裏志賀山に到達。神社があり,その先の行きどまり個所から覗くと,大沼池がきれいなブルーに見えた。先ほど登った横手山も近い。少し路を戻ってから,志賀山に向かう。山頂には三角点がポツンとある小さな広場のような状態。遮るものがないので結構,日差しがきつい。ただ,眺めは相変わらず良い。小休止の後,一分も行くと小さな空き地状の空間があり,山座同定盤も設置されていた。木陰になっていて,数人の方が寛いでおられた。眺めはないものの,暑い時にはここでの休憩も良いかも。
少しの下りで渋池に到着。モウセンゴケも居るし,横手山が池の向こうに見え,とても良いところだった。更に20分の下りで硯川のリフト乗り場に到着。ここの駐車場には7,8台が停まっていた。公衆トイレも近くにあるし,こちらの方が便利であった。更に4分ほど,歩いて熊の湯の駐車場に着く。早々に次の目的地である笠ヶ岳に向けて出発。
うねうねと曲がりくねった林道を車で走ること10分余りで峠の茶屋に到着。店は閉まっており,他に車は1台も停まっていないが,店の脇にあるトイレはペーパーも置いてあり,使えそうだった。
階段が続く登り路は,一つの段差がかなり大きくて高度差以上に疲れたような気がする。30分弱で山頂に到着すると,数えきれないほどのトンボが飛び交っていた。周囲の山並みの緑が気持ち良い。横手山はもちろん,浅間山,八が岳などの眺望がすばらしい。コンビニのおにぎりを食べた後,下山し本日の宿泊地に向かう。
山田牧場キャンプ場までも10分余りのグニャグニャ道を走る。広いキャンプ場の中に,4,5台の車とテントが点在する。殆どソロの方ばかりのようで,静かな雰囲気がとても良かった。近くにある仙人小屋で温泉につかり,ついでに生ビールを一杯。幸せ。
キャンプ場に戻ってきた4時ころに遠くで雷の音が聞こえてきた。キャンプ場の管理人さんによれば,冷たい風が吹いてこないから,この辺りは降らないだろうとのこと。さすが地元の知恵。
また,山頂でトンボが多かったと話したら,そのお陰で小さな虫が減って煩わしくないのだとのお話。なるほどでした。
今日はそれほどの疲れは溜まっておらず,明日に向けて20時に就寝した。
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