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Yamareco

記録ID: 5840047
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ハイキング
中央アルプス

将棊頭山 (長い森を抜けた先には)

2023年08月18日(金) [日帰り]
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GPS
08:40
距離
15.0km
登り
1,480m
下り
1,480m

コースタイム

日帰り
山行
7:21
休憩
0:59
合計
8:20
距離 15.0km 登り 1,484m 下り 1,480m
4:40
56
5:36
5:40
15
5:55
5:56
9
6:05
6
6:11
6:12
31
6:43
6:44
12
7:40
7:42
26
8:08
34
8:42
8:43
12
8:55
9:25
10
9:35
9:45
29
10:14
16
10:30
10:33
33
11:18
20
11:38
4
11:42
11:43
6
11:49
11:50
13
12:03
12:06
54
13:00
0
13:00
ゴール地点
天候 晴れのちガス
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・「桂小場」から「大楢避難小屋」までは、大きな石や根っこ、段差がほとんどない平坦で緩やかな傾斜の登山道が続き、とても歩きやすい。ただ展望もなく、変化もなく、飽きやすい。「大楢避難小屋」から「茶臼山分岐」までは、それ以前に比べると急にはなるものの、それほどではない。この区間も、展望はない。茶臼山分岐から稜線に出ると、一気に展望が開ける。
・特に道を間違えそうなところはないが、トラバース道が続くので、考え事などして踏み外さないように気を付けた方がいい。
予約できる山小屋
西駒山荘
家を2:00に出て、4:30に桂小場の駐車場に着き、4:40 ヘッドライトを点けて出発。途中で、イタチのひかる眼に出逢う。
家を2:00に出て、4:30に桂小場の駐車場に着き、4:40 ヘッドライトを点けて出発。途中で、イタチのひかる眼に出逢う。
5:20 森に朝日が入り始める。
1
5:20 森に朝日が入り始める。
明るくなってきた。
明るくなってきた。
いい感じ。今日もありがとう。
1
いい感じ。今日もありがとう。
5:24 登山道は、傾斜もゆるく、凹凸も少なく、とても歩きやすい。
5:24 登山道は、傾斜もゆるく、凹凸も少なく、とても歩きやすい。
ただ、今日自分が初めて歩く者なのか、虫の糸が1歩歩く度にまとわりつき、堪らない。虫の糸地獄だ。
ただ、今日自分が初めて歩く者なのか、虫の糸が1歩歩く度にまとわりつき、堪らない。虫の糸地獄だ。
5:40 左手に、周辺の山の様子が初めて見えた。
5:40 左手に、周辺の山の様子が初めて見えた。
5:55 「横山道分岐」を通過。
5:55 「横山道分岐」を通過。
6:05 「馬返し」を通過。この「馬返し」とは、なんだろうか。
6:05 「馬返し」を通過。この「馬返し」とは、なんだろうか。
虫の糸地獄に、朝露の笹地獄。もう膝下はビショビショだ。
虫の糸地獄に、朝露の笹地獄。もう膝下はビショビショだ。
6:11 「白川分岐」を通過。大股の健脚者があっという間に抜いていく。これで虫の糸地獄からは開放された。
6:11 「白川分岐」を通過。大股の健脚者があっという間に抜いていく。これで虫の糸地獄からは開放された。
なんか、急に開けた場所に出る。
なんか、急に開けた場所に出る。
「奈良井川の源流 茶臼山行者岩の展望」という標識はあるのですが、葉がたくさんでほとんど見えず。
「奈良井川の源流 茶臼山行者岩の展望」という標識はあるのですが、葉がたくさんでほとんど見えず。
とてもきれいな、いい感じの林でしょ。
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とてもきれいな、いい感じの林でしょ。
漂白されたような色のキノコ。帰って調べたらドクツルタケ。食べるとコレラのような下痢、嘔吐が起こり、死亡率も高いそうです。
漂白されたような色のキノコ。帰って調べたらドクツルタケ。食べるとコレラのような下痢、嘔吐が起こり、死亡率も高いそうです。
大楢小屋が見えたと思ったら、また健脚者に抜かれる、本日4人目ぐらいかな。これからは抜かれるだけの人生。
大楢小屋が見えたと思ったら、また健脚者に抜かれる、本日4人目ぐらいかな。これからは抜かれるだけの人生。
6:43 大樽小屋。特に疲れてもいないので、休憩なしで行きましょう。
6:43 大樽小屋。特に疲れてもいないので、休憩なしで行きましょう。
明るくて、歩きやすい林の中を行く。とても気持ちがいい。
明るくて、歩きやすい林の中を行く。とても気持ちがいい。
6:56 「胸突八丁」、ここからすごい急になるのかと思ったら、そうでもなかった。
