三輪山&阿部山田道(608年隋使を迎えた道を辿る)
- GPS
- 09:26
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 520m
- 下り
- 523m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
15日 桜井駅〜巻向駅 箸墓古墳 橿原神宮前駅〜京都 近鉄快速 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三輪山は御神体の為 飲食、排泄、写真撮影等禁止 登拝道以外は立ち入り禁止 狭井神社で登拝料300円収めると三輪山参拝証のタスキをくれる 前日の雪が溶けて特に上部の下りは滑りやすい |
写真
感想
今回橿原考古学研究所友史会の例会で「隋使裴世清を迎えた道」と題して海石榴市(つばいち)から小墾田宮に至る阿部山田道をたどり沿道の遺跡を巡り、当時彼らが目にした景色を体感するという企画を目にし、宿泊がとれたので前日出発し、以前から登りたかった三輪山に登ることにした。
裴世清は608年(推古16年)4月筑紫に到着し、6月難波津に到着。飾船30艘が出迎えた。8月海石榴市に到着。(大和川を水路で到着したとされてきたが陸路説もある)陸路だとすると道が既に造られていなければならない。東京に住む者にとって地理感覚が乏しいので地図で想像する道筋を実際に歩くことにより、といっても阿部山田道が全て解明されているわけではなく、それも推定ではあるが、後世の建物等を消し去り当時を想像して歩いた風景は実に楽しかった。
案内説明してくださった樫考研の学芸員の方が先導してくださったのでこの時間で歩けるが、個人で行くと地図を確認(一部は現在の阿部山田道を離れ当時の道と考えられる道をたどるので地図には道として記載されていない)しながらになるのでもっと時間がかかるだろう。
6世紀後半から7世紀に絞って見学、説明してくださったのでタイムスリップに集中できとても楽しかった。橿原考古学研究所が5時閉館なので「大和の豪族たちと藤ノ木古墳」展を見に行く時間が取れず残念だった。
大神神社は関東で目を引くTVコマーシャルをやっており、以前から興味があった、原初の祭祀が行われていた御神体である三輪山に登拝できてよかった。
3時間位といわれたが各所でお参りしながら登っても1時間半位だった。下って大鳥居から振り返ると稜線が長く伸び、目立つので古代の人たちの信仰対象になったと納得した。桜井市立埋蔵文化財センターで「魅惑の玉」に寄ったがわかりやすい展示で面白かった。
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