城山登山口から城山、発端丈、葛城、葛城山登山口(小坂みかん園)周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 940m
- 下り
- 926m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
葛城山背稜登山口〜葛城山(今回の核心部):なかなかの急登、ザレ場で厳しさあり。むしろここがないと登山って気がしないのだが、伊豆の国市観光協会が登山禁止扱いにしてしまっているせいか、山の高原地図にないせいか、荒れてはいる。しかし、岩稜系の登山をしている人には大したことはないと思う。 城山登山口〜城山峠:横に豪快な城山の岩壁を眺めながら大巻きに森林を上がる。眺望は概してあまりよくないので、見える場所を大切に。 クライミングポイントは大賑わいであり、岩壁が一層ど迫力。寄り道をお勧めする。 城山峠〜城山:歩きやすい尾根道。途中に南面が良く見えるポイントあり。達磨、金冠など天城方面が見えた。途中、クライミングポイントへの分岐があり、クライミングポイントの上側まで行ってみたが、尾根をぐんぐん下り先が見えないので途中で止めた。城山山頂は東面の眺望が良く、葛城山から富士山、箱根、天城山辺りまでが見える 城山峠〜益山寺分岐:難所はない。トラバース道であり眺望がいいところはまれにあるといった感じ。里山の森を歩いている感じ。 益山寺分岐〜発端丈山:そこそこ急登ぎみのところあり。発端丈山頂からは西方が良く見える。ここまで眺望がないまま来るので余計である。足下に駿河湾に面する三津、木負の集落が広がり先週を思い出す。駿河湾の先に見える南アルプスの峰々、富士、愛鷹が雄大。なお、この区間は駿河湾側と狩野川、田方平野との境界稜線となる。 益山寺分岐〜益山寺:倒木がチョコチョコあるが凌いでいけば問題ない。このお寺は石造群が味があり、ハイカーのいい休憩所になっていた。 葛城山〜小坂みかん園:葛城山山頂域全体が公園となっており通電鉄線で囲われており、登山道を探すのが厳しく非常にわかりずらい。ロープウェイ駅の北東面、南稜のピーク(鐘があるところ)の裏、山頂〜南稜コルの三箇所があるよう。 南稜方向の登山道は示されておらず、これが上記の核心部の人足のなさを助長している。 下山はロープウェイ駅北東面からそのまま下りたかったが良くわからなかったので3個目のところ(城山、発端丈との縦走で通常用いられるルート)を下ってあとは林道をひた下る。 小坂みかん園〜城山登山口:道なりに狩野川堤防にぶつかるまで下りきる。ここから 川の西岸を南下するだけなのだが非常に幅員が狭い上に工事中。しかも歩行者すら通さないという徹底振り。いささか腹立たしさもあったが、小坂集落と南の神島集落を繋ぐ大昔の道だったと思しき踏み跡があったため、勘でプチ峠越え(約15mほど)突き進み無事帰還。 |
その他周辺情報 | 中伊豆ワイナリーヒル:入浴。1030円はちと割高。泉質はまずまず。もっと近くに他になんぼでもある土地柄なので…。長岡か修善寺温泉の方が近くていいと思う。 萬城の滝:天城山への中伊豆方面からの登山口でもあるので下見も兼ねて散策。駐車場から滝が近く、また滝が水量豊富でなかなかの迫力。滝壺を周回して裏見ができるのがなかなかなくて乙だと思う。 |
写真
感想
今週は天候が素晴らしく、どこもかしこも良く見えて眺望が素晴らしかった。
それゆえかハイカー、葛城山の観光客ともに人が非常に多かった。
先週の西伊豆稜線縦走では残念ながら富士に雲がかかって、あまり見えず。
今週は晴れだが寒いという話なので近所の低山がよかろうと城山、葛城、発端丈の縦走を計画した。
一般的には発端丈から三津まで降りて縦走を終えると思う。
しかし、交通の便の悪い城山登山口に駐車しているので周回ルートとしたかったこと、駿河湾、三津・木負は先週行ったばかりなので発端丈まで行けば、あちらも見えるはずなので、見届けて引き返すこととした。
城山登山口に駐車したのは修善寺以南にドライブするたびに毎度豪快な姿を示してくれる城山の姿をそばで見たかったのと、ロッククライミングのメッカと呼ばれるこの地で登る様子を見たかったためである。
城山のロッククライミング場の岩壁はなかなか壮観だった。人がいっぱいで次から次へと登っていて壮観だった。
一方で回りこむ登山道から城山山頂に着くと東方の眺望が壮観で素晴らしかった。
クライミングルートのトップがよくわからなかったのが残念だ。
以降は誰でも歩けるイージーな道で、天城峠西方の崩落著しいトラバース道とは比べ物にならない。
発端丈あたりにつくと、突如駿河湾と淡島、三津、木負が見えてきた。
木負は先週のスタート地点であり、そこから金冠、達磨、仁科峠の天城牧場、天城峠付近まで見え、我ながら先週よくもあんなに歩いたものだと感心してしまった。
(雪がなければそこまで厳しくはなかったと思うが…)
益山寺もハイカーの集まりが昼食を取っていて長閑だった。
葛城山背面登山道は唯一の激坂で、登山らしい登山が一応できたのも良かったと思う。
葛城山山頂は景色は素晴らしいが、バリバリの観光地なので最後に回すのがモチベーションを落とさなくていいだろうという狙いである。予想通りというか葛城山山頂では食事・足湯など、堪能し尽してまったりした。
この後にがっつり登る気は涌かないので狙い通りだったと思う。
葛城山からの下山道が非常に判りにくく困ったが、どうにか行った。
来た道をそのままでは味気ないので葛城山への登山道である小坂みかん園に下った。地形から考えると、小坂集落と神島集落を隔てる尾根筋を超えてしまえばよかったかとも考えたが、ひとまず止めておいた。
みかん園から城山登山口までが遠かったがひとまずたどり着いた。
ロッククライミングは…、凄いと思うが今今はあの世界に踏み込むのはやめておく。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する