富士を目指して7•ぽんさんの愛岐三山縦走(道樹山・大谷山・弥勒山)


- GPS
- 06:53
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 735m
- 下り
- 663m
コースタイム
天候 | 晴れ ときどき くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:【名鉄バス】高蔵寺北口行・植物園BS 乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありません。5才の次男坊でも全然大丈夫です。(EK度数:18.7) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(着用)
Tシャツ(着用)
ズボン(着用)
靴下(着用)
サポートタイツ(着用)
登山靴(着用)
防寒着
雨具
日よけ帽子
ザック(カカポ35L)
クッカー(昼食・ガス)
行動食
笛
ハイドレーション(2.0L)
予備飲料(500ml)
スマートフォン(IPhoneにてGPS・カメラ兼用)
ファーストエイドキット
保険証
腕時計
タオル
登山届
Silvaコンパス
地図
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共同装備 |
ツェルト
ヘッデン
|
感想
子供達の目標は『富士山を登る事』。今年の夏に家族で富士山を登るために、毎月子供達を連れて山へ出掛けるようにしています。 わが家で一番小さくて力がないのは5才の次男坊・ぽんさん。つい先日5才になったばかりですが、年長さん組でも背の順は一番前です。 富士山で須走口5合目〜8合目までの距離は5.7km程で、余力を残す為にこれの倍位は行動距離が欲しい所。JR定光寺駅から愛岐三山を縦走すると10km強なので程よい距離。人一倍負けん気が強いので、勇猛果敢に挑むアタッカー気質を買って今回はこのコースで向かいます。
オヤジはTV番組・グレートトラバーのプロアドベンチャーレーサー田中陽希さんはスゲーなーと言いながら観ています。 それを見ている ぽんさんは「ぐれーと したい!」「ぐれーと したい!」と言い始めました。オヤジも先日各務原アルプスを縦走して、「辛かったけど、めっちゃ楽しかったわ!!」と言うもんだからなお更。 きっとちいさいなりに自分に力がないのは分かってるし、認められたいと思ってるんだろね。丁度お兄ちゃんも用事があるので、ぽんさんを隊長さんに任命し、オヤジは専属の付き人としてお供です。
フォローいただいてるmmirokuさんが、以前定光寺〜愛岐三山を歩かれたのでそのGPXデータをトレースしました(ありがとうございます)。登山道はとても整備されていてとても歩きやすかったです。道樹山の山頂に取り付くまでは長い道のりでしたが、適度にゆるい高低、たまに急登あったりの飽きが来ずに、楽しく歩けました。 休憩する場所は、隊長のぽんさんが決めるんですが、オヤジはタイムキーピングして1時間位のペースになるよう、「あーここは座ったら汚れるよ」「もっと広いトコが良いんじゃない?」「(小ピークの)てっぺんで食べたら美味しいよ」と言葉巧みに引き伸ばし、ちょっと時間が伸びそうならオヤジの行動食を与え、付き人として助言を与えましたw。 道樹山の手前にあたる桧峠辺りでは電池が切れかかりましたが、殆ど大人のコースタイムに近い位で登りました。小さいながらも隊長として自分がオヤジを引っ張ってるんだぞと思ってか、俄然ヤル気が出たようでした。
桧峠で中休憩を取ったので、道樹山にたどり着いてもまだ余力があると見てそのままスルーして大谷山で昼食にすることにしました。この辺りはバテ気味だったので、ぽんさんにとっては試練の道のりでした。
オヤジ 「お昼にはぽんさんの大好きなおにぎりあるよ」
ぽんさん「どんなの?」
オヤジ 「頭文字に【ぴ】が付くやつ」
ぽんさん「ピーナッツ?」
オヤジ 「あーそれは弥勒山のヤマガラにあげなきゃなー」
ぽんさん「ピーマン?」
オヤジ 「それ良いなー、今度巻いてやろっか?」
ぽんさん「うげー!!」
なんて、隊長とバカな話しながら何とか大谷山にたどり着きました。
山頂は風もなく青空で、陽当たりもよくとても暖かかったです。いよいよクッキング開始です。今回は「至高のチキンラーメン」で自分なりにチキンラーメンをハイグレード化してみました。先ずは重曹を入れて湯を沸かし、チキンラーメンを煮込みます。インスタントラーメンに重曹を入れると生めんのようになるんですよ...が、重曹を使った場合苦くなるので通常家庭ではその茹で水を捨てて、別鍋でスープを用意しなければならないんです。しかしここは山、茹で水は捨てれないです。そしてチキンラーメンは麺にスープが練りこまれています。 それを解決するには、どこのご家庭にもある「あるもの」を入れて中和すると苦味が薄れて5才児もOKになります。 トッピングは春なのでチューリップとなばなをあしらいました。揚げ物がスープに染みると旨いんよね♪ あと、頭文字に【ぴ】が付くのは、ぽんさんが大好きなチキンラーメンのキャラクター【ピヨちゃん】のおにぎりでした。タッパーに入れたのですが、崩れて&接着剤のマヨも飛び散って、何とか原型は残ってて...それでも、ぽんさんはそのおにぎりをとても気に入って大事に最後まで残して食べたので作った甲斐ありました。