6:56 「胸突八丁」、ここからすごい急になるのかと思ったら、そうでもなかった。
こんな感じ。いわゆる普通の登山道。いままでが歩きやす過ぎたのか?
こんな感じ。いわゆる普通の登山道。いままでが歩きやす過ぎたのか?
朝日が照らされるアキノキリンソウ。
朝日が照らされるアキノキリンソウ。
エゾシオガマ。
急に出てきた「六合目」の標識。ただ、これは木曽駒ヶ岳に対するものらしい。
急に出てきた「六合目」の標識。ただ、これは木曽駒ヶ岳に対するものらしい。
ゴゼンタチバナの実が、登山道に彩をもたらす。
ゴゼンタチバナの実が、登山道に彩をもたらす。
いい感じの林を抜けていく登山道。
いい感じの林を抜けていく登山道。
7:40 「津嶋神社」跡を通過。当然、探しても神社はない。
7:40 「津嶋神社」跡を通過。当然、探しても神社はない。
明るくてきれいな林。
明るくてきれいな林。
初めて、稜線と山荘が見えてきた。まだガスは出ていなそうで、一安心。
初めて、稜線と山荘が見えてきた。まだガスは出ていなそうで、一安心。
ナナカマドの実が赤く色づく。きっと紅葉に時期にはきれいだろう。
ナナカマドの実が赤く色づく。きっと紅葉に時期にはきれいだろう。
8:08 「胸突の頭」を通過、この辺りから傾斜が緩やかになる。
8:08 「胸突の頭」を通過、この辺りから傾斜が緩やかになる。
あれが山頂かな。
あれが山頂かな。
標識が見えてきた。たぶん分岐だろう。
標識が見えてきた。たぶん分岐だろう。
8:15 将棊頭山と茶臼山の分岐を通過。
8:15 将棊頭山と茶臼山の分岐を通過。
稜線に出た。「冬道」は山頂へ直登、「夏道」は左側を巻いて西駒山荘を経由して山頂へ行く案内がある。
稜線に出た。「冬道」は山頂へ直登、「夏道」は左側を巻いて西駒山荘を経由して山頂へ行く案内がある。
右手には、木曽駒ケ岳の絶景。
右手には、木曽駒ケ岳の絶景。
振り返れば、行者岩。たぶん茶臼山方向。
振り返れば、行者岩。たぶん茶臼山方向。
夏道を行く。
左手(伊那市側)は、既にガスが上がってきていて、展望なし。
左手(伊那市側)は、既にガスが上がってきていて、展望なし。
何の実かな?
どんどんガスが上がってくる、間に合わなかったか、やばいぜ。
どんどんガスが上がってくる、間に合わなかったか、やばいぜ。
オヤマリンドウ。
オヤマリンドウ。
西駒山荘が見えてきた。手前の標識を左へ行くと水場だ。
西駒山荘が見えてきた。手前の標識を左へ行くと水場だ。
8:42 西駒山荘を通過。トイレも行きたいが、ガスが上がってきているので、まず山頂に向かう。
8:42 西駒山荘を通過。トイレも行きたいが、ガスが上がってきているので、まず山頂に向かう。
西駒山荘から山頂方面。
西駒山荘から山頂方面。
登山道沿いに咲くコマクサ。
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登山道沿いに咲くコマクサ。
東南方面に見える南アルプスの山々。
東南方面に見える南アルプスの山々。
木曽駒ヶ岳に向かう登山道から、戻るように行くと将棊頭山。
木曽駒ヶ岳に向かう登山道から、戻るように行くと将棊頭山。
枯れて真っ白になったハイマツ。
枯れて真っ白になったハイマツ。
奥に見えるのが将棊頭山の山頂。
奥に見えるのが将棊頭山の山頂。
左手には、木曽駒ヶ岳。山頂からの木曾駒ヶ岳を撮りたかった。ガスが出ないうちに来れて良かった。間に合った。
2
左手には、木曽駒ヶ岳。山頂からの木曾駒ヶ岳を撮りたかった。ガスが出ないうちに来れて良かった。間に合った。
山頂へ行く途中から、山荘を見下ろす。
山頂へ行く途中から、山荘を見下ろす。
8:55 将棊頭山にとうちゃこ。向こうはご無沙汰している御嶽山。
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8:55 将棊頭山にとうちゃこ。向こうはご無沙汰している御嶽山。
北側には、行者岩、遠くは乗鞍岳。茶臼山はすでにガスの中。
北側には、行者岩、遠くは乗鞍岳。茶臼山はすでにガスの中。
最高の眺望。木曽駒も、中岳も、宝剣も、伊那前岳も。木曽駒ヶ岳まで行きたいのだけど、今の体力ではね・・・・
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最高の眺望。木曽駒も、中岳も、宝剣も、伊那前岳も。木曽駒ヶ岳まで行きたいのだけど、今の体力ではね・・・・
木曾前岳、麦草岳のスロープ。
1
木曾前岳、麦草岳のスロープ。
御嶽山。
乗鞍岳。
木曽駒ヶ岳への道程をズーム。駒ヶ岳から八合目までは降りてきたことがあるので、あと30分歩けば赤線はつながるのだけど・・・
2
木曽駒ヶ岳への道程をズーム。駒ヶ岳から八合目までは降りてきたことがあるので、あと30分歩けば赤線はつながるのだけど・・・
宝剣に中岳。濃ヶ池は、ちょうど影で見えないが、登山道が見えている。
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宝剣に中岳。濃ヶ池は、ちょうど影で見えないが、登山道が見えている。
伊那前岳。馬の背のようだ。
