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Yamareco

記録ID: 5897532
全員に公開
ハイキング
札幌近郊

烏帽子岳・神威岳

2023年09月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:02
距離
12.0km
登り
971m
下り
980m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:15
休憩
0:46
合計
5:01
7:29
99
スタート地点
9:08
9:17
45
10:02
10:29
34
11:03
11:03
2
11:05
11:17
1
11:17
11:18
74
12:32
ゴール地点
天候 晴天
29度
風ナシ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
🅿️は札幌湖第一展望台
駐車区分の白線も消えちゃってるし、満車状態を知らないのではっきりは言えないけど15台くらいはいけるかも
🅿️からの出入りには要注意。右も左もブラインドなので、迂闊に出ると大事故になりかねない。
飛ばすクルマ・バイク多いからな
車両が通ると道路に切ってある溝がブーンって鳴って車両の接近を教えてくれるので、🅿️から出る時だけはエアコンもオフって窓を開けて耳も活用して出るといいかも
それでも怖いけど
コース状況/
危険箇所等
時期的に植生の繁茂は多い
熊笹・イタドリ等々はちょうど顔の背丈なので、ほとんどがコースに覆い被さっている状態なので手でかき分けて進むことになる。コレ結構大変
あと朝露が出るようになったので、7時入山だともうベチャベチャ

登山路自体は刈り込まれていて問題ナシ。だけど刈り残った熊笹の茎は相当な曲者。
斜面では滑るし、生えている方向によっては簡単に足を取られる。

中盤以降は湿潤状態
コビキ沢上部は完全に泥濘地を歩くことになる。靴が少しめり込むくらいなので山靴であれば問題ナシ
水量の少ない沢床を歩くのと渡渉も数回あるけど山靴だったら問題ナシ
それ以外の上部の登山路もよく滑るので注意が必要
堅土じゃないので浮いてる土や葉っぱで足を滑らせるので下りは注意