さすがにご飯を食べたら...弥勒山にかけての道中は疲れと共に眠くなってきたみたいです。アップダウンある縦走してきたんだもんね。今思えば、子連れ登山なのだからそう言った時は思い切ってお昼寝するのもアリなのかなーと思いました。ちょっとでもお昼寝すればリセットされてスッキリするし、行動時間が長い時はこう言った事も考えなきゃなと思いました。付き人として機転が利かなかったかった事が減点です、反省。 何とか弥勒山頂にたどり着き、愛岐三山の縦走を達成しました。ぽんさんにはきっと大きな自信になったと思います。そして山頂に着いての一言は「ふじさんのぼれる?」でした。課題はいろいろあるけれど、今のペースで頑張れば大丈夫でしょう。 弥勒山頂では、噂のヤマガラにおやつをあげてみました。 ホント手のひらでおやつを食べるんですね。人と野鳥の信頼関係があってからこそだと思います。こう言った場はとても貴重だと思います。 オヤジのマネをして、ぽんさんもやりましたが...手のひらに乗っても、ぽんさんが怖がって手を引っ込めるもんだから中々あげれなかったのですが、最後は何とかおやつを食べました(素早すぎるので画はないです)。 そして、ぽんさん隊長がこの山行で最も楽しみにしていた洞窟探検ですが...雲行きが怪しいので少しの間しか探索出来ず、発見出来ませんでした。目星は付いてるのでエリアは絞り込めてるんだすが...残念。次回の課題です。
そして最後に。 道中、すれ違ったご夫婦とこんなお話をしました。
ご婦人 「こんにちは。小さな子供連れて大変ね、どこから登られたんですか?」
オヤジ 「定光寺から来ました」
ご婦人 「えっ!?!ぼくいくつ?」
ぽんさん「このまえ ごさいになった」
ご婦人 「あんた(ご主人)!早く来て、この子頑張ってるからお菓子あげるわ」
オヤジ 「お菓子いっぱいあるので、そう気を使わないでくださいよ(笑)」
ご婦人 「ぼくからいっぱい力を貰ったよ、ありがとう!頑張れる!」
ぽんさん「ありがとう、ばいばーい」
その会話から、ちいさなこどもが健気に頑張る姿は、みんなに力を与えてくれる事を改めて気付かされました。わが家では今でも語り草となってるのが、綿向山最後の急登をぽんさんが一気に登りみんなを引っ張った事です。最後にこの急登は効くなーと休憩してた時、小さなぽんさんの目線では恐ろしく急勾配に見えた筈。けれども、「行くよ!」と一人斬り込んだのには、長男坊も、オヤジも力を与えられて、みんな一気に登る事が出来ました。 ちいさなこどもは、体力はないかも知れないけれども、みんなに大きな力を与える事が出来る。ちいさなこどもが頑張っているんだから、おおきな大人は頑張らなきゃって思える。大人はちいさなこどもに色々教えているつもりが、案外こどもたちから多くの事を学ばせて貰ってることの方が多いですね♪ ぽんさん、ありがとう!
こんばんは!!
小っちゃい子が体いっぱいつかって登っている姿を見ると、こちらも元気になります。大人顔負け。歩く歩く!!
目線も歩幅も違うので、大変な場所もたくさんあるはずなのに。カエルの子はカエル?? お父さんがタフだとお子さんもたくましく育つんでしょうね〜。負けないようにがんばろっと思いました。
…相変わらずご飯がおいしそうです。そしてぴよちゃんおにぎり、カワイイ!!
女子力(?)高すぎです。マネできません。
yascotさんこんばんは。 コメントをいただきありがとうございます
この日はオヤジと二人っきりだったので、ぽんさんの歩きたいように歩かせたので、歩く歩く!! 「ばくそく(※)イイ?ばくそくイイ?」と言うので隊長の言には逆らえません(※妖怪ウォッチに出てくる足の速い妖怪の事です)。お供のオヤジは付いて行って手助けをしなければなりませんからw
歩幅や脚の高さもこどもだから大人のコースタイム同じじゃキツいのに、セーブしなきゃ電池が切れてヤバっとある意味道中ハラハラ状態でした
毎回ではないですが、食事も現役バリバリに主夫をしてるので女子力(?)もちょっと上がったかも
red_karuさん こんばんは
ぽんさん よく頑張りましたね。
やっぱり 日本男児です。
お父さんのお弁当もすごい !!
朝の忙しい時間帯に良くやりますねぇ〜
子供に元気を与え、喜ばせようとの
お父さんの意気込みが嬉しいねぇ〜〜〜
父親の鏡です。偉い !!
