両神山 公共交通機関(電車とバス)で日帰り
- GPS
- 05:02
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,402m
- 下り
- 1,396m
コースタイム
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 4:59
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
8:20 小鹿野町営バス・西武秩父駅線(西武秩父駅-薬師の湯)・薬師の湯行 ④乗り場 9:10 薬師の湯バス停着 9:20 薬師の湯バス停発 日向大谷口行バス 9:48 日向大谷口バス停着 15:12 日向大谷口バス停発 15:45 薬師の湯バス停着 16:00 薬師の湯発 西武秩父駅行バス 16:47 西武秩父駅バス停着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースの95%は乾いていたが、沢沿いや一部の箇所は濡れていた。 晴れてコースが乾いていれば、危険な箇所は殆どない。(雨ならかなり滑り易く危険なように見えます) ピンクリボンが結構あるので、ピンクリボンを目印に進めば、道迷いにはそうそうならないように見えます。 登山中2度手にデカい蚊(?)が止まって血を吸おうとしたが、すぐに気づいて払った以外に虫には襲われなかった。 アブもいるが付き纏われることはなく、涼しいこともあって快適だった。 |
写真
感想
西武秩父駅発 薬師の湯行のバスに乗車した際、運転手の方が両神山かダリア園に行く方は挙手するようにと言い、該当の方は薬師の湯バス停で乗り換えが必要なのと、乗り換え用の切符を渡すのでこのバスを降車する際に500円を現金で支払い、その引き換えに乗り換え用の切符を受け取って下さい。そして薬師の湯バス停発の日向大谷口行きバスで乗り換え用の切符を提示すれば、降車時にお金を払う必要は無いとの説明を受けた。
私はてっきり両神庁舎前バス停で乗り換えるものとばかり思っていたが、薬師の湯バス停がターミナルになっているので、そこで乗り換えるよう指示された。
乗り換えのバスは小型バスで、西武秩父駅から日向大谷口までトータル1時間半なのにバス代は500円しかかからない、安すぎ。
取り敢えず予定通り9:49頃に日向大谷口バス停に到着、登山届は西武秩父駅に到着する前に埼玉県警にスマホよりweb申請をしていたので、登山の準備をしてから登山開始。
因みに平日の為か、バスの乗客は少なく、大半がダリア園で降車した。
登山開始後、登山口から0.6km付近で大きなリスが登山道を横切り近くの木に凄い速さで登っていったのを目撃。(下山時にほぼ同じ場所でムササビかモモンガが崖から凄い速さで近くの木に飛び移るのを目撃)
登山口から1.8kmまではほぼ平坦で多少のアップダウンがあるくらい。帰りのバスが15:10発なので、かなり急がないと間に合わないらしく早歩き(トレランは禁止の表示が登山口付近にあった)で1.8kmの地点を通過、その後も出来るだけハイペースで歩き続けた。
涼しいのと、あまり脚力(っつーか馬力というか)を必要としないコースな為、大して疲れもせず汗もいつもより少ない。
清滝小屋までは数ヶ所鎖場やロープを使う箇所があるにはあるが、登山時には使わなくても登れる。(寧ろ下山時にあって助かった)
清滝小屋からが本番とネットで見たが、確かに鎖場が何ヶ所かあるが難易度は低く、むしろ最近手を使う登山をしていなかったので、ちょっとしたアスレチックみたいな感じで面白い。
結局最後まで馬力が必要と感じず、あっさり頂上に到着。神奈川の鍋割山と奥多摩の御岳山ロックガーデンと大岳山を足して割ったような感じの山だなという印象。あと、平日なのでマイカーで来た登山客も少ない。
登頂まで2時間50分と想定していたが、2時間20分で登頂、ちょっと早く着きすぎた。
頂上の数m手前から見える景色がとても良い。
ここからグンマー方面を見ると凄い奥地に来てしまったように感じるが、私が山頂から見たい景色とはまさにこのような景色なのです。
頂上は狭く、小さなアブが何かが数匹うるさく飛んでいるため長居はしたくなかった。
登りより降りのほうが危険だと登りながら感じていたし、何より帰りのバスが15:10発な為、滑落しないよう慎重に時間調整しながら下山。登山口のバス停付近で靴の洗い場がないようなので、沢を渡る際に靴底の泥を落としたり、登山時には見落としていた景観を楽しんだりしてゆっくり下山。
結局下山の方が登山より時間をかけてしまい、2時間30分かけて下山完了。
帰りのバスは15:11にバス停に来て、15:13にバスを出発。15:45に薬師の湯バス停に到着した。
因みに薬師の湯は定休日だった。
日向大谷口バス停からバスに乗車した際、運転手の方より乗り換えの有無を訊かれ、薬師の湯バス停で乗り換えなら、今から配る乗り換え券を受け取るよう言われた。
薬師の湯バス停で降車の際200円を現金で支払い、西武秩父駅行のバスに乗る際に乗り換え券を提示し、西武秩父駅で乗り換え券と一緒に300円を現金で支払った。往路と復路で支払い方法が少し違うのは興味深い。
西武秩父駅に到着し、祭りの湯に入浴後、酒匠屋台でビールとしゃくしな漬を試飲・試食、やはり美味い。登山後に最強過ぎる。
登山前は正直気乗りしなかった。アクセスが非常に悪いことで有名なのと、帰りのバスの本数が少な過ぎ、滑落して怪我をする登山客も少なくないらしい。この山に登山した理由は、登山口最寄りの駅が今私のお気に入りの西武秩父駅(三峰駅は本数が少ないので除外)だったからというだけだったが、正直来て良かった。登山口からの往復が10km、手を使う箇所もあり、程よく疲れる。
西武秩父駅から1本で行けて、バスが30分毎にあれば是非また来たい。
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