下見になってない下見:相模湖嵐山〜石老山を歩く
- GPS
- 07:31
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,262m
- 下り
- 1,236m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 7:31
天候 | 気持ちの良い快晴、無風でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:神奈中バスプレジャーフォレストバス停〜相模湖駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
嵐山、石老山、登り下りとも凍結箇所多数ですが、なんとかスパイクは使わずに済みました。 ご心配な方は使用した方が良いかと。 嵐山から鼠坂(ねんざか)への下山道、数カ所崩壊しかけている道がありました。 大きく山側を迂回し事なきを得ましたが、細心の注意が必要です。 かつ、同下山道、細い木橋が数カ所ありましたが、比較的高所に架けられていたので、少々緊張しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
丹沢山地の北を流れる道志川、そのまた北に広がる山塊を、道志山塊と呼びます。
以前からこの山塊の最高峰、御正体山あるいは大室山へのアプローチを伺っていましたが、どうも一筋縄ではいかない様子。
そこで、軽い気持ちで山の様子を見に行こうと、大室山が目前に迫る石老山へ登ってみることにしました。
ただ登るだけでは芸がないと考え、相模湖畔東に位置する嵐山を経由した石老山へのアプローチを計画した次第。
嵐山。
相模湖駅から国道412号線を歩き、約20分ほどで登山口に着きます。
冒頭から急登が始まりますが、登山道はよく整備され気持ちよく歩けます。
頂上は、神奈川県の景勝50選にも選ばれているだけあって、相模湖が一望。
相模湖は穏やかな湖面で、時間も多少早いせいか、まだ目覚めてはいない様子。
埼玉にも嵐山(らんざん)という地名があり、どれも同じように京都嵐山からその由来をうかがい知れます。
嵐山下山道は、鼠坂(ねんざか)方面へ。
ただし、支尾根をいくつものっこすため、アップダウンが激しい下山道となっています。
標高400ちょっとですが、注意箇所もいくつかありますので、登られる方は写真を参考にしてください。
ねん坂から石老山へは、里山歩き〜車道を経て顕鏡寺を目指します。
石老山とは、この顕鏡寺の山号から山名になったようですが、なかなか山の雰囲気にあった名で、顕鏡寺から延びる登山道の冒頭は、奇岩巨岩が乱立する間を息を切らせながら登るというもので、飽きないです。
山頂までは2時間余り。
途中、あそこを登り切ると山頂?と思わせるような雰囲気。
階段を上ったと思ったらそこは多数ある石老山の肩、心が何度折れたことか(笑)
山頂まで一人のハイカーにも出会わなかったのが、山頂部は2〜3組のハイカー、総勢20人はくだらなかったでしょうか?
賑わってました。
久しぶりに山でハイカーと会話しました。
ほとんどが地元のハイキング仲間とか。
どこから?
どこまでおりるの?
あらぁ、篠原じゃあ遠いし、バスの便も悪いから大明神経由で降りたほうが良いかも。
などと教えていただいたり。
山頂で1時間余りぶらぶらしてました。
年配のご夫婦と話。
関東の主要な山群はほとんど二人で登られたらしく、奥武蔵〜外秩父もよくご存じでした。
七峰縦走にも出られたとか。
ご主人に道志の話を伺いました。
あそこはねぇ、とにかく道標が少なくてねぇ、
だからあまり人が入らないんだよね、たまに出会っても鉄砲打ちだったりして。
笹子とか初狩とかからアプローチするのが入門編かな??
などと、興味深い話を教えていただきました。
お二人が去ってもしばらく大室山を眺めていました。
どっしりとしていて山のカタチが端正です。
東にそびえる塔の岳が霞んで見えます(笑)
石老山から見る大室山は文字通り富士の前衛、といった感じで、悠然と構えている姿。
あそこから富士を眺めたらどんなかんじなんでしょ?って想像すると、ますます登ってみたくなります。
奥武蔵〜外秩父も極めていないのに、他の山域に興味を持つなんてねぇ、よせばいいのに、と言われそうです。
奥武蔵がすき!メンバーの皆様にもブゥイングされそうですが(笑)
今回は石老山をだしにつかった、って感じでしたが、石老山もなかなか侮れないおもしろい山でした。
眺望もバツグンで、頂上は言うまでもありませんが、大明神展望台からの陣馬山〜高尾に通じる稜線のすばらしさは感動ものです。
下見にならなかった、ってタイトルをつけましたが、下見どころか、貴重な話を聞けたおかげで、今後の活動に目標ができた気がします。
今回は少々歩き足りない感はありましたが、充実感はふつふつと沸いてきてます。
次回は本来のフィールドワークに戻り、地図とにらめっこしてるとこです。
おわり。
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