危険箇所は1箇所
取り付きまでの林道上部に断崖の路肩まで寄って通過しなきゃいけない箇所あり。倒木の突き出しもあるので通過は慎重の。

ロープは2箇所
どちらも短く、難しい足場ではないので問題ナシ
その他周辺情報 温泉→定山渓温泉街最寄りだけど、小金湯温泉までは約20分
コンビニ→定山渓温泉街に各種コンビニ揃い踏み
🅿️からクルマに注意して道路を渡る
2023年09月03日 07:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 7:30
🅿️からクルマに注意して道路を渡る
コビキ沢コース入り口
2023年09月03日 07:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 7:30
コビキ沢コース入り口
序盤は昔は生きてたであろう林道歩き
結構植生が被っててシンドイ
朝露も結構ひどい
2023年09月03日 07:36撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
9/3 7:36
序盤は昔は生きてたであろう林道歩き
結構植生が被っててシンドイ
朝露も結構ひどい
ヒグマの生体調査のため熊の毛を採取する仕掛けとな。
奥の説明見るまで意味不明な人工物
2023年09月03日 07:46撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 7:46
ヒグマの生体調査のため熊の毛を採取する仕掛けとな。
奥の説明見るまで意味不明な人工物
色物はほとんどないけど、トリカブトはキレイに咲いてます。
猛毒とは思えない
2023年09月03日 08:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 8:03
色物はほとんどないけど、トリカブトはキレイに咲いてます。
猛毒とは思えない
この辺になると、さっきまではるか下を流れていた沢が同じ高さにまで近づいてきます
滑床の小川って大好きです
2023年09月03日 08:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 8:09
この辺になると、さっきまではるか下を流れていた沢が同じ高さにまで近づいてきます
滑床の小川って大好きです
猛毒のトリカブトですよ。猛毒ですからね(大事なので念のため)
2023年09月03日 08:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 8:09
猛毒のトリカブトですよ。猛毒ですからね(大事なので念のため)
看板・ピンテで道迷いの心配はないかな
2023年09月03日 08:12撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 8:12
看板・ピンテで道迷いの心配はないかな
林道終盤は立派な山道です
2023年09月03日 08:14撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 8:14
林道終盤は立派な山道です
沢床を歩きます
ドボンするほどではないけど山靴でないとダメですね
ちなみに唯一ここの沢の分岐がわかりずらかったかな、左の沢スジも歩けそうな雰囲気だけど、ここは右奥に進みます
2023年09月03日 08:20撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 8:20
沢床を歩きます
ドボンするほどではないけど山靴でないとダメですね
ちなみに唯一ここの沢の分岐がわかりずらかったかな、左の沢スジも歩けそうな雰囲気だけど、ここは右奥に進みます
ハイ泥濘路です。不可避です。
スパッツ装着をオススメします
2023年09月03日 08:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 8:30
ハイ泥濘路です。不可避です。
スパッツ装着をオススメします
夏道合流直前の倒木に、多分食べられないキノコ
2023年09月03日 08:37撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 8:37
夏道合流直前の倒木に、多分食べられないキノコ
百松沢コースに合流です
ここからしばらく笹藪がエグいです
2023年09月03日 08:38撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 8:38
百松沢コースに合流です
ここからしばらく笹藪がエグいです
見えたぜ神威岳
カッケー(o^^o)
2023年09月03日 08:41撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 8:41
見えたぜ神威岳
カッケー(o^^o)
合流から烏帽子⇔神威分岐まではこんなカンジ
基本笹が被さってます
2023年09月03日 08:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 8:59
合流から烏帽子⇔神威分岐まではこんなカンジ
基本笹が被さってます
急登に入って、ちょくちょく目に入る神威の岸壁
これは、どうやって取り付くんだろう…とこの時はワクワクしてました
2023年09月03日 09:02撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 9:02
急登に入って、ちょくちょく目に入る神威の岸壁
これは、どうやって取り付くんだろう…とこの時はワクワクしてました
札幌近郊の山並みが明瞭に
支笏湖方向だと思うけど、どれがどれやら笑
2023年09月03日 09:02撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 9:02
札幌近郊の山並みが明瞭に
支笏湖方向だと思うけど、どれがどれやら笑
最初のロープです。
岩肌なので、足場を確実にして登ればイージーです
2023年09月03日 09:06撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 9:06
最初のロープです。
岩肌なので、足場を確実にして登ればイージーです
ハイ分岐です。
先ずは烏帽子に行きます。
2023年09月03日 09:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 9:09
ハイ分岐です。
先ずは烏帽子に行きます。
なんともレッドな小キノコ
2023年09月03日 09:23撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 9:23
なんともレッドな小キノコ
烏帽子が見えました。
登山路全般、見通しはあまりよろしくありません。
2023年09月03日 09:24撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 9:24
烏帽子が見えました。
登山路全般、見通しはあまりよろしくありません。
オオカメノキという植物のようです
茎まで赤い
2023年09月03日 09:26撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 9:26
オオカメノキという植物のようです
茎まで赤い
ナギナタタケでしょうか
ベニナギナタタケもあちこちに生えてます
2023年09月03日 09:34撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 9:34
ナギナタタケでしょうか
ベニナギナタタケもあちこちに生えてます
烏帽子への道中、振り返れば神威岳が
どの角度から見てもカッコいい
2023年09月03日 09:41撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
9/3 9:41
烏帽子への道中、振り返れば神威岳が
どの角度から見てもカッコいい
烏帽子へ向かう登山路に岩が出てきたら最後の急登の始まりです
2023年09月03日 09:44撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 9:44
烏帽子へ向かう登山路に岩が出てきたら最後の急登の始まりです
途中ガレ場が少々
ほとんどは浮石なので注意
捻挫も帰りを考えたら厄介案件です
2023年09月03日 09:50撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 9:50
途中ガレ場が少々
ほとんどは浮石なので注意
捻挫も帰りを考えたら厄介案件です
烏帽子岳でピトっと
2023年09月03日 10:02撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 10:02
烏帽子岳でピトっと
ハイ、烏帽子岳登頂です。
てっぺんの地積、狭っ笑
2023年09月03日 10:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
9/3 10:03
ハイ、烏帽子岳登頂です。
てっぺんの地積、狭っ笑
烏帽子から見た神威
あーあそこまで戻るのか〜(気重)
2023年09月03日 10:34撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 10:34
烏帽子から見た神威
あーあそこまで戻るのか〜(気重)
烏帽子⇔神威の尾根道はこんなカンジが多いです
2023年09月03日 10:41撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 10:41
烏帽子⇔神威の尾根道はこんなカンジが多いです
なんか食えそうじゃね?
2023年09月03日 10:47撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 10:47
なんか食えそうじゃね?
腰痛持ちにはこの手の倒木またぎは、マジでキツい
2023年09月03日 10:49撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 10:49
腰痛持ちにはこの手の倒木またぎは、マジでキツい
そして神威岳
正面の岸壁からは拍子抜けするくらい、裏からの登山路はフツーで笑った
2023年09月03日 11:07撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
9/3 11:07
そして神威岳
正面の岸壁からは拍子抜けするくらい、裏からの登山路はフツーで笑った
神威てっぺんから
百松沢山だったかな?
冬に登る予定
2023年09月03日 11:07撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 11:07
神威てっぺんから
百松沢山だったかな?
冬に登る予定
こっちは砥石山
近日登る予定
2023年09月03日 11:08撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 11:08
こっちは砥石山
近日登る予定
降りる前に少し百松沢コース側から神威正面をパシャリ
2023年09月03日 11:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 11:30
降りる前に少し百松沢コース側から神威正面をパシャリ
足元に集中してて左の沢スジに行きそうになったけど、ピンテのおかげで正気に戻りました笑
2023年09月03日 11:36撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 11:36
足元に集中してて左の沢スジに行きそうになったけど、ピンテのおかげで正気に戻りました笑
とても涼を感じる滑滝です
ずっと居られる(^_^)
2023年09月03日 11:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 11:48
とても涼を感じる滑滝です
ずっと居られる(^_^)
最後に危険箇所です
最初の林道終盤ですが、コレ右は相当絶壁です。
写真で見るより歩けるところは狭いです。
切った倒木も張り出してるので、荷物の引っ掛かりにも注意
2023年09月03日 12:04撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 12:04
最後に危険箇所です
最初の林道終盤ですが、コレ右は相当絶壁です。
写真で見るより歩けるところは狭いです。
切った倒木も張り出してるので、荷物の引っ掛かりにも注意
カーブミラーで笑
2023年09月03日 12:20撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 12:20
カーブミラーで笑
天気はこんな感じ
空が高いー
2023年09月03日 10:36撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
9/3 10:36
天気はこんな感じ
空が高いー

