広河内岳・大籠岳・白河内岳:大門沢から笹山ダイレクト尾根
- GPS
- 32:54
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 2,934m
- 下り
- 2,937m
コースタイム
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:41
天候 | 31日:快晴 1日:快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大門沢下降点までは白根三山縦走のメインルートですので登山者も多く危険な場所はありません。 大門沢下降点から南の稜線は登山者が少なく一般ルートでは有りませんが、藪などはなく歩きやすい道です。ただし踏み跡は薄く稜線が広いため視界不良時はルートファインディングが相当難しく危険です。悪天候時はおすすめできません。 白河内岳から少し下ると樹林帯に入りますがこちらは定期的に手入れがされており、藪やわかりにくい場所はありません。 笹山から奈良田に下るいわゆる「笹山ダイレクト尾根」道は良く歩きやすいのですが標高差2000m近くを一気に下るため相当長いです。 総じてこのルートは天候が良ければ一般ルートと同様に歩けますが距離がありますので体力勝負かもしれません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
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感想
去年に続いて今年もお盆の時期に天候が悪化、2年続けて夏のメインの山行が中止になってしまいました。
気がつけばもう8月も最終、一度も山に行かないまま8月が去ってしまいそうで、
何とかギリギリ8月31日に出発しました。
目的地は白峰南嶺。以前から気になっていていつかは登ろうと思っていたのですが、笹山ダイレクト尾根が相当難関な様子で決心が付かず先送りしてました。
日本百名山完登後、次の目標としてずっとチャレンジしている日本百高山を完登するためには白峰南嶺は避けては通れない道、やっと重い腰を上げて向かいました。
記録を見ると日帰りで歩いている人もたくさん居るのですがどう見ても私には15時間位かかりそうで全く論外、そうなると稜線でのビバークか大門沢小屋泊まりしか選択肢はなく必然的に今回のコースとなりました。
夏なので久々にテント背負って出かけました。
初日は大門沢小屋までの半日コース。急登もなく沢沿いの涼しいコースで難なく到着しました。平日でしたのでテント場は余裕で広々、富士山の見える快適なサイトで午後は昼寝をしたりのんびりして過ごしました。
翌朝は4時前に起床5時に出発して稜線の大門沢下降点を目指しました。
白峰三山は高校生の頃歩いたことは有るのですが、その後は北岳は時々登るのですが農鳥岳まで足を伸ばすことはなく、何と大門沢を歩くのは50年ぶり位でした。
自分の記憶なのか後から見た写真の記憶なのか定かではありませんが、見覚えのある大門沢下降点に登り付いたときは感慨一入でした。
ここから今回のお楽しみ白峰南嶺の稜線歩き、伸びやかで広々した稜線は視界が悪いと難コースなのですがこの日は快晴、ずっと先まで見渡せて鼻歌交じりで歩けるような文字通り「天空の散歩道」を楽しみました。
広河内岳、大籠岳、笹山北峰と順当に百高山もゲットしのんびり景色を楽しみながら約5時間かけて白峰南嶺を満喫しました。
そして最後の難関笹山ダイレクト尾根、標高差2,000mを一気に下ります。
参考コースタイム約4時間にはビビりましたが思ったより遙かに歩きやすい道で確かに距離は長かったですが標高差の割には楽に歩け3時間ほどで下山することができました。
台風に泣かされた今年の夏山でしたが、1泊2日と短いながらも好天に恵まれ久々のテント泊でしっかり歩くことができ、百高山も3座取るなど充実した達成感のある楽しい今年を代表する夏山となりました。
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