天狗岩の南面を見に行ったら赤沢山の西面も良かった件

2023年09月30日(土) [日帰り]

• GPS: 09:17
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,457m
• 下り: 1,449m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:08
• 休憩: 0:09
• 合計: 9:17

距離 18.8km 登り 1,460m 下り 1,453m

5:53 南天山登山口
8:56 8:57 天狗岩
10:50 10:51 大山
11:39 11:40 三里観音
12:11 12:17 赤沢山
15:10 南天山登山口

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

南天山登山口駐車場から周回

コース状況／危険箇所等

登った尾根の取付きから高度1200mぐらいまで、P1785を過ぎてからのトラバース、赤沢山の一般道から逸れて尾根の降り始めの急斜面、降った尾根の1350m辺りから大山沢林道に到達するまでも急斜面

写真

9/30 5:59

おはようございます。今日も中津川。南天山登山口駐車場に車を止めて大山沢を周回します。

9/30 6:57

林道を1時間程歩いて、橋の袂から大山沢の左岸尾根に取付く。手足総動員の急こう配を暫く我慢。

9/30 7:46

この尾根はずっと広葉樹の自然林で明るく気持ちいい。所々倒木と馬酔木・シャクナゲの薮があって歩きにくいけど。

9/30 7:56

1370m辺りで大岩出現。右手に尾根直登もできるようだが、大岩の岩根左側に明確な巻道があったのでそれを辿る。

9/30 8:12

巻道の途中から尾根に登り返したところ、正面に天狗岩が見えた。

9/30 8:19

稜線上にまた大岩。ここも左の巻道を辿る。

9/30 8:21

倒木を越えて、ここから尾根に復帰。

9/30 8:41

1560m辺りの平地、大樹が一杯。

9/30 8:45

P1607 手前は倒木祭り。右手に尾根を少し降りる。

今日はこれを見に来た。天狗岩の南面。15m〜20mぐらいの垂直の大岩。前に探検隊の皆さんと天狗岩に来た時はこの大岩の上で撤退した。

9/30 8:56

右(東)側は無理そうだが左(西)側は巻けそうな感じ。

9/30 8:56

ガスで湿気が多いんだろう、サルオガセが一杯。

9/30 8:59

P1607に戻る途中。左(東)側は切れ落ちている。チェンスパ履いてるんで根っこや小石で足を取られないように慎重に歩く。

9/30 9:11

この辺りの稜線では倒木と馬酔木・シャクナゲ薮はディフォルト

9/30 9:22

ゼイゼイ、ハアハア。歩きにくい。

9/30 9:26

こういう所があるからやめられない。

9/30 9:32

いいねぇ。

9/30 9:53

道一杯、崩落土砂で埋め尽くされた林道に到達。

9/30 10:08

小休止して、ここから尾根に復帰。中央に薄い踏み跡。

9/30 10:22

尾根の稜線の少し下を巻くように踏み跡があったが、ここが今日の核心部だった。巻かずに稜線を進んだ方が多分安全。

9/30 10:24

ここが一番怖かった。山側の岩や木の根にしがみつきながら恐る恐る渡る。
※この判断が運が悪いと事故の原因なんだよね

9/30 10:32

尾根に復帰、ピークが目の前。きれいな尾根だ。

9/30 10:37

来たりし方向。ふかふかの苔がとてもきれい。

9/30 10:50

P1860、大山到着。初めまして。ストックが突き刺され、山頂標はshuchanさん作。

9/30 10:55

大山ピークを振り返る。

9/30 11:03

林道終点に降り立つ。林道方向にはロープが張ってある。

9/30 11:24

三里観音。お賽銭を上げ、ここでお昼。

9/30 11:44

紅葉も始まった。

9/30 11:50

この辺りは庭園のような雰囲気。

9/30 12:07

一般道を離れ稜線上に登り、ついでに赤沢山の西面を見に来たら・・・。
岩の大きさと岩肌の美しさに圧倒された。

9/30 12:07

左(北)側。右の大木に標識が付いていたが古くて文字は不明。

9/30 12:08

