岩手山(焼走りコース)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,452m
- 下り
- 1,453m
コースタイム
28日・テント場9:40発〜焼走り登山口着11:50(入浴)弘前着14:10
天候 | 27日ー晴れ、28日ー曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
焼走りの駐車場まで、冬期間も除雪されている。 「焼走りの湯」が駐車場から直ぐにあり、便利である。 |
写真
感想
27日・テント場までスキー。テントを設営し、ザックを軽くしてテント場を10:20に出発。
今日中に岩手山山頂を往復できるのだろうか?不安があったが、Tさんは大丈夫と言った。
樹林帯はワカンで歩く。ワカンを車に忘れ、私はTさんの後を付いて行く。
締まり雪だが途中、穴ボコにTさんが1回、私が1回腰まではまった。お互い大笑いである。
樹林帯を抜けてまもなく、アイゼンに履き替える。手にはピッケル。
遥か遠くに見える外輪山である。
第2噴出口と第1噴出口を右手に見て通り過ぎる。
後1000mと思うと、気が遠くなる。
休憩を取った。ピッケルを突き刺し、ザックと自分自身を確保する。
目の前の姫神山が低くなった。右手に白く輝く早池峰山。左遠くに八甲田連峰がはっきり見えた。今日は何という好い日だろう。
「こんな日はめったにないね」と話しながら、ガリガリの斜面をまた登り始める。
外輪山の岩陵が近くなった。「後30分位かな」と言いつつ、やはり岩手山はデカイ。
岩木山とは、違うなーと思う。
岩が見え始め、雪陵を拾って登る。
斜度も増し、凍っているところも出てきた。
ちょっと早めに岩陵に取り付いたが、どうも違う様で後戻り。
更に20mほど、硬くなった雪陵を登るとようやく外輪山に取り付いた。やれやれ・・・。
雪が消えザレがむき出しになったので、アイゼンを外し山頂を目指す。
20分程で山頂に着いた。風は強いが、真冬のような冷たい風ではなかった。
春の風に変わっていた。
20分程山頂にいて色んな角度から記念写真を撮る。
若いTさんの真似をしてポーズを決め1枚。ちょっと気恥ずかしい・・・。
およそ4時間で登り、2時間かけて下山。テン場に着いた時は5時を回っていた。
それでも、日がかなり長くなったので、まー良かったのかなあー。
雪を取って水作り。Tさんからビールをご馳走になった。
あまり飲むと、眠くなるので1杯と半分だけ。後はインスタントコーヒーを飲んで御付合い。
テントから出たTさんが月が綺麗だと叫んでいた。
どれどれ・・・私もテントから出てみる。
いやまた〜本当に綺麗な満月だ。
ヘットランプがなくても、夜の風景をはっきり映し出している。
そして白く雪を頂いた岩手山までも、くっきりと浮かびあがらせていた。
二人で岩手山を写真に残そうと何枚も撮ってみたが、結局二人とも撮れなかった。
テントに入りまた雑談し、9時就寝。テントの中も月明かりで明るい。
28日・遅めの起床。朝ご飯を食べ、テントをたたみ出発したのが、9時40分である。
スキーの苦手な私は、かなり慎重だ。下っているのに大汗をかく。
11時50分登山口着。登りより時間がかかってしまい、Tさんに申しわけなかった。
いい岩手山を見て、私のおしゃべりに付き合ってくださったTさんに感謝です。
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