御神楽岳(御神楽岳登山口から)
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- GPS
- 07:41
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,246m
コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:42
天候 | 晴れ一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
後泊:帰宅。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
只見川からの三条林道への入口はトンネルができたことにより持っていた2021年版の山と高原地図「越後三山」から変わっていましたが、基本旧道を通ればOK。結構長い砂利道で石が大きかったり轍が深い場所もある。虻がたくさんいるのでドア・窓を開けると多数侵入されるので注意。 雪食地形の稜線に付けられた登山道で谷側から登山道の半分くらい削られているところが何カ所かある。避けたつもりが足を置いた場所が木の枝に落葉や土が乗った状態で落とし穴状態の所もあるので注意が必要。 |
写真
感想
荒海山に登る予定でやってきましたが、荒海山の入山禁止?で急遽変更して御神楽岳に登ることにしました。御神楽岳の登山口は荒海山の登山口の入口から車で2時間。8:46のスタートとなりました。
登山口は杉林の中にあり、最初は杉林の中を進んでいきます。杉林を出ると草原を横切りましたが、身長より高い葦の間に植物が生い茂り、足下も見えず熊が潜んでいてもわからんだろうと思いました。その後も栃や色々な木の林を歩いて行くと八乙女滝にでました。結構幅も高さもある立派な滝です。登山道は滝壺を高巻きにして滝の落ち口の上に出ます。沢は水深が浅く一枚岩の上をゆっくり流れていて八丁洗板というようです。その後水量の少ない沢を渡ると登山道は沢から離れてつづら折れの道になり、その後尾根に沿った直登となります。ここで熊谷ナンバーの人が降りてくるのとすれ違いました。その後、杉山ヶ崎で尾根の上に出ると所々視界が開けるようになります。登山口から最初に登ってきた沢の上流はぐるっと雪食地形となっていて岩が向きだしの急斜面になっています。途中で急な岩場の鎖場が出てきます。この辺りが熊打場のようです。ここを越えて先ほど見えていた雪食地形の岩壁との分岐の辺りに御神楽岳管理舎があります。中は割と新しめの薪ストーブがありましたが、建築資材がいっぱいで、もうすぐ建て替えが計画されているようです。ここから一登りで本名御神楽岳に到着です。その手前で大宮ナンバーの人とすれ違いました。山頂は風が強く、周囲は雲が流れて聞いたところは雨が降っているのが見えるとのことでした。
本名御神楽岳は標識が立派な石製で、展望がすごく良いです。目の前に御神楽岳が迫って見えます。
ここの稜線は片側は木が茂っていて反対側は切れ落ちていて、登山道は細く一部浸食されています。地面だと思ったら谷側の木の根元に落ち葉と土が乗っているだけでストックの先が突き抜けて引っかかったりします。
御神楽岳山頂は展望が良く、ちょうど風も弱まり休憩にちょうど良い感じです。高いところに雲が結構ありますが、低い雲は少なく周囲の山々を見渡せます。ただ、大宮の人が言っていたように厚い雲が流れている部分は雲の下が白く霞んでいて雨が降っているようでした。今日はここで終わりではなく、もう一つ先の小ピーク雨乞峰まで行ってみる予定なので、北側に降ります。ちょっと降りて登り返すと雨乞峰。平らな山頂は藪で覆われていて登山道の部分だけ地面が見える状態。この時期は花もほとんど咲いていません。ここで道は室谷登山口に降りる方向と湯沢ノ頭につづく2つに別れます。湯沢ノ頭はものすごい雪食地形でピラミッドみたいな形をしていて行ってみたかったのですが、スタートが遅かったのでもう時間がありませんでした。
ここから引き返して下山するのですが、御神楽岳と本名御神楽岳の間の稜線で登山道が浸食されているところを跨いだつもりが、柔らかい木の根元に落ち葉や土が乗った状態の部分で左足が踏み抜いて右足の脛を地面に強打することに。幸い谷側に倒れずにすみましたが、痛みが引くまでしばらく立ち上がれませんでした。
その後、本名御神楽岳で登山口の向こうの山が白く霞んでいるのを発見。雨が迫っています。急いで降りたのですが、杉山ヶ崎の手前の稜線で雨に捉まってしまいました。とりあえず雨は強くはないし、長く続きそうではなかったので、カメラをザックにしまってザックカバーを掛けただけで、雨具は着ないで歩きました。予想通り雨はすぐに止んだのですが、湿度が上がり、また地面の草に付いた水滴でズボンがかなり濡れました。その上沢沿いまで降りたところで朝はいなかったアブに取り囲まれ半袖の腕は顔を刺されました。長袖のシャツを着てネットをかぶると刺されなくなりましたが、暑くて汗が流れビショビショです。
車に戻ると朝と違って車にアブが何匹か侵入しましたが、車中泊用に持ってきてあった殺虫剤をスプレーすると弱ったのでティッシュで包んで捨てました。まあ虫対策は準備しておいて良かったです。
下山が16:30頃になったため、温泉によって着替えて食事をして自宅に着いたのは午前0時を過ぎていました。夏場の登山で朝が遅れると色々厳しいものがありますね。
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