丹鳴岳(山頂手前1500mまで)
- GPS
- 06:24
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 581m
- 下り
- 590m
コースタイム
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 6:28
・6時間の運動により、15日ぶりに心身共にリフレッシュ
・この日は入山は私だけで、どなたにもお会いしませんでした。
天候 | 林道(雪)〜稜線(強吹雪)〜林道(吹雪) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道が崩壊(細部は文中にて。) |
写真
感想
【丹鳴岳へ(15日ぶりの登山)】
14日間、運動から離れたため疲労はすっかり抜け、体調は万全
しかしながら北海道には広く暴風雪警報が発令され、登山に思わしくない空模様となる。
そこで長い林道歩きのある「丹鳴岳(美笛林道から)」に着目
林道は谷に沿って付いているため、風の影響を受けにくいと考えられる。また、ある程度稜線にて風がおさまれば山頂を目指そう。と考えた。
【出発〜稜線】
美笛パーキングエリアからスキー(+シール)にて入山
現在位置をGPSで確認しながら進む。風は穏やか。
ラッセルは足首程度、順調に進む。
ところが中盤の林道が崩壊していてびっくり!
「道路がない!」(←右岸の林道がすっぱり落ちている。)
事前に情報を見落としたかな?と思いつつ、左岸へ移れないか見渡すとスノーブリッジを発見し、そこから左岸へ渡る。
ふたたび適宜な位置にて右岸に付けられた林道に復帰し、林道終点方向へ向かう。
林道に傾斜が付く付近を過ぎて、林道を離れて稜線を目指す。
ほどなく稜線の雪庇が見えてくる。大きさは1mから2m程度。
ゴーグルを装着し、登れそうな場所から稜線に出ると吹雪+地吹雪
この時点で山頂はダメだと判断する。ただ時間には余裕があるので少しの間、稜線を歩いてみる事にする。
【稜線〜手前1500mまで】
気温は−3度前後、ただ風が強いのと視界がイマイチ悪い。
こう荒れた天気にもそうそう廻りあわせがないので少し勉強することにした。
稜線で地吹雪に会うとこんな感じなのか・・・
GPSが無いとトレースが瞬く間に消えてしまうため、来た方向すら解らなくなる。
風は十数メートルだと思われる。凍傷の危険も無く、体調にも問題は無いが、更なる天候の悪化やホワイトアウトになると無事に戻れなくなる恐れも生じる。
更に一段上がると山頂に向かう稜線上となるが、安全のため引き返す事とした。
【下山】
スキーシールを外しザックに格納、そして来た道を引き返す。
はやくもトレースは消失しかけている。途中、稜線上ではほとんど消えてしまっていた。風向きにより、ざっくりの方向は解るが、GPSがなければ帰るのもままならない。遭難したら相当パニックになるだろうなと思う。
間違った尾根を降りるとやっかいになるので注意深くGPSを確認しつつルートを維持して来た道を引き返す。そして低い雪庇を壊して斜面に復帰した。
稜線の風下は風がおさまると言う事も実感
ビバーグするのであれば、こういった場所を選定する必要もあるんだろうな・・・などと感じたり。
後は来た道を忠実に辿りつつ、ある程度の運動強度を維持しつつパーキングエリアに復帰した。
山頂を踏めませんでしたが、全身に血液が循環し気分爽快です。
補水後に計測すると体重は62.0kg、体脂肪率8.1%に減
(行動中、アミノバイタル×1使用)
コメント
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本日急遽登山に行けるに事になり自分も少しだけ山行しましたが、あの強風はパンチが効いてましたネ‥(*o*)/ 。後程レコをアップします(^^)/。
morethanさん
そうでしたか(^-^) アップ、楽しみに待っています。
風、ナカナカでしたね。
土地勘がないエリアでしたので、特にホワイトアウトを警戒しました(>_<)
丹鳴岳周辺のセッピを未確認のため、目的達成ならず終いです(T-T)
私は紋別岳に行こうかな〜と迷っていましたが、天気図的にはヤバそうですし
準備している段階で札幌はだいぶ酷くなってきたので止めました。
さすがEi-taroさんですね!!
yurineさんのブログの林道崩壊の事が載っていたので今年は無理かなと
思っていました^ ^;
sirfkinさん
林道崩壊、道が無いため帰ろうかと思いました(>_<)
冬、難しいです。漁に続き、またしても山頂に届きませんでした。
でも安全第一で行きます(^-^)
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