蓮華温泉登山口〜小蓮華山〜白馬岳〜鉱山道〜蓮華温泉登山口

2023年10月08日(日) [日帰り]

• GPS: 09:17
• 距離: 20.3km
• 登り: 1,699m
• 下り: 1,716m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:45
• 休憩: 0:32
• 合計: 9:17

4:16 蓮華温泉バス停
4:18 4:19 蓮華温泉ロッジ
4:22 4:22 黄金湯
5:39 5:40 天狗ノ庭
6:33 6:39 白馬大池山荘
7:15 7:16 船越ノ頭
7:47 7:48 小蓮華山
8:20 8:23 三国境
9:00 9:11 白馬岳
9:30 9:35 三国境
10:13 10:13 鉱山道分岐
10:42 10:42 鉱山道水場
10:50 10:50 塩谷精練所跡
11:56 11:56 鉱山事務所跡
12:48 12:49 瀬戸川仮橋
13:02 13:02 滝見尾根分岐
13:20 13:21 蓮華の森分岐
13:24 13:25 蓮華温泉キャンプ場
13:32 13:32 蓮華温泉ロッジ
13:33 ゴール地点

天候

くもり時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　麓の平岩から車で1時間ほどかかりましたが、登山口へのアクセス道路としては、舗装道路で管理も良くされていました。定期運転のバスが通るぐらいですからね。

　蓮華温泉の駐車場に、三連休のど真ん中の日曜日午前4時過ぎに到着。満車かと思っていましたが、公称70台停められるところ、6割ほどの駐車台数でした。暗いので正確ではありませんが。
　下山時の午後1時半頃は、日帰り温泉客もおられ、8割ぐらいは埋まっていた感じです。

コース状況／危険箇所等

　10月6日に冬山になりました。
　蓮華温泉から天狗ノ庭までは、登山道に積雪はありませんが、その後、標高2,100mを越えたあたりから様子が急変、一面の銀世界です。ただ、新雪なので圧雪状態でなく、ほどよい踏み跡が形成され、歩きにくさはありませんでした。

　白馬大池から白馬岳のメインコースは問題はなかったのですが、下山時に三国境から鉱山道に入ると、僅かな足跡しかなく、吹き溜まりを踏み抜いてしまうと、靴の中まで雪が入り、足が冷えました。持っていませんが、スノーシューが必要です。
　また、登山道の赤いペイントの目印が雪で埋もれ、全く分からず、足跡を辿っていくと、その人がコースから外れていると思いつつも、見晴らしの良い高台に登らされたり、沢筋を歩かれたりと、かなり体力と時間を消耗しました。

その他周辺情報

もちろん蓮華温泉の野天風呂
ロッジの受付での流れで、内風呂とセット（800円）になりましたが、野天のみ（500円）だけでも良かった気がします。泉質は最高、景色も最高です。気候もちょうど良かったです。
ただ、山道の途中に、目隠しもなく、いきなり湯舟が出現するので、脱ぐ勇気が必要です。また、温泉から上がって体を拭いているときに、出くわすとなんだか気まずい感じですが。まあ、足湯だけでも雰囲気は十分に味わえます。

写真

10/8 5:39

天狗の庭
夜明けを迎えました。妙高方面まで望めます。

10/8 6:28

天狗の庭を越えると急に雪山に

10/8 6:56

白馬大池も雪化粧

10/8 7:15

目指す白馬岳と北アルプスの山並み

10/8 7:27

新雪で踏み跡もあり、歩きやすいです。

10/8 7:50

小蓮華山頂　新潟県最高峰！

10/8 8:19

三国境から雪倉岳と日本海方面
雪で案内板の表示が見えません。

10/8 8:53

白馬岳山頂にラストスパート

10/8 9:09

白馬岳山頂
つららがすごい。完全に冬山です。

10/8 9:08

山頂からの眺め　剣岳、立山方面

10/8 9:39

鉱山道
登山道がどこか不明のため、足跡頼りです。

10/8 9:39

たぬき？

10/8 10:11

遠ざかる白馬岳

10/8 10:57

雪山と紅葉（それほど色付いていない）

10/8 11:00

鉱山道は渡渉多数あり、登山道が水みちになっているところもあるので、増水時は厳しい感じ。

10/8 11:44

神の田圃　紅葉スポットですが、まだ色付いていません。

10/8 12:15

ベニテングダケのこども（毒）

10/8 12:52

崩落箇所
木の根っこがむき出しになっていて怖い。

10/8 13:43

蓮華温泉ロッジの建物裏にある登山口と野湯入口

10/8 14:18

野湯
雪倉岳を眺めながら、緑色の美しい温泉に浸る。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

nyakkori

　前日は荒天で大変だったと想像できますが、当日は、風は静穏で、雲が多いものの時折陽が差す良いコンディションでした。眺望も良かったです。

　当初の計画では、NHKのにっぽん百名山で紹介されていたコースで、白馬岳に登ったあと、雪倉岳にも足を伸ばす予定でしたが、マイナーコースに入ると装備なしのラッセル状態になりそうなので回避。それでも、鉱山道で雪と戯れてしまいましたが。

　錦秋の山並みを満喫するはずが、まさかの雪山で、良い経験ができました。スノーシュー探してみようかな。

　午後3時過ぎ、車での帰り道、蓮華温泉から下ったところにある白池の先で、直線道路の50mほど前方に、成獣の大きな熊が道路にいました。熊も私の車に気付いたものの、直ぐに藪の中に逃げて行きました。対向車用にライトを点灯していたのが良かったのかもしれません。
　車に乗っていても熊に攻撃されたら、フロントガラスなんて一撃で破壊されるでしょうね。今年は熊に襲われる事件が頻発しているので、事なきを得てホッとしました。