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記録ID: 6008516
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ハイキング
大峰山脈

大峯奥駈 釈迦ヶ岳から孔雀覗と大日岳

2023年10月03日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:27
距離
16.2km
登り
1,348m
下り
1,360m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:24
休憩
1:35
合計
8:59
距離 16.2km 登り 1,399m 下り 1,394m
6:47
23
7:10
22
7:32
22
7:54
7:56
11
8:07
8:23
9
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8:37
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8:48
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9:33
25
9:58
5
10:03
10:05
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14
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10:31
5
10:36
10:55
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11:41
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12:23
12:26
17
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14
12:57
12:59
10
13:09
13:10
31
13:41
14:01
23
14:24
14:32
21
14:53
26
15:19
26
15:45
15:46
0
15:46
ゴール地点
天候 概ね晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
太尾駐車場から。太尾までの林道は10月中旬から11月末日にかけて数日間平日通行止め(時間制)をするとの看板あり。平日行動される方は要注意です。
コース状況/
危険箇所等
特にありませんが、釈迦ヶ岳から都津門までは笹が深くて足元が見えません。
太尾から古田の森を過ぎたあたり。秋の気配です。ここまであまり汗もかかず、サックリ来れました。
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太尾から古田の森を過ぎたあたり。秋の気配です。ここまであまり汗もかかず、サックリ来れました。
秋の空と釈迦如来。
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秋の空と釈迦如来。
弥山八経方面もよく見える。これから向かう稜線もよく見える。前回ここから楊枝ノ森まで往復した際は北山側からガスが上がってきて東側が見えなかったためにリベンジで孔雀覗まで往復。
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弥山八経方面もよく見える。これから向かう稜線もよく見える。前回ここから楊枝ノ森まで往復した際は北山側からガスが上がってきて東側が見えなかったためにリベンジで孔雀覗まで往復。
釈迦ヶ岳直下の大崩落斜面稜線上にある馬の背。左側がスパッと切れ落ちていますが、怖くはない。
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釈迦ヶ岳直下の大崩落斜面稜線上にある馬の背。左側がスパッと切れ落ちていますが、怖くはない。
空鉢岳付近から釈迦ヶ岳。だんだんと秋色に染まりつつあります。
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空鉢岳付近から釈迦ヶ岳。だんだんと秋色に染まりつつあります。
椽の鼻では蔵王権現像。峯中一の展望なだけあって壮観。
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椽の鼻では蔵王権現像。峯中一の展望なだけあって壮観。
鎖場を数か所経て本日北限の孔雀覗へと。前回はガスで全く見えずでしたが、今回はバッチリ。遠くで光るようなのは太平洋と水平線なのか。
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鎖場を数か所経て本日北限の孔雀覗へと。前回はガスで全く見えずでしたが、今回はバッチリ。遠くで光るようなのは太平洋と水平線なのか。
大普賢岳ファミリーも見え隠れ。もう少しで秋の景色になるのでしょう。
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大普賢岳ファミリーも見え隠れ。もう少しで秋の景色になるのでしょう。
釈迦ヶ岳を登り返し深仙宿方面へと。第39靡 都津門。岩壁に穴が開いておりここをくぐるのが行でしたが現在では行われていないとのこと。笹の斜面を伝って最後ちょっと岩場を上がって穴にある靡まで。穴の向こうは絶壁でした。これはくぐると転落するので極楽に行けるということなのか。半身だけくぐりましたので半分極楽に行けたかなと。否、まだこの世でやりたいことがあります。
