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Yamareco

記録ID: 603457
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ハイキング
近畿

千丈寺湖畔の低山・中山と角連寺山(三田市)

2015年03月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:45
距離
14.1km
登り
487m
下り
486m

コースタイム

日帰り
山行
4:45
休憩
0:00
合計
4:45
距離 14.1km 登り 497m 下り 493m
7:26
36
下青野公園
8:02
25
中山取り付き北側
8:27
18
尾根祠
8:45
18
尾根に戻ってくる
9:03
14
四等三角点「中山」
9:17
62
中山取り付き南側の池
10:19
43
角連寺山取り付き北側
11:02
28
三等三角点「角連寺」
11:30
41
角連寺取り付き南側
12:11
下青野公園
大谷山の南側に二つ並んだ小さな山。
どちらにも三角点があり、南北に尾根が伸びているので、歩いてみたくなりました。

予定では中山を北から南に歩いたあと、角連寺山を南から北へ歩いてベースの下青野へ最短距離で戻ってくる。

そのあと原付で移動して、別の低山も予定していました。
でも角連寺山の南側取り付きが見つけられず、一度北側まで戻ってから北から南へと歩いたため、車道を歩く距離も増えました。

別の山を歩くにはちょっと時間が足りません。
今日はこの二つで打ち切りです。

また、宿題(踏み込みたい山)が増えました^^;
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下青野公園駐車場利用。
三田市が管理する公園で駐車無料。トイレもある。
メインはテニスコート。
コース状況/
危険箇所等
【中山】
尾根に乗ってしまえば縦走路の踏み跡はしっかりしている。
明らかに人が歩いたことが感じられる。
北側は取り付きはわかりにくいが、お墓の裏からの道(祠への参道?)ははっきりしていてオススメできる。
三角点