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伊那前岳。馬の背のようだ。
山頂で30分ほど休憩して、9:25 下山開始。「冬道」も行けそうだが、「夏道」で山荘に寄って行こう。
山頂で30分ほど休憩して、9:25 下山開始。「冬道」も行けそうだが、「夏道」で山荘に寄って行こう。
どんどんガスが上がってきた。
どんどんガスが上がってきた。
トウヤクリンドウ。
トウヤクリンドウ。
駒ヶ岳にもガスが上がり始める・・・
2
駒ヶ岳にもガスが上がり始める・・・
ナナカマド。
山頂付近に咲くコマクサ。
2
山頂付近に咲くコマクサ。
そしてヤマハハコ。
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そしてヤマハハコ。
9:35 西駒山荘。トイレを含めて、ここで10分ほど休憩。
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9:35 西駒山荘。トイレを含めて、ここで10分ほど休憩。
ウメバチソウ。
アキノキリンソウ。
アキノキリンソウ。
ナナカマド。
とうとうガスに覆われた。まあ涼しくていいか。
とうとうガスに覆われた。まあ涼しくていいか。
将棊頭山と茶臼山の分岐辺りまで戻ってきた時には、駒ヶ岳は全く見えなくなってきた。
将棊頭山と茶臼山の分岐辺りまで戻ってきた時には、駒ヶ岳は全く見えなくなってきた。
10:12 茶臼山へ行くのは止めて、このまま下山することにする。
10:12 茶臼山へ行くのは止めて、このまま下山することにする。
10:50 キャンプできそうな広場。
10:50 キャンプできそうな広場。
11:06 「胸突八丁」を通過。右に行くと「信大ルート」とあるが、この地図にはないルートは何だろう。
11:06 「胸突八丁」を通過。右に行くと「信大ルート」とあるが、この地図にはないルートは何だろう。
いい感じ。
とてもきれいな森。
とてもきれいな森。
11:18 大樽小屋を通過。
11:18 大樽小屋を通過。
いい感じ。
11:26 自然に駆けたくなる登山道。
11:26 自然に駆けたくなる登山道。
そしてナガサルオガセが垂れるこめる林。
そしてナガサルオガセが垂れるこめる林。
カラマツと笹の林。
カラマツと笹の林。
12:13 登る時には撮れなかった登山道。いい感じでしょ。
12:13 登る時には撮れなかった登山道。いい感じでしょ。
何の花も咲いていないと思っていたら、現れた一株のソバナ。
何の花も咲いていないと思っていたら、現れた一株のソバナ。
足元に咲く白い花。何かと思ったら、ヤマホトトギス。よく見るとたくさん咲いている。
足元に咲く白い花。何かと思ったら、ヤマホトトギス。よく見るとたくさん咲いている。
自分は、ホトトギス系の花の形が大好物。この花に出逢うと、何枚も撮ってしまう。
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自分は、ホトトギス系の花の形が大好物。この花に出逢うと、何枚も撮ってしまう。
「ぶどうの泉」の冷たい沢水で、顔、体を拭く。生き返る。
「ぶどうの泉」の冷たい沢水で、顔、体を拭く。生き返る。
「ぶどうの泉」の辺りには、赤いツリフネソウがたくさん咲く。
「ぶどうの泉」の辺りには、赤いツリフネソウがたくさん咲く。
ハクサンボウフウの仲間かな?
ハクサンボウフウの仲間かな?
発電導水管の上の辺りには、フシグロセンノウがたくさん咲いている。
発電導水管の上の辺りには、フシグロセンノウがたくさん咲いている。
13:00 桂小場にとうちゃこ。意外にあっさり戻ってこれました。今日も、すばらしい山行ありがとうございました。
13:00 桂小場にとうちゃこ。意外にあっさり戻ってこれました。今日も、すばらしい山行ありがとうございました。

感想

・夏休みの後半の唯一天気が良さそうな18日には、日帰りで行ける山として登山計画書も準備されていた将棊頭山に行くことにした。桂小場から稜線に出るまで、全く展望のない樹林帯の中を歩いていく。登山道は比較的に傾斜が緩く、とても歩きやすく、とても明るくきれいな林が続くが、変化がなく飽きやすい。その代りに稜線に出ると、一気に絶景が目の前に広がってきた。ここは木曽駒ケ岳の大展望台だ。この山に天気の悪い日に来たら、この山の良さの10%もわからないだろう。自分の場合は、ぎりぎり間に合って、きれいな写真を撮ることができた。ありがとうございました。
・なお将棊頭山に行った後に、茶臼山にも寄ってくる計画だったが、その時間には辺りはガスに覆われてしまったので、茶臼山はパスしてきた。
・そして自分は体力的にこの山のピストンだったが、途中で自分を颯爽と追い越していった健脚の人たち(数人)は木曽駒ケ岳のピストンだったようだ。登りで最初に抜いていった人は、自分が桂小場に着く前に抜いて、走り去っていった。健脚の人たちがうらやましい限りだ。

・将棊頭山は日本百高山74座目。

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