淡路街道（和歌山市西ノ庄→粉河）

2015年02月21日(土) [日帰り]

• GPS: 08:53
• 距離: 33.3km
• 登り: 86m
• 下り: 40m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:43
• 休憩: 0:11
• 合計: 8:54

距離 33.3km 登り 87m 下り 52m

7:24 スタート地点（淡嶋道との追分）
8:34 梅原交差点
10:23 六十谷駅付近
11:30 11:31 紀伊駅
12:10 12:20 山口神社鳥居（昼食）
13:30 根来交差点
15:00 南勢田付近の大溜め池
16:18 ゴール地点（大和街道との追分）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

　
★スタート地点
南海加太線 西ノ庄駅徒歩5分

★ゴール地点
JR和歌山線 粉河駅徒歩10分
　

コース状況／危険箇所等

　
淡路街道は和歌山県北部の街道です。
歴史は古く紀伊北部、高野山、大和中南部から
四国、淡路島の玄関口である加太港を結んでいます。
かつての五畿七道の一つ南海道のルートと類似しています。

注意点としては紀伊駅周辺は車の往来が激しい上に
歩道が整備されていないので細心の注意が必要です。
その他は特に問題はないかと思います。
後半は2時間ほどのんびりした区間を歩けます。

トイレ、食事に関しても特に問題はありません。
ローソンなどのコンビニが多数存在しています。
　
ルートは歴史の道調査報告書を参考にしています。
　

写真

2/21 7:19

西ノ庄駅。この日の朝は放射冷却でとても寒かったです。

2/21 7:25

ここからスタート。左の道は加太に通じています。加太〜西ノ庄は淡嶋道として歩いているので今回は直進して大和方面へと進みます。

2/21 7:26

斜めに横切ります。

2/21 7:30

ほぼ道なりです。

2/21 7:36

ここを右へ。角には祠があり古い道であることがわかります。

2/21 7:43

信号のある交差点を左。

2/21 7:46

木ノ本八幡宮の大きな灯篭。

2/21 7:47

木ノ本八幡宮の拝殿は山の中腹にあります。この付近で一番大きな神社で南海電車の八幡前駅は木ノ本八幡宮が由来です。

2/21 7:52

朝は東に向かって歩くので日差しが顔にまともに当たります。

2/21 7:54

古い路地といった感じの道筋です。

2/21 7:58

この角を左へ。真っ直ぐは新道。

2/21 7:59

道なりに行くとここにも祠が。

2/21 8:01

左へ。駐車している車の横を進みます。

2/21 8:02

時おり車が通ります。道幅は狭いです。

2/21 8:04

大きなお堂です。手前に道標があります。左、加太。右、根来。

2/21 8:06

道なりに進み新道と合流します。

2/21 8:26

土曜の朝なので通勤車が多く通ります。

2/21 8:33

梅原交差点。この付近が孝子越え道との追分。

2/21 8:34

旧道の名残を進みます。

2/21 8:36

左斜めの道へ。ここで和歌山城下への孝子越え道と分かれます。

2/21 8:38

ここを右へ。この付近は用水路の関係で複雑です。おそらく昔は斜めに道があったものと思われます。

2/21 8:39

この先は用水路沿いを進みます。

2/21 8:45

大きな木の先で川の右側に出ます。

2/21 8:47

南海本線の踏切を渡ります。

2/21 8:51

のどかな一本道。

2/21 9:01

平井峠が見えます。かつては和歌山と泉南を結ぶ道の一つが平井峠越えでした。孝子観音付近へと続いています。現在は道路工事のため行くのは困難なようです。

2/21 9:05

道なりに。左方向へ。

2/21 9:09

蓮乗寺には雑賀孫一のお墓があります。

2/21 9:20

この付近は国体に向けて国道バイパス工事の真っ最中です。左へ。

2/21 9:21

旧道の名残り。横断歩道で右側に渡ります。

2/21 9:22

ここを右へ。すぐに左へ。かつては弧を描くように道があったと思われます。

2/21 9:23

学校によって分断されています。左へ迂回して向こう側へ。

