御嶽 若栃山(西尾根)


- GPS
- 09:29
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 844m
- 下り
- 825m
コースタイム
天候 | 晴れ時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
以後の道は降雪後は注意したい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根上は傾斜緩いのは良いが笹藪多い。 一ノ谷は全域植林、適当に降りても何とかなるかもしれないが単独だったのでやめました。 |
写真
感想
ここ最近は木曽方面や中央アルプスを山スキー山行していたが、違う方面にも行ってみたくなり候補地を探していた。
本当は御嶽本山をターゲットにしたいところだが、今はムリなので今回は若栃山を選定した。
若栃山はヤマレコにもカラ谷方面からの記録は何本か載っていたが、同ルートではあまりにも芸がないので別ルートの一ノ谷側から登る事にした。
前日前夜に降雪がありアプローチがチョット心配であったが小坂町大洞や中重(ちゅうじ)までは民家があり除雪に問題はなかった。
中重以降の若栃谷の林道は除雪されていないがなんとか一ノ谷林道出合までは4WDの普通車でも到着でき、寝坊して遅くなってしまったので準備を急いで一ノ谷林道をシール歩行開始します。
植林びっしりの一ノ谷、林道は安定しており朝一体が慣れるまでの息切れにあえぎながらもP845地点より鉄塔巡視路を辿って尾根に取付く。
刈り払われた巡視路の脇は猛烈な薮でスキーではとても歩けそうにない、巡視路から外れた尾根上は一帯どうなっているのか不安が浮かび上がる。
2つ目の鉄塔手前の若干ゆるんだ尾根に取付き高度を上げる、テープが散見され登る地点は皆同じだと感じた。
明瞭な尾根上に登り上げると谷から吹き上がってくる風が少々冷たい、天気は良くなる予報なのでフードを被るのみで足を進める。
尾根は植林と自然林との境界となっており、ほとんどの区間は尾根上に木々が無く登るには適している。しかしかなりの笹藪が現れる為スキーでは登り難く何より降りにくいため下山はどのルートから降りようかを考えながら登っていた。
P1472付近は邪魔な樹木やアップダウンが何度か有り面倒な区間、それを過ぎれば若栃山への最後の登りが控えるのみ。
最後の登りは急ではあるが以前手入れされていたようで登るラインははっきりしていた、しかし倒木に遮られ右往左往となり結局のところ時間が掛かる事に代わりはなかった。
登り切ると北側方面はこれまで登って来たびっしりの植林とは異なりまばらな林、さらに緩やかな谷間を見るとここから落ち込んで行きたい衝動が浮かび上がる。だが車の回収問題があるので衝動を抑えて最後の登りをこなす。
若栃山到着、木々が遮りほとんど見通しはきかず時間もあまりないためすぐに下山に取りかかる。
雪質はパウダー、とても良い感じであるが今週もまた木々に遮られてほとんどターンする事が出来ず木の葉滑りを繰り返す。
登り返し地点が現れると面倒なのでトラバースを決め込むが、ここも倒木が多く高度を落とされてるため結局一度も尾根上に復帰する事はなかった。
林道へ降りる予定の1350派生尾根は遙か先、パウダーを満喫するため一気に谷に降りて緩い区間をつないで下山する事も考えたが、谷の状況が分らない事もあってそれは止めた。
時折急斜面も現れるが植林帯で柔らかい雪も豊富に乗っているので問題な通過する事が出来たが、時期を外せば苦しいトラバースとなっていた事だろう。
笹藪も現れて薮スキーの様相を呈した頃に1350派生尾根をとらえた。尾根上は道のようになっていたりテープも散見されたりで作業道としての役割もあるようだ。
板ガリに耐えながらも板を履いたまま降り続けるのだがやがて耐えられなくなりシートラーゲン、ツボ足の方が簡単に早く下れたのであった。
林道に到着、新雪のおかげで腿まで埋まるが板を履くと全く沈み込まない、やはりスキーは最強のラッセルツールだな。
歩いたり漕いだり、そして朝のトレースに乗ればジェットコースター状態であっという間に駐車地に。今週もまともに滑ったのが林道だけだったな。
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