定光寺からですと道樹山まで3時間はかかりますね。
私も好きなコースです。
高蔵寺からバスで細野まで、帰りに定光寺へ下ります。
外之原峠、桧峠、お菓子食べた所の階段
懐かしく思い出しました。
たくましく育っていく息子さん達の様子
UPを楽しみにしております。
Shunran 〜゜・_・゜〜
shunranさん おはようございます。コメントをいただきありがとうございます
ぽんさんは泣き言を言わずによく最後まで頑張りました。植物園からバスに乗って帰る時、その登ってきた稜線を見て、自分でも自信が持てたみたいで「ぐれーと できた、ぐれーと できた」と上機嫌です
お弁当は、細かなパーツや仕込みは前日にしたのですが、手際悪くてピヨちゃんのお顔が崩れちゃいました
日に日に成長していくこども達、次回はお兄ちゃんの反撃の狼煙が上がるはずです
red_karuさん
ぽんさん頑張りましたね
立派な「ぐれ〜と とらば〜す」ですよ!
富士山制覇に向けて また一歩前進ですね!やった!
そして ピヨちゃんおにぎり美味しそうです
シュラコマのロストには泣けました
私は普段、グループの最後尾を歩く事が多いので、子供達の
うしろ姿を見て「頑張ってるな」「大きくなったな」etc・・・
感慨に浸ったりしながら「子供達に学ばせて貰っている」ことも
たくさんあるよな〜・・・と思ったり・・・
五歳になってどんどん逞しくなっていくぽんさんから
眼がはなせません
また次回のレコも楽しみにしています!
itadakipink さんおはようございます。いつもコメントをいただきありがとうございます
卒園記念登山として富士山に登っている若木保育園さんは、毎年事故もなく30年以上続けています。練習を続ければ、ぽんさんでも可能なんじゃない?と思い少しずつですが自分たちのペースで頑張っています
子は親の背中を見て育つといいますが、親は子の背中を見て育つ ってのもアリなんじゃないかなーと最近感じています。 どうやったらヤル気が引き出されるのか?どうやったらみんな気持ち良く歩けるのか?子育てだけでなく、仕事や対人関係にまで様々な事をこどもたちから学ばせてもらってます。
さて次は家族でのチーム山行で頑張る予定です
マタマタ快挙ですね。
どえりゃー逞しく、どえりゃーかわいいぎゃー。
ポンさんのおじいちゃんになった気分でどえりゃーうれし〜〜〜。
れっどかるさんも凄い凄いほめてつかわすーーー、山弁最高、さすがです、尊敬してるぎゃーー。
御爺ちゃんもがんばるでよーーー。
8080さん、8081さん こんばんは。いつもコメントをいただきありがとうございます
ぽんさん:「やまの おじいちゃん おばあちゃんと いっしょに のぼりたいなー」
オヤジ :「やまの おじいちゃんは ラッスン ゴ レライ♪ 踊れなきゃ 嫌だって言ってたよ」
ぽんさん:「じゃあ おにいちゃんと やるわ」
かーくん:「やるやるー♪ ラッスンゴレライ♪ラッスンゴー(踊りだす)」
なんて言ってました(笑)。
こどもんらが頑張れるんなら、オヤジは一肌二肌脱ぎますよ
いつか8080さん8081さんとコラボりたいです
遭遇しますよ! ヘビに…
あれだけ看板があると、マムシが多いのでしょうかねぇ〜!
逢いたくない動物の筆頭です(汗)
karl1953さんこんばんは。 いつもコメントをいただきありがとうございます
ホント、やたらとヘビ・マムシの看板がありました。チョウチョも舞って、トカゲも多々見受けたので、春の目覚めが近いのでマムシもそろそろですかねー
こんばんは。
私の事まで紹介してくださって本当にありがとうございます。
<(_ _)>
あの距離を歩くぽんさん隊長すごいです!
タフですわ〜。信じられません〜(笑)。
お子さん連れの方で、疲れてぐずって困っている方を見ますが
ほんとすごいですね!
洞窟探検に隊員としてお供したいですよ〜。(笑)
mmirokuさん、コメントをいただきありがとうございます。
mmirokuさんのGPXデータで、距離や累積高低などが把握出来ました。ありがとうございます。
正直...ぽんさん隊長にとっては結構な距離なので、桧峠、道樹山、大谷山とエスケープルートは色々用意しておいたのですが、使わず終いで助かりました
お兄ちゃんのかーくん(7才)はオヤジと二人きりの山行だと疲れたとグズりだします...けれどここに、ぽんさんが加わると弱みを見せまいと強がります(笑)。かーくんは「ぼくはもっと凄い事やる」と言い出してるもんですから困ったもんです
あとヤマレコにも、ブログやWEBにも上がってない某洞窟地帯がある事が分かったので、今度はそこへ探検したいなと思います
確実にステップアップしている姿が頼もしいデス☆
ぽんさんの今回の頑張りはred_karuさん一家の底上げにつながったと思います。
これからも、最高峰「富士山」制覇に向けてのプロセスを応援してまーす!
by.だんだ
hanachan1121さん、だんださんこんばんは。いつもコメントをいただきありがとうございます。
わが家では ぽんさんが牽引役なので、これでわが家のみんなは火が付きました
hanachan1121さんご家族のように、わが家も伊吹山や荒島岳に登れるようになりたいです
富士山も大事ですが、山遊びももっと子供たちに教えたいんですよー...ウチのこどもたちは木登りが出来ないので、忍者さん&ごんたさんに教えていただきたいです
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