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Yamareco

記録ID: 584753
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越

雪の菱ヶ岳(五頭連峰) [内の沢登山口から]

2015年02月05日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:28
距離
7.4km
登り
831m
下り
816m

コースタイム

駐車場8:10⇒菱見平8:34⇒北山9:02⇒菱ヶ岳山頂10:16
[標準CT 3:15(65%)]

菱ヶ岳山頂10:27⇒北山11:01⇒菱見平11:18⇒駐車場11:34
[標準CT 2:10(52%)]

※本日のペース:標準ガイドタイムの52〜65%程度です。
        標準CTは、「阿賀野市のHP」から引用、ゆったり目な感じです。
        上りの後半は、一人ラッセルだったので、ゆっくりペースです。
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
村杉温泉から2kmほど車で入り、菱ヶ岳・五頭山の登山用駐車場を利用。
駐車場のスペースは20台は駐車可能。
駐車場までの道路状況は、路面は一部凍結していましたが、綺麗に除雪されており、スタッドレスタイヤであればFF車でも支障ない感じでした。
朝8時で車は10台弱でしたが、午前11時半の段階で駐車場は満車状態、下の駐車スペースも含めると30台以上駐車していました。
コース状況/
危険箇所等
★登山道整備度:-(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度 :2(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度 :2(難5・4・3・2・1易)アイゼン、ピッケル、藪等の頻度
★登山道の眺望:2(良5・4・3・2・1悪)
★山頂の眺望 :3.5(良5・4・3・2・1悪)


【すれ違った登山者の数:上り1人、下り約10人)】


◆駐車場から標高820m付近まで、昨日以前の踏み跡が確認できました。標高500m付近までは、踏み跡もしっかりしており、歩き易かったです。

◆標高800m弱までツボ足で登れました。その先は、踏み跡があってもフカフカだったので、ワカンを装着して登りました。さらに標高820mより先は、完全にパウダースノーの締まった深雪になり、足の抜けが重かったです。特に山頂直下の急登の深雪は、膝上の一人ラッセルで思った以上に苦戦し、結構疲れました。

◆北山を過ぎて標高630m程度の急斜面は、雪割れ等もあり、やや危険性を感じました。昨年、雪が深すぎて、急斜面に取付くことができなかった箇所でもあるので、積雪の状態によっては、安全の確認しながら登る必要があります。

◆標高820m付近は、痩せ尾根で雪庇の上を歩けなかったので、雪庇の下方斜面をトラバースしながら登りました。今日の雪庇は、安定していましたが、降雪状況によっては、雪庇の下を歩くのも危険なので、十分注意が必要だと思います。

