岩殿山

2023年10月02日(月) [日帰り]

• GPS: 04:10
• 距離: 6.9km
• 登り: 637m
• 下り: 727m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:01
• 休憩: 0:09
• 合計: 4:10

8:28 スタート地点
9:37 9:43 三社権現
10:05 10:06 天狗岩
10:36 10:37 岩殿山
11:21 11:21 天狗岩
11:41 11:42 三社権現
12:38 岩殿寺

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

10/2 9:03

戸隠の九頭竜社から分けてもらった。

10/2 9:07

雷神社

雨乞に効果あったらしい。

10/2 9:08

農業には水が必要、日照りの時は水も神頼み

10/2 9:34

戸隠の学問行者と同じかな？

10/2 9:35

10/2 9:36

学問行者の墓がここにあったのか！

10/2 9:49

北アルプスは雲の中、手前は京ケ倉

10/2 10:34

三等三角点　岩殿山　1007.62m
右側は生坂村で松茸の止め山　今年は猛暑で不作、キノコの気配なし

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

treeapple

久しぶりの岩殿山、20年くらい前に来た時のことを思い出す。

確か季節は晩秋、簡単な里山なので登山道歩いているだけではつまらない。三社権現から北に続く尾根を進みいくつかのピークを過ぎた。

そろそろ帰ろうと思い来たルートを引き返したが、今通ったばかりのルートが落ち葉に埋もれてわからない。何回も行ったり来たりしたがどうしても岩に邪魔されて来たルートに出ない。

里山なので適当に下れば登山道に出るだろう、と思い沢地形を下り始めたが、いくら降りても谷地形が深くなり沢の傾斜もきつくなっていく。
おかしいなと思ったがどうしようもない。

小さな滝等をいくつか下り進むと、下の方に谷の出口が見えてきた。
ホッとしさらに下り谷の出口を見下ろすと、対岸には車が通っている。
助かったと思い進むと足元に落差50mくらいのスラブが滝となっている。
これはどう見ても無理、降りてきたルートを引き返すのも無理、完全に進退窮まってしまった。

秋の日は短い、深い谷底は日が落ちてうす暗くなって、時間的余裕もなくなってきた。

進むのもダメ、引き返すのもダメなら谷の両側に聳える岩を登り尾根上に出るしかない。ブッシュを利用して右岸の岩を登り上げ尾根の上に出ることが出来た。

細尾根を進むとスラブのナイフリッジが現れストップ、これを巻くため、少し下り雲梯のようなトラバースしてクリア、悪戦苦闘して生還することが出来た。
里山と舐めて知らない沢に入ったためひどい目にあった。
岩殿山は至る所に危険なところのある山、良い教訓になった。