右(南)側。白い岩肌と緑の苔の対比が素晴らしい。もう少しすれば、赤も加わる、最高だろうなぁ。

9/30 12:08

大岩の岩根を左に巻いて、苔の斜面を這い上がる。右に行けば大岩の頂上、左に登れば赤沢山頂上。

9/30 12:14

大岩の頂上。

9/30 12:14

奥は三国山辺り、中央のトンガリが天狗岩。天狗岩の手前が登ってきた大山沢の左岸尾根。

9/30 12:15

来たりし方向。中央の三角が大山だと思う。

9/30 12:53

赤沢山から北に向かう尾根の1660mピーク手前の開けた所で休憩。

9/30 13:16

ピークから北北西の支尾根を辿り、1540m付近。この辺りは穏やかな尾根だが、大山沢林道が近づくと急勾配。

9/30 13:54

滑り落ちるようにして沢に降り立つ。沢水で汗や泥を落としてサッパリ。

9/30 14:10

崩落個所、振り返り写す。何とか歩けます。この後、1時間程林道を歩いて駐車地に戻る。
お疲れ様でした。

撮影機器：

A203SO Sony

装備

MYアイテム

mame302

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス GPS ファーストエイドキット 保険証 タオル チェンスパ

感想

mame302

以前、歩いた天狗岩の先が見たくて大山沢を周回してきた。展望はあまりなく、黙々と急斜面、ヤセ尾根、薮を歩くどMルートだが苔や岩場の綺麗なとても美しいルートだった。
ルートの参考にさせてもらったthin_riderさん、いつもありがとうございます。

※遭遇した動物：鹿1頭(鳴き声は何か所もあった)、リス1匹

コメント

ぶこうざん

mame302さん、こんにちは。
通行止めが解除されたし落葉したらいってみようと思っていましたが、早速行ってみましたね。
天狗岩周辺はまだまだまだ緑が生い茂ってる様子・・・、遠慮しないで直登してもらってよかったのですが、あえて取っておいてくれたのはさすがマメさんの優しさでしょうか(^_-)-☆
貴重な情報ありがとうございます、お疲れ様でした。

mame302

ぶこうざんさん、こんばんは。
南面を下から覗いてみて、YAMAPのお二人さんはよくこんな所を登ったもんだと感心しきりでした。自分は眺めるだけでも十分行った甲斐がありました。大山沢の左岸尾根も稜線を2ヶ所巻いていますが、直登すると岩場が楽しめる所があるようです。最近はハーネスが必要になるような山歩きをしていませんので機会がありましたら同行させてください。
コメントありがとうございました

chii1961

mameさん　こんばんは

奥秩父らしいコースですね！なんか楽しそうなので、もう少し寒くなったら、ぜひご一緒させてください。

mame302

chii1961さん、こんばんは。
年内に今回歩いたルートの内側（登りは大山沢の沢沿い、降りはP1506の尾根）を使って十文字山をピストンすることを計画してます。十文字山が埼玉県の山（分県登山ガイド）のラストなんです

風太郎

mame302さん、こんにちは。

26日にchi-sukeさんのお墓参りに行く予定ですが、流石に何度も同じルートは何なので、今年は十文字小屋小屋泊まりを考えていました。その為の面白そうなルートを探していたらこのレコを発見しました。
逆周りなので天狗岩には行けませんが、それはまた後日に計画しようと思います。面白そうなルート、ありがとうございます

mame302

風太郎さん、こんにちは。

毎回、精力的な山行のレコアップ、楽しませていただいております。十文字小屋泊りですか、いいですねぇ。自分ももう少し銭闘力を付けたら十文字小屋に泊まってみたいと思っています。そう言えば、アヤモエさん達のグループでも慰霊登山のレコがあがってました。

赤沢山に向かう時、写真29の所から一般道を離れて緩い尾根沿いに薄い踏み跡があります。それを辿れば、写真30の赤沢山の西面の白壁に着きます。とても綺麗な大岩でした。

赤沢山からは多分、ムササビ山への尾根を辿られるのでしょうが大若沢への最後の降りは十分ご注意ください。釈迦に説法の様で恐縮です

風太郎

今回はお花は南天山登山口からピストンで大若沢休憩所に最初に献花し、mame302さんの逆周りで赤沢山へ。それから十文字小屋泊まりの予定です。翌日は三国山〜南天山で戻る周回を考えています。

mame302

なるほど、レコアップ楽しみです☺️
お気をつけて！