奥多摩湖からスノーハイク。天神山〜小河内峠へ。



- GPS
- 05:36
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,232m
- 下り
- 1,240m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
いこいの道は冬季通行止めだが、ゲート右側の扉は開けられる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
清八新道取り付きの沢沿いの道は足場が悪く注意。他は特に問題ない。 |
写真
装備
個人装備 |
輪カンジキ
アイゼン
水筒(保温性
|
---|---|
共同装備 |
GPS
ツェルト
|
備考 | ワカンは無用でした。 |
感想
金曜日は都心に雪が降った。奥多摩でバージンスノーを歩ける貴重なチャンスだ。なるべく人通りの少ないコースが良い。ということで、秋に歩いた清八新道に決めた。今回、あわよくばスノーシュー、という期待もあったが、奥多摩湖に着いて周囲の山々を見渡した結果、とても無理だろう、と早々に見切りをつけて車に残し、代わりに念のためワカンをザックに括り付けて出発した。
憩いの道はゲートが閉じている。昨秋はクマ出没で閉じていたが、いったい何時になったら空くのだろう。
清八新道に入っても積雪は多くない。しかも昨日のものと思われる下りのトレースが一人分…。先を越されたようだ。道はまず沢の左岸をトラバースしてゆく。岩場をへつるように付けられていて、慎重に進む。やがて沢を離れ、暗い樹林帯をジグザグに急登。一汗かくと尾根に出る。
尾根筋は刈り払いされていて明るく快適だ。積雪は吹き溜まりでも足首程度。最後は小河内峠へ回らず、水窪山へ直登するルートを取った。急傾斜のうえ、踏固め不可な粉雪の下は砕石や木の根で歩きにくいが、陽光に向かい次第に気分が高揚する中、登り詰める。
ようやく辿り着いた水窪山から月夜見山方向への主稜線も、恐らく奥多摩周遊道路が通行止めのせいだろう、ほとんど歩いた形跡がない。
天気は良いが、強い冬型の気圧配置なので、北西風が雪煙をあげながら吹き抜けていて寒い。雪はまったくのパウダー。フカフカと踏みながら歩くのは、スノーハイクの醍醐味といえる。
天神山の山頂は南面が杉の植林に覆われていて面白味がない。標識も全く見当たらなかった。GPSで山頂であることを確認してから往路を戻り、さらに小河内峠まで歩を進めてから登ってきた尾根へ回り込んで下山した。
もう少し雪があれば最高だったろうが、奥多摩湖に戻るまで誰にも会わず、静かなスノーハイクを楽しむことができた一日だった。
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