感想

札幌50峰 第9、10座目

天気が良さそうなので、せっかくだから50峰をつぶし
定山渓界隈の50峰で前から気になっていた神威岳の山容が見たくなって、尾根繋がりの烏帽子とセットで挑戦

当初は百松沢から入山を予定するも、林道の荒廃がひどい様で、急きょコビキ沢からの入山に変更
沢スジからの登行って、少し難しさというか敷居の高さを感じていて、積極的に選択する気にはなれなかったけど、百松沢コースが林道無限倒木またぎ状態となっているようなので、腰痛持ちの私はなるべくまたぎたくない!ということで、勇気を出してコビキ沢コースから、となった。

コースの印象は、林道歩きからの沢スジへ取り付いて、高度をあげていく変化があってとても楽しかった。けども、それ以上に熊笹の被りすっごいのと、とても滑るってところかな。
定天も大概滑ったので、こっちは経験済みから対処できたけど、笹の被りはなかなかシンドいレベル
ほとんどが顔かそれ以上の丈になっているので、大体コースに覆い被さっている状態
手でかき分けかき分け進むことになるのだけど、足場が見えないのがなかなか怖い。
根の張り出しや石が見えないのは心理的に疲れる。
神威⇔烏帽子間の連結路は細尾根になっているから、ここでも足場が見えないストレスはあった。
ゆっくり慎重にってことだね。

沢スジの登行はネチョネチョしつつも、エグいほどではなく、楽しめるレベル
スパッツは推奨です。

あと、下り用にストックをザックに差して登ったけど、これが覆い被さる笹藪が枝に引っかかって、何度も引き止められた。
急登では身体を引き上げるところでストックが枝に引っかかってバランスを崩した場面もあった。
今までもそういうケースは何度かあったけど、いよいよ気をつけなきゃ、場合によっては滑落や怪我につながるかもな、と痛感した。
植生が錯雑したコースではストックは持つか、ザックの中に入れる・引っかからないように装着するようにしたい。

念願の神威岳を晴天下で見れたのは幸運だった。
マジでカッコいいわー
頂上からの展望はまあまあだけど、今日のは山行そのものが楽しかった。
熊笹はカンベンだけど、きっとまた来ると思う。
今度はもっと早い時期に来よう。
冬道もあるみたいなので、隣の百松沢山ともども楽しみなお山だ。

今回はしっかり休憩して行動食を積極的に摂取したり、下りはふくらはぎの様子を見たくて、少し小走りで降りてみたり、いろいろ試せて全体的に余裕がある山行だった。
今回もありがとうございました。

余談
小金湯温泉はなぜに休日は入浴料が高くなるのだろう。サービスは変わらないのに…
しかも日曜日はポイントカードの押印もナシとは、これ如何に。

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