八甲田大岳



- GPS
- 06:57
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 733m
- 下り
- 703m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 6:46
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
国立公園の名山、登山道の整備は完全。リスクある箇所は、地獄湯の沢の硫化水素ガス発生地点。長居は禁物。 |
その他周辺情報 | 大岳山頂に店舗などはない。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
コンパス
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ヘッドライト
虫よけスプレー
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感想
日常エリアの近畿から飛んで、奥州津軽の八甲田山へ。岩木山とどちらに登るか迷ったが、自社の共同代表も一緒に行くことになったので、より登りやすい八甲田山に決定。遠征旅行は当日の天気が心配。しかし令和5年9月24日の青森地方は、これ以上はない終日の上天気。しかも八甲田山山上から見えた岩木山は山頂付近にずっと雲がかかっていた。こちらは朝から夕刻まで晴れ続け。登山のコンディションは完璧だ。
しかし朝バスに乗る前に、ロープウェイが落雷による故障につき運休であることが判明。同行の共同代表は何年も登山をしていない訓練ゼロ状態であった(ただし過去に登山経験はある)ので、ロープウェイを使ったコースを計画していた。これができなくなった。なので、もともと私が単独で行く計画であったときに考えていたコースを一部カットした道を、二人して行くことにした。毛無岱から避難小屋に行き大岳山上、降りて地獄湯の沢へ。同行の代表は自分で無理だと思ったらそこで引き返す、ということにした。
同行の代表が追い付くのをゆっくり待つ、というのんびりペースで登った。避難小屋で山頂まで行けるか、と問うて行こう、と応えたので山頂へ。
ただ、ここで私は慣れていない登山者さんへのアドバイスを誤っていた。脚ができていない登山者は、登ることはできても同じ距離を降りることは難しい。下りは地獄湯の谷を通った。ロープウェイがないので、足で降りる以外の選択肢がない。同行の代表のペースが極端に落ちた。彼はスティックがないので私のものを貸し、靴は後で聴いてみるとスニーカーに分類されるものであった。日が傾いても、下山道の半ばにしか進めない。私はこのとき、夜道を二人で降ることも想定した。もしものためにヘッドライトを必ず携帯する癖を付けていたのが、大きな心強さとなった。帰りのバスに乗れなくても、遭難はない。この日は午後も晴れ続けていたのは、まさに不幸中の大強運というものであった。
結局、バスの時刻に10分前に下山することができた。終わりよければすべてよし、ではないが、多くの教訓を得て、また晴天に守られた。山と天と、この素晴らしい山に縁あるすべての人に感謝。
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