◆今日は、天候も良く、山頂からの眺望は最高でした。時間の都合で五頭山までの縦走は見合わせましたが、縦走路は、一部でウインドクラストした状態で歩き易く感じました。菱ヶ岳まで登れれば、五頭までの縦走は雪庇の張り出しに注意すれば特に支障はないと思います。
朝8時過ぎ、駐車場は既に10台程度車があります。
当初、いつもの五頭山か、昨年、途中で引き返した菱ヶ岳のどちらに登ろうか迷っていましたが、皆さん、五頭山に登られているようだったので、人が少なそうな菱ヶ岳に行くことにしました。
2015年02月05日 08:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 8:09
朝8時過ぎ、駐車場は既に10台程度車があります。
当初、いつもの五頭山か、昨年、途中で引き返した菱ヶ岳のどちらに登ろうか迷っていましたが、皆さん、五頭山に登られているようだったので、人が少なそうな菱ヶ岳に行くことにしました。
菱ヶ岳方面も踏み跡が付いています。
足跡の状況から今日の先発者が1人いるようです。
(先発者の方は、菱見平付近でパスさせて頂きました)
2015年02月05日 08:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/5 8:09
菱ヶ岳方面も踏み跡が付いています。
足跡の状況から今日の先発者が1人いるようです。
(先発者の方は、菱見平付近でパスさせて頂きました)
2015年02月05日 08:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/5 8:11
朝日が差し込み、青空もと進みます。
2015年02月05日 08:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 8:21
朝日が差し込み、青空もと進みます。
踏み跡がしっかりトレースされているので、ツボ足でも歩き易いです。
2015年02月05日 08:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/5 8:25
踏み跡がしっかりトレースされているので、ツボ足でも歩き易いです。
途中で五頭山を眺めます。
2015年02月05日 08:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 8:34
途中で五頭山を眺めます。
菱見平に到着し、更に尾根に沿って進みます。
2015年02月05日 08:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 8:34
菱見平に到着し、更に尾根に沿って進みます。
尾根に上がると踏み跡が風で消えかけている箇所もあります。
2015年02月05日 08:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/5 8:47
尾根に上がると踏み跡が風で消えかけている箇所もあります。
新しい兎の足跡を発見!!
2015年02月05日 08:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 8:51
新しい兎の足跡を発見!!
2015年02月05日 08:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2015年02月05日 08:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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痩せ尾根の先に北山が見えてきました。
2015年02月05日 09:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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痩せ尾根の先に北山が見えてきました。
2015年02月05日 09:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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痩せ尾根の上を進みます。
特に危険性はありません。
2015年02月05日 09:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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痩せ尾根の上を進みます。
特に危険性はありません。
北山を過ぎてここから急斜面の注意箇所になります。
2015年02月05日 09:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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北山を過ぎてここから急斜面の注意箇所になります。
雪割れの開口部空いていたり、細かいクラックがあったりするので、積雪の状態によっては危険性があるので注意しましょう。
2015年02月05日 09:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 9:10
雪割れの開口部空いていたり、細かいクラックがあったりするので、積雪の状態によっては危険性があるので注意しましょう。
微かなトレースを頼りに急斜面の尾根に取付きます。
昨年は、雪が深すぎて、この尾根に取付くことができずに、ここで引き返した箇所です。
2015年02月05日 09:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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微かなトレースを頼りに急斜面の尾根に取付きます。
昨年は、雪が深すぎて、この尾根に取付くことができずに、ここで引き返した箇所です。
尾根に上がってしまえば、特に厳しい箇所はありません。
2015年02月05日 09:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 9:24
尾根に上がってしまえば、特に厳しい箇所はありません。
ようやく山頂も見えてきましたが、まだ、だいぶ先です。
2015年02月05日 09:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 9:28
ようやく山頂も見えてきましたが、まだ、だいぶ先です。
2015年02月05日 09:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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標高800m弱までツボ足で登ってきましたが、だんだん雪が深くなってきたので、ワカンを装着します。
2015年02月05日 09:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 9:34
標高800m弱までツボ足で登ってきましたが、だんだん雪が深くなってきたので、ワカンを装着します。
微かなトレースを頼りにブナ林の中を登ります。
2015年02月05日 09:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/5 9:36
微かなトレースを頼りにブナ林の中を登ります。
この痩せ尾根の先で、踏み跡は完全になくなっていました。
2015年02月05日 09:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 9:39
