ギリギリ登れた小女郎峠、蓬莱山
- GPS
- 05:23
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,220m
- 下り
- 1,221m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 5:24
天候 | 晴れ(ほぼ無風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路はJR「志賀駅」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
往路復路共に台風の影響はなし(新たに崩れた箇所はなし) |
写真
感想
2週間ぶりの山登り。
本日は猛暑とのことだが、午前8時半なら大丈夫と思ったが、既に30度越え。ただひたすら暑い。
さらに風がない。歩く出すが、少し歩いただけで体に熱がこもる。汗は尋常じゃない量。脱水症・熱中症まっしぐらといった感じ。水分はハイドレーションでこまめに摂取するが、体がだるく力が入らない。塩分が足りないのかと、ビタミン入りゼリーで補うが、気持ち悪くなる。やはり風がないのが痛い。こもる熱が放出されない。
薬師の滝で少し休憩。ここは飛沫もあって、冷たい風も流れてくるので、クールダウンができた。
そこから頑張ってみるが、渡渉したところから少し登った場所で完全に足が止まる。熱中症だとするとまだ動けるうちに判断しないと大変なことになる。ここまで来たことの証として写真を撮って、下山を決意した。
といっても時間もあることなので、再び渡渉して河原で20分程度休憩をする。
ちょっと元気になる。熱も放出されたのか、大分ましになったので、行けるところまで行こうという気持ちになり、スローペースで登り始める。
水分も過剰と思えるほど、マメに取って登りに耐える。しかし、小女郎峠の手前の最後の登りで限界点を突破。頂上手前の木で少し体を預け休憩しつつ、峠では倒れるように荷物を放り出す。本当につらい登りだった。風のあるなしが自分にとっては重要だった模様。また、まとまった休憩の大切さも改めて認識できた。
小女郎ヶ池、蓬莱山までは、長めの休憩の効果もあり、過剰な疲労もなく進むことができた。これは本当に助かった。まあダメならロープウエイで下山も選択肢にあったのが気持ち的には安心できた。
下山は上りほどではなかったが、やはりだるい。熱がこもって抜けない感じ。登りで水分を取りすぎて、下りではハイドレーションの水はなくなったことも影響した。
別に水筒は持ってきていたので、休憩すればよかったのだが、もう一刻も早く、びちゃびちゃの服を変えたかったので、体力が続く限り駅を目指す。
なんとか駅まで到着したので、そこで着替えと水分補給。さらに自動販売機でドリンク購入。夏山の疲れの恐ろしさを改めて痛感した。
また、今回のように、いつでも撤退できるようなコース(戻っても電車がある、登ってもロープウエイがあるなど)にしておく必要性を感じた。
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