2/21 9:29

学校の反対側。道自体は残っているようです。

2/21 9:35

拡幅された道を進んでいきます。

2/21 9:39

斜め右方向にある旧道へ。

2/21 9:41

左へ道なりに。県道と交差します。

2/21 9:44

ここを右へ。

2/21 9:48

川を渡ります。

2/21 9:49

旧道へと降ります。

2/21 9:51

ここを左へ。道なりの右への道は違います。

2/21 9:52

この先で右へ。

2/21 9:59

伊達神社の大きな鳥居。

2/21 10:00

ここで右に曲がります。資料によっては真っ直ぐ進み六十谷駅の北側を通るものもあります。

2/21 10:02

ここを左へ。県道と合流します。

2/21 10:18

六十谷駅付近は工事の真っ最中です。

2/21 10:23

左へ。川を渡ります。

2/21 10:25

風情ある旧道入口。道なりに進みます。

2/21 10:30

狭い路地です。

2/21 10:31

県道に合流します。

2/21 10:37

合流付近。左に進むという説もあります。すぐに下がって県道に合流するのですが左は雰囲気的に違うような気がします。

2/21 10:42

旧道入口。左へ。

2/21 10:44

道なりに。

2/21 10:48

ここは左へ。

2/21 10:51

右に曲がって郵便局の先で左に曲がると県道と合流します。

2/21 10:58

旧道の痕跡。左の道を弧を描くように進んで阪和道の下をくぐります。

2/21 11:01

阪和道を抜けた後、左に進みます。

2/21 11:02

進んだ先で右に曲がります。高速道路建設でぶった切られた旧道が復活します。

2/21 11:02

県道と交差します。

2/21 11:08

コンクリ舗装の道を進みます。

2/21 11:17

左へ。

2/21 11:24

道なりに進み県道と交差します。

2/21 11:27

この先が紀伊駅付近。左に曲がりますが交通量多めなので注意しましょう。

2/21 11:30

紀伊駅。

2/21 11:32

県道の南側に旧道が残っています。右斜め方向へ。

2/21 11:33

このような道を進み県道と合流します。

2/21 11:34

右斜め方向へ。再び旧道へ。

2/21 11:36

火の見櫓のある光景。橋を渡ります。

2/21 11:39

左に曲がり県道と合流します。

2/21 11:41

県道には歩道がないので要注意です。

2/21 11:42

旧道は斜め左に弧を描いて進んでいたようですが痕跡がなくなっています。

2/21 11:44

反対側。痕跡皆無です。

2/21 11:47

膨らんでいるのは旧道の痕跡。

2/21 11:48

左斜め方向へ。

2/21 11:49

角に道標のようなものが立っていましたが解読できませんでした。

2/21 11:50

左、そしてすぐに右に進みます。かつては弧を描くように道があったのでしょう。

2/21 12:01

かつてはここを斜め左に山口神社の鳥居付近へと道があったそうです。

2/21 12:03

ローソンの手前で左に曲がります。

2/21 12:13

山口神社鳥居前の道が旧街道。右へ。

2/21 12:15

紀伊側を見てみると田んぼの形状に旧道の名残を感じさせられます。

2/21 12:22

この付近は熊野古道としても案内されています。

2/21 12:23

左へ。右の敷地は墓地ですが道標が移設保管されています。

2/21 12:26

看板のある場所で右へ。真っ直ぐは紀州街道で大阪へと続いています。

2/21 12:28

角にあった埋没道標。ねごろと書かれていると思われます。

2/21 12:31

この付近はウネウネした道筋だったようです。今の県道は新道です。右斜め方向に道がありました。

2/21 12:32

ここも右斜め方向に道があって右手に祠が2つ連なっています。

2/21 12:34

ここは左斜めに弧を描くように進んでいたようです。

2/21 12:34

田畑との境目がまんま旧道です。

2/21 12:39

直進します。

2/21 12:41

左方向の旧道へ。

2/21 12:42

曲がってすぐに右へ。道標があります。

2/21 12:42

かだ、いずみの文字が見て取れます。

2/21 12:45

県道と交差します。

2/21 12:46

ここにも埋没道標。右こかわと書いているようです。

2/21 12:47

つき当たりを左へ。

2/21 12:50

県道に合流します。

2/21 12:54

旧道入口、斜め左方向へ。この付近の手前では旧道が一部消滅しているのですが跡形はなくなっています。

2/21 12:58

道なりに右へ。

2/21 13:01

ぐるっと弧を描くように進みます。

2/21 13:09

県道と合流。

2/21 13:12

橋を渡って製作所の建物の横の旧道を進みます。

2/21 13:13

橋付近で振り返るとかつての橋台の土盛りが残っていました。

2/21 13:15

正面の建物の裏を回りこむように進みます。

2/21 13:22

軽トラが止まってないほうの右側の道を進みます。

2/21 13:24

長閑な光景が続いていきます。

2/21 13:26

右に曲がります。

2/21 13:26

この付近が根来。左に曲がり県道に合流。

2/21 13:35

双体道祖神もありました。

2/21 13:46

左斜めへ。

2/21 13:48

県道と交差。

2/21 13:49

このような旧道を通り再び県道と交差します。

2/21 13:55

道なりに進みます。

2/21 13:58

県道と交差。渡って斜め右方向へ。

2/21 14:00

左へ。ここからはほぼ一本道です。

2/21 14:03

真っ直ぐ。人も車も合わない光景が続きます。

2/21 14:22

道幅は狭めです。

2/21 14:27

左に紀泉の山々を見ながら歩きます。

2/21 14:28

高野山方向の眺め。

2/21 15:02

この付近は大きな溜め池が多いようです。

2/21 15:03

実に長閑です。

2/21 15:17

大きな溜め池と池の間を進みます。

2/21 15:27

道路を渡ってY字路を右へ。

2/21 15:33

高野山方面の山々が大きくなってきました。

2/21 15:57

粉河の集落に入ります。

2/21 16:00

西国三十三カ所の粉河寺があるので街道沿いは宿などで賑わっていたようです。

2/21 16:01

つき当たりを右へ。左から貝塚からの粉河街道と合流します。

2/21 16:02

横断歩道の先で左へ。

2/21 16:05

右へ。

2/21 16:08

左斜め方向へ。

2/21 16:10

真っ直ぐ進むとJR和歌山線の線路があります。地元の人は渡っているようですが危険なので迂回するのが無難でしょう。

2/21 16:12

線路を越えて左へ。お地蔵さんの祠があります。

2/21 16:17

最後のカーブ。

2/21 16:19

ここで大和街道（和歌山）と合流します。左方向は大和、伊勢。右は和歌山城下です。

2/21 16:19

追分には立派な常夜灯と道標があります。

撮影機器：

Canon EOS M Canon

装備

個人装備

ザック(1) 手ぬぐい(3) 日焼け止め(1) 帽子(1) サングラス(1) 行動食(2) ペットボトル（500ml）(1) カメラ(1) iPhone（充電器含む）(1) 折り畳み傘(1) ザックカバー(1)

感想

yaonyaosuke2

　
新年2回目の街道歩き。
冬はスキーシーズンと重なるので歩きは少な目です。
そんな中、気になっていた街道の一つが淡路街道でした。

紀ノ川沿いに進む街道ですが歴史が古いからか
消滅している箇所が多めで実に歩きがいと調べがいがありました。
後半のなんとものどかな光景は約2時間近く続きましたが
驚いたことに人はおろか車とも出会うことはあまりなく
大阪近郊でこんな場所があったのかと新たな発見でした。

近年、この地域では高規格道路が整備されてきたりと
道路事情に目覚ましい発展を感じさせられます。
国体に向けさらなる発展していくかもしれませんね。
　
なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
http://borabora.seesaa.net/article/444816624.html