この痩せ尾根の先で、踏み跡は完全になくなっていました。
この雪庇の上は歩けそうになかったので、雪庇の下の斜面をトラバースしながら登ります。
今日は、雪庇の張り出しも少なく安定していましたが、雪庇の状況によっては、十分に注意が必要でしょう。
2015年02月05日 09:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 9:44
この雪庇の上は歩けそうになかったので、雪庇の下の斜面をトラバースしながら登ります。
今日は、雪庇の張り出しも少なく安定していましたが、雪庇の状況によっては、十分に注意が必要でしょう。
山頂までの標高差は150m程度なので、踏み跡はありませんが、一歩一歩登ります。
2015年02月05日 09:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 9:45
山頂までの標高差は150m程度なので、踏み跡はありませんが、一歩一歩登ります。
今日の雪は、パウダーですが、締まって重く、ワカンでも膝ぐらい埋ります。
足の抜けも悪く、疲れました。
2015年02月05日 09:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 9:51
今日の雪は、パウダーですが、締まって重く、ワカンでも膝ぐらい埋ります。
足の抜けも悪く、疲れました。
2015年02月05日 09:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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一息ついて、五頭までの縦走路を眺めます。
2015年02月05日 09:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 9:55
一息ついて、五頭までの縦走路を眺めます。
山頂が近づいてきました。
2015年02月05日 09:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/5 9:55
山頂が近づいてきました。
山頂直下の急登。
かなりの急斜面で雪は深く、膝上まで埋まります。
一人ラッセルで、なかなか進むことができず、この登りが一番きつかったです。
2015年02月05日 10:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 10:06
山頂直下の急登。
かなりの急斜面で雪は深く、膝上まで埋まります。
一人ラッセルで、なかなか進むことができず、この登りが一番きつかったです。
急登を登り、尾根に沿って山頂に到着です。
2015年02月05日 10:13撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 10:13
急登を登り、尾根に沿って山頂に到着です。
山頂に到着し、近くの最高標高地点まで、プチ縦走。
2015年02月05日 10:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 10:17
山頂に到着し、近くの最高標高地点まで、プチ縦走。
最高標高の981m地点に到着。
五頭までの縦走路を眺めます。
2015年02月05日 10:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 10:20
最高標高の981m地点に到着。
五頭までの縦走路を眺めます。
五頭山、その奥の松平山を眺めます。
2015年02月05日 10:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 10:20
五頭山、その奥の松平山を眺めます。
再び山頂に戻ります。
2015年02月05日 10:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 10:21
再び山頂に戻ります。
野須張、大蛇山を眺めます。
2015年02月05日 10:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 10:22
野須張、大蛇山を眺めます。
菱ヶ岳の山頂は、五頭山頂と異なり、大きな木々があまりありません。
風が強いのでしょうかね。
2015年02月05日 10:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 10:23
菱ヶ岳の山頂は、五頭山頂と異なり、大きな木々があまりありません。
風が強いのでしょうかね。
縦走路は、ウインドクラストして固くなった雪面も多かったです。
2015年02月05日 10:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 10:24
縦走路は、ウインドクラストして固くなった雪面も多かったです。
下山開始です。
自分で登ったトレースに沿って下ります。
風の影響で、20分前に歩いたトレースの一部が消えています。
2015年02月05日 10:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 10:27
下山開始です。
自分で登ったトレースに沿って下ります。
風の影響で、20分前に歩いたトレースの一部が消えています。
阿賀野市の平野部を一望しながら尾根を下ります。
2015年02月05日 10:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 10:29
阿賀野市の平野部を一望しながら尾根を下ります。
ここから急登の下り箇所。
歩いた際にできる小さな雪玉が斜面下にどんどん落ちていきます。
2015年02月05日 10:30撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 10:30
ここから急登の下り箇所。
歩いた際にできる小さな雪玉が斜面下にどんどん落ちていきます。
山頂から20分ほど下り、山頂を振り返る。
下山時にすれ違った4人の方が、先ほどの急登箇所にチャレンジしていました。
2015年02月05日 10:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/5 10:47
山頂から20分ほど下り、山頂を振り返る。
下山時にすれ違った4人の方が、先ほどの急登箇所にチャレンジしていました。
駐車場に戻ってきました。
平日にも拘わらず、天気が良いせいか、上の駐車場は満車状態。
この下にも10台ほど駐車していました。
2015年02月05日 11:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/5 11:34
駐車場に戻ってきました。
平日にも拘わらず、天気が良いせいか、上の駐車場は満車状態。
この下にも10台ほど駐車していました。
撮影機器:

感想

今日は、久しぶりの晴天です。
年度末は色々と忙しく、ゆっくり山に登ることができず、運動不足気味なのですが、「こんな良い天気で、デスクワークなんかしてらんねぇ〜」ということで、なんとか午前中だけですが、山に行くことができました。
当初は、踏み跡次第で、途中引き返しも覚悟していましたが、幸運なことに標高800m程度まで踏み跡が付いていたので、山頂直下の急登以外は順調に登ることができました。
山頂からの眺望も素晴らしく、周囲に大きな木々が無いので、360度の視界を堪能できました。
本当は、ゆっくりと五頭まで雪の縦走を楽しみたかったですが、次回の楽しみにしておきたいと思います。

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