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釈迦ヶ岳を登り返し深仙宿方面へと。第39靡 都津門。岩壁に穴が開いておりここをくぐるのが行でしたが現在では行われていないとのこと。笹の斜面を伝って最後ちょっと岩場を上がって穴にある靡まで。穴の向こうは絶壁でした。これはくぐると転落するので極楽に行けるということなのか。半身だけくぐりましたので半分極楽に行けたかなと。否、まだこの世でやりたいことがあります。
第38靡 深仙宿。本山派(天台宗聖護院門跡)の本拠地。とても明るく開放的な雰囲気の中に灌頂堂と四天石はありました。香精水はポタポタ程度でした。
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第38靡 深仙宿。本山派(天台宗聖護院門跡)の本拠地。とても明るく開放的な雰囲気の中に灌頂堂と四天石はありました。香精水はポタポタ程度でした。
深仙宿からすぐに第37靡 聖天ノ森(奥駈道右側 標識あり) 第36靡 五角仙(奥駈道左手 標識等なし 巨岩が真っ二つに割れている)を過ぎ、第35靡 大日岳へと。結構な傾斜がある岩場が見えてきて。
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深仙宿からすぐに第37靡 聖天ノ森(奥駈道右側 標識あり) 第36靡 五角仙(奥駈道左手 標識等なし 巨岩が真っ二つに割れている)を過ぎ、第35靡 大日岳へと。結構な傾斜がある岩場が見えてきて。
大日岳行場の鎖は青銅でガッシリしたものでした。安政年間(150年ほど昔)に設置されたとは思えないものでしたが、奉納者は〇〇屋とか、商人と思われる名前が刻まれていました。また鎖一つ一つにも奉納者名が刻印されているという、これ自体が文化財の価値があるものでした。
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大日岳行場の鎖は青銅でガッシリしたものでした。安政年間(150年ほど昔)に設置されたとは思えないものでしたが、奉納者は〇〇屋とか、商人と思われる名前が刻まれていました。また鎖一つ一つにも奉納者名が刻印されているという、これ自体が文化財の価値があるものでした。
この行場では途中まで登ったのですが、最後の一枚岩のところがどうしても不安で引き返しました。下りはとっても怖かった。途中から巻道に出て頂上へと。
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この行場では途中まで登ったのですが、最後の一枚岩のところがどうしても不安で引き返しました。下りはとっても怖かった。途中から巻道に出て頂上へと。
上から見る行場。やはり一枚岩のところが自信がないです。
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上から見る行場。やはり一枚岩のところが自信がないです。
鎖の取り付け部。しっかりしているので人ひとりの荷重なら十分に耐えると思うのですが。補助の鉄鎖が錆びているのがやや気になります。
鎖の取り付け部。しっかりしているので人ひとりの荷重なら十分に耐えると思うのですが。補助の鉄鎖が錆びているのがやや気になります。
大日岳頂上では宇宙の根源である温和な大日如来様が待っておられます。巻道でさえも鎖場があったのに鬼雅はこの像も担ぎ上げたとは凄すぎる。
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大日岳頂上では宇宙の根源である温和な大日如来様が待っておられます。巻道でさえも鎖場があったのに鬼雅はこの像も担ぎ上げたとは凄すぎる。
大日岳から下って第33靡 二つ石。ここから先は南奥駈道で行く人が少なくなり難易度が上がる気配。
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大日岳から下って第33靡 二つ石。ここから先は南奥駈道で行く人が少なくなり難易度が上がる気配。
南奥駈道に入ってすぐの第32靡 蘇莫岳。頂に巨岩がありこの上で仙人が舞うとのこと。岩の上で屈伸してから帰路へと。しかしここから先は笹藪がひどくて大変そうです。
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南奥駈道に入ってすぐの第32靡 蘇莫岳。頂に巨岩がありこの上で仙人が舞うとのこと。岩の上で屈伸してから帰路へと。しかしここから先は笹藪がひどくて大変そうです。

感想

大峯奥駈道をつなぐ旅、今回は釈迦ヶ岳から蘇莫岳まで。その前に釈迦ヶ岳から孔雀覗までの奥駈道ハイライト(抜群の展望とスリリングな岩場)のリベンジ。今回課題の都津門胎内くぐりと大日岳行場はクリアならず。そもそも胎内くぐりは無理かも、ですが。大日岳行場は周りに誰もいない状況では落ちたら確実に遭難死となるため、次回は土日に行って再挑戦します。不安視されている鎖も大丈夫そうでしたので。秋の気配もひしひしと、次回は紅葉の時期の快晴の日を選んで来たいものです。
靡巡りですが、第36靡 五角仙が標識等なくて分からなかったのですが、聖天ノ森から少し南の二つに割れた巨岩とその上にある巨岩(ここが舞台かと)と思われます。あるいはこの辺りには巨岩が点在しておりそれらを総称して五角仙という行場にしたかとも考えます。いずれにせよ深仙宿を中心に靡が集中している場所であり修験、なかでも本山派にとって重要な地であることが汲み取れます。

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