鋸岳
長野県
kazuce
- GPS
- 56:00
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,394m
- 下り
- 1,393m
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標高グラフを拡大| 天候 | 20日 晴れ 21日 晴れ 22日 曇り・小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年02月の天気図 |
| アクセス | 戸台川 登山口 |
写真
前日夜から明方までかなり冷え込みました。朝3時でー12℃程 朝7時前後で ー8℃
目覚めが早過ぎたので2度寝してしまい出発が遅れてしまった。
朝3時でー12℃程 朝7時前後で ー8℃
目覚めが早過ぎたので2度寝してしまい出発が遅れてしまった。
角兵衛沢上部�� 振り返り撮影ここから少し上部へ進み樹林帯で先行者と出合いラッセルのお礼をしてラッセルを交代して進む。
然しながら、急斜面で雪が締まっていないので中々進まず。
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ここから少し上部へ進み樹林帯で先行者と出合いラッセルのお礼をしてラッセルを交代して進む。
然しながら、急斜面で雪が締まっていないので中々進まず。
角兵衛沢下部から上部にかけて単独でラッセルをしていたSさん。※ロープ・登攀具・テント等の装備の重負荷にもかかわらずパワフルに登っています。
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※ロープ・登攀具・テント等の装備の重負荷にもかかわらずパワフルに登っています。
鋸岳 第1高点が近くなってきましたが、本日のコンデションでは山頂まで2時間〜3時間以上を費やすので13:15分に折り返し下山とします。(2350mP)
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山頂まで2時間〜3時間以上を費やすので13:15分に折り返し下山とします。(2350mP)
下山時にSさんと言葉を交わしお互いの健闘を祈りながら別れる。※彼は朝2:00に戸台から入山しこの時点で既に12時間前後行動していてるのに疲れた感じは見受けられなかった。
Sさんありがとうございました。
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※彼は朝2:00に戸台から入山しこの時点で既に12時間前後行動していてるのに疲れた感じは見受けられなかった。
Sさんありがとうございました。
感想
今回の山行は以前より計画していた冬期の鋸岳縦走を実施した。
当初の計画通り戸台川から角兵衛沢取付点にて幕営し、そこから角兵衛沢を登り第1高点へ進み第2高点へ繋いで熊穴沢を経て角兵衛取付点に戻るというものであった。
然しながら結果は見事に敗退となった、
2月20日 午後1時より戸台川より入山し午後4時過ぎに角兵衛沢取付点に着き幕営。
翌21日の6時に出発にする予定が午前3時に目覚めてしまいまた寝てしまった。
この時の外気温は−10度前後であった。
次に目覚めたのは6時を回っていたので急いで食事をしロープ・登攀具を装備して7時過ぎに出発。
角兵衛沢からは新しいトレースがありそれを辿って登るがペースが上がらない為、1500mPにロープ・登攀具をデポした。
この時点で第1高点〜第2高点への縦走は実現不可能となる。
それでも第1高点を目指しペースを上げながら登るが雪質が悪く時間がかかる。
出発から4時間程でやっと角兵衛の大岩まで着き小休止。
そこから直ぐに雪崩地形のルンゼに差しかかり左岸の落石を気にしながら慎重進む。
ルンゼ左岸の氷瀑の写真を撮りながら急斜面を暫く進むと樹林帯さしかかる。
雪と格闘しながら急斜面の樹林帯を登っている時に先行者が休憩していた。
挨拶をして話を訊くとその方（Sさん）は早朝2時に戸台から入山してきたとの事であった。
ラッセルのお礼を言い、今度は自分がラッセルして進む。
雪質は締まっておらず踏み固めてラッセルするのは至難を極める。
それでもルンゼの雪質やラインを探りながらルートを切って登る。
登高スピードは中々上がらないが何とか鋸岳の第1高点が間近に見える所まで来た。
しかし、この既に13時を過ぎている。
ここから第1高点まで進むにはまだ2時間以上は要すると思い敗退する。
折り返しのすれ違いでSさんと少し談笑し健闘を祈り別れる、
敗退を決めてからの行動は早いがこのルンゼの下降は慎重に下りなければ危険なので非常に気を使った。
やがて左岸樹林帯の出口付近に戻った時に2人PTの方と会った。
立川・白馬からの方達で屈強そうな方達であった。
ここから角兵衛の大岩まで慎重に下り安全圏の樹林帯へ進む。
ここで小休止。
後は1500mPにデポした装備の事が頭から離れず急いで下りる。
途中トレースが入り乱れている箇所はあったが無事回収。
テントには16時50分に到着。
疲れが蓄積していたのか直ぐに寝てしまった。
夜中23:00頃に一旦起きてしまった為、食事を摂る事にした。
先程のSさんや2PTの方々の事が気になり自分なりに彼らの各々についての考察をしながら
カップヌードルを食べた。
その後コーヒーを飲んでから就寝。
今夜は、昨日と違い暖かい。
昨晩はテント内は−2℃で中のペットボトルは凍りテント裏は氷がパラパラ落ちたが今晩は結露で水滴が酷い。
翌朝6時に起床。
食事を摂らず早々テントを撤収し角兵衛沢を後にする。
7時過ぎに出発し戸台川駐車場へは9時30分前後に到着。
その後、仙流荘でお湯に浸かり食事をして帰路に着く。
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ルンゼで出会ったものです。
結局コル近くまでラッセルがひどくコルに着いたのが5時ごろでした。
それから雪洞掘ってビバークして、翌日は朝から天候が悪かったので第一高点だけを踏みさっさと降りてきました。
降りる途中3人の方と出会ったのですが第二まで行かれてたようです。
実力不足を感じながら2時前には下山できました。
無事でよかったです。お疲れ様でした。
先日はありがとうございました。
それと明るいうちにコルまで着けて良かったです。
天候の事もありテント内で心配してました。
それにしてもあのコンデションの中で15時間に及ぶタイトな登高には恐れ入ります。
それと僕も下山時に２人ＰＴ（ＢＤ白のヘルメットの方・マムートのイエロージャケット）
の方々にお会いしましたが。。。あと１人は？？
こちらは第１高点にも及びませんでしたが久しぶりに充実した山行になりました。
また何処かの山でお会いしたいですね。
ではまた宜しくです。
こんちわ
夏場に二回ほど下見して三月にもと手薬煉ひいてましたが・・こりゃ、たいへんだ
膝下のラッセルご苦労様です。
夏場の崩れる足場もたいへんですが、この雪の量もまたアルバイトですね・・
お疲れ様でした・・
さてさて・・どうするか・・
でわでわ
edayasujiさん初めまして。
今回予想以上に雪がありました。
上部はクラストしている状態を想像していましたが甘かったですね。
でもそれが冬山という事なのでまた機会をうかがいチャレンジしようと思います。
ではまた宜しくです。
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