沢ノ池−沢山(京都一周トレイル)
- GPS
- 04:08
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 627m
- 下り
- 620m
コースタイム
8:55高鼻町(三本松林道への入口)
9:51福ヶ谷林道(京都一周トレイル北山85)出合い
10:21仏栗峠(北山82)
10:32沢ノ池北端(北山80)10:45
11:00菩提谷との別れ(北山79)
11:06沢山登山道出合い(北山77)
11:11上ノ水峠(北山76)
11:17沢山登山道出合い(北山77)
11:38沢山12:33
13:43沢山登山口
13:48自宅
天候 | 晴れ後雨 午前中快晴だったのが、昼過ぎからあっという間に雨に… |
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過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
沢ノ池−沢山はもう何回か登ってるのだが、登りのルートが2回とも自宅から歩いてすぐの福王子側登山道なのと、下りにその道を使った事が無かったので、今回は、高鼻川を遡って京都一周トレイルを通って沢ノ池に到達するルート、それから、沢山を北から南へ縦断し、福王子側へ降りるルートを取る事にした。
自宅から国道162を少し歩いて高鼻町バス停から高鼻川沿いに遡る。
林道が急勾配で右岸をトラバースしていたが、あえて昔釣りに来たときの記憶を頼りに谷沿いの山道を遡る事にした。
木橋を数回渡り(1箇所濡れて滑りそうな木橋があったので、あえて渡渉した)、渡渉も何度かして、左岸の谷から落ちるいくつかの滝にちょっと驚きつつどんどん遡っていくと、進行方向左手に(右岸)に林道が見えてきた。
何や、やっぱり最初に別れた林道(三本松林道)をそのまま歩けばよかったんやんか、と思いつつ谷沿いからその林道へと移ってしばらくすると、今度は林道自体がなくなり、谷沿いの山道だけになってしまった。
そういえばと思い、さっき撮った、高鼻町バス停横の案内板の写真をよく拡大してみると、
「慰霊碑方面は福ヶ谷林道から車両にて進入可・沢ノ池へ徒歩にて進入可」などと書いてある。
そうか、谷の源頭付近と下の方だけ林道が整備されていて、その間は道がないのか、と納得しつつさらに谷を遡り、視界が開けると再び林道が現れた。
林道は未舗装からコンクリート舗装になり、斜度を増していく。
林道を登りきり、鞍部を過ぎてすぐ別の林道(福ヶ谷林道)とのT字路に差し掛かると、ようやく右手に京都一周トレイルの標識(北山85)が見えた。
林道から分かれ、トレイルを進むが、いきなりの急登に息が切れた。
ようやく尾根に出ると、木々の隙間から、嵐山や桂川が見えた。
尾根道を気分良く歩いていると、福王子から登ってくる道、沢ノ池から登ってくる道と出合う(北山82)。ここを「仏栗峠」と呼ぶらしい。
直進すると沢山方面だが、今回は京都一周トレイルに沿って沢ノ池へ下る。
すぐに林道となり(北山81)、左手に沢ノ池を見ながら平坦な道をしばらく歩いて沢ノ池北端(北山80)でザックを下ろして10分ほど休憩。
日差しが暖かく、気持ちが良い。
沢ノ池北端からは、菩提の滝へと至るアスファルト舗装路をしばらく下る。
右手に標識(北山79)が見え、再び登山道となる。
5,6人のグループとすれ違った。20歳台から60歳台くらいの幅広い年齢層だった。どういうグループだったのだろう?
沢山への分岐(北山77)を、本来なら沢山へ登って行く予定だったのだが、前回沢山から鷹峯へ下った時、ここから上ノ水峠の間の道が展望も雰囲気も良かったので、上ノ水峠へピストンした。
比叡山から音羽山に至る東山を背にした京都市街の景色をしばし堪能して、ススキの生えた道を北山77へ戻り、沢山山頂へ。
アカマツと落葉樹の混じった自然林の中を登って、3回目の沢山登頂。
この日、午後から天気が悪くなる予報だったのだが、昼食時までは快晴だった。
昼食中にあっという間に曇り空となり、福王子へ向けて下るにはいつ降り出してもおかしくない空模様に。
焦ってしまったのだろう、下ることばかり考えていて、元々通るつもりじゃない仏栗峠をショートカットする道を通ってしまった。
その後、さらに大きく道を間違えた。
仏栗峠の稜線から物見岩へ至る尾根の間にほんの小さいピークがあって、その脇にその小ピークを超える本来の道よりはっきりした踏み跡が右手へとついており、しかも見慣れた消防団の看板まであったので、そっちへ下ってしまった。
まもなく出合うはずの物見岩が現れず、雨裂の狭い道になって、違う道に入ってしまったのは気づいていたのだが、判断力が鈍っていたのか、どんどん下ってしまた。
明らかに間違いと判断し、引き返して、おそらく30分くらいのロス。
その間にもどんどん空は暗くなり、とうとうポツポツと降り出してきた。
これまで登りでしか通った事のない、物見岩の雨で濡れた岩場を慎重に下り、レインウェアを着る頃には本降りになっていた。
物見岩を降りれば、後は危ない箇所はないので、枝道に入り込まないよう慎重に下り、ようやく登山口まで降りて一安心
登山口からは5分ほどで自宅へ。
前に大原の焼杉山で同じような経験をしたにも関わらず、同じ失敗をしてしまった…。
前回は漫然と歩いていた事による間違い、今回は焦りによる間違い。
どちらもしっかり読図が出来ていれば防げたミスかもしれない。
読図を勉強しよう。
コメント
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沢の池って天然の池と思ってました。まさか
江戸時代からのため池だったとは
はじめまして>miccyanさん
コメント有難うございます。
> 沢の池って天然の池と思ってました。まさか
> 江戸時代からのため池だったとは
そうらしいんですねー。
人工のため池というのは、地元だけに子供の頃から知ってはいましたが、江戸時代からあったというのは、わりと最近知りました。
ちなみに、もう20数年前の話ですが、50cmくらいのデカいブラックバスも目撃したりもしました…。
miccyanさんのプロフを読ませて頂いて、山口県からこんなマイナーな所へなぜ??と思ったら、ご出身が大阪だったんですね。
今後ともよろしくお願い致します。
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