【甲斐駒ヶ岳・駒津峰・双児山】〜北沢峠より過去の記憶を辿って〜


- GPS
- 05:55
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,249m
- 下り
- 1,239m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:54
天候 | 天候:山麓は朝のうち晴れ。上部は曇り&ガスまみれ 風:山腹から山頂まで無風〜微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
■アクセス ・中央道/伊北ICより一般道を利用し、仙流荘の少し先にある ”南アルプス林道バス利用者駐車場”へ(7:30着) <中央道/伊北ICから南アルプス林道バス利用者駐車場まで> ・距離:約29km ・所要時間:渋滞無しの直行で40分(Googleマップのナビによる) ■駐車場について ・駐車場は上記の通り、南アルプス林道バス利用者駐車場を利用 ・駐車料金:1,000円/台(5日以内) ・ゲート無し、24h入庫可 ■仙流荘から北沢峠までの移動について ・仙流荘前のバス停から”南アルプス林道バス”を利用して 北沢峠まで移動します。 ・この日は平日ダイヤで8:05始発の便に乗りました。 <混雑状況> *9月の3連休明けの平日でしたが、7:30過ぎの到着で既に バス待ちの行列ができていました(正直、ビックリしましたが…) それでもこの日のバスの配車は3台で全員着席で移動できました。 (平日でこの状況だと休日はもっと凄い行列が出来ていると思います) *駐車場は平日7:30過ぎの到着で手前は満車。 奥は5割程度の駐車場状況でした。 *南アルプス林道バスの料金、時刻表、駐車場などの詳細はこちら↓ https://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html ■コンビニ ・伊北ICを出てすぐのところに1軒あります。 その後の一般道沿いにも数軒見かけました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【ルート状況など】 2023/09/19 現在 <全般> ・北沢峠から甲斐駒ヶ岳山頂まで、踏み跡明瞭で標識類もしっかり 設置されており、特に問題なく歩ける印象です。 ・今回のルート上に山小屋やトイレはありません。必要な水や食料は 山上で補給できないので、全て持参する必要があります。 <甲斐駒ヶ岳・直登ルート> ・岩場主体のルートで手足をフル稼働させて大岩を攀じ登る箇所が 有ります。今回は登りで使いました。 ・岩にマーカーがついており、迷うことはそれほどないと思いますが 一部、分かりづらく見失うこともあるので注意してください。 ・途中、鎖場などもありますがルート自体の整備状況は良い印象。 しかし、一歩間違えれば転滑落の危険を伴うルートです。 <甲斐駒ヶ岳・巻道ルート> ・花崗岩の白砂大斜面を経て山頂へ至るルートです。 ・今回は下りで使いましたが、特に下りではフラットで急傾斜な 登山道の上に花崗岩の白砂が乗っているのでザレて非常に滑りやすく スリップからの転滑落に要注意のルートです。 (写真の方にも記載してありますのでご確認ください) |
その他周辺情報 | <下山後の温泉はこちらを利用しました> ■信州高遠温泉 ”さくらの湯” https://www.ina-city-kankou.co.jp/sakuranoyu/information/ ・利用料:600円 ・内湯、露天それぞれ1槽ずつで湯温はやや熱めの印象(42〜43℃) ・シャワーは制限なしで使いやすいが、お湯の出はやや弱い。 ・利用料も安く、地元の大衆浴場といった雰囲気の温泉施設だった。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
「今日はガラガラだろうな…」と思っていたのでマジでビックリ!💦
でもこれでバスの配車は3台程度。これだと休日は凄いことになっているんだろうね
それほど難儀することはないと思いますが、それでも一歩間違えば
転滑落で大事故に繋がる可能性があるので、気を引き締めて臨みます
ありがとうございました。まぁ、今日はヤマレコの記録上で未踏だった
百高山の駒津峰を踏むことがメインだったので良しとしよう…
何とか15時発のバスに間に合ってホッとしていたら、
林道の途中で工事車両が故障し道を塞いでバスが通れないとのこと…
故障車両のところでその下流側に待機していたバスに乗り換えて帰還しました
最後は色々あったけど、久々となる北沢峠からの甲斐駒、楽しかったです♪
感想
甲斐駒ヶ岳といえばヤマレコでも黒戸尾根からの山行記録が多数挙がっていますが、今回の北沢峠からのルートは距離も短く高低差も1000mほどでそれほど厳しいルートではありません。
黒戸は過去に9月とお正月の2回ほど歩きましたが、あの長大な尾根を経ての登頂はそれなりの達成感があります。
その一方で北沢峠からのルートは個人的にヤマレコ登録前に辿った思い出のルートなので、今回は甲斐駒というよりもヤマレコ上の記録で未踏となっていた百高山の駒津峰を踏むことが主な目的でした。
その場合、黒戸の往復で甲斐駒の山頂を越えての駒津峰では、さすがにこの脚では厳しいので、今回は私のアルプス登山のルーツともいえる北沢峠からのルートで再訪することにしました。
約10年ほど前に始めた登山ですが、その初心者だった頃に辿った今回のルート。
その中でも甲斐駒本体の直登ルートは岩登りのルート自体が当時はほぼ初体験で、緊張しながら岩肌に取り付いて山頂を目指したことを思い出します。
今、その頃の自分の登山を振り返ると、「そういえばあの頃はどの山へ行っても、どんなルートを歩いても見るもの全てが新鮮でとにかく楽しかったなぁ…」と。
今回はそんな当時のウブな気持ちを思い出しながら歩くことができました。こうして初心に帰ることもまた新鮮で楽しかったです。
最近は新たな景色や感動を求めて未踏の山やルートを目指す傾向が強かったのですが、時には今回のような昔の思い出に浸りながら歩くことも、これはこれで楽しいものだと感じました。
この日は残念ながらガスまみれで眺望は今ひとつでしたが、久しぶりの甲斐駒と駒津峰を当時の記憶を辿りながらゆっくり歩くことができて良い一日だったと思います。
今回は緩めの思い出山行でしたが、この次は新規開拓でガッツリと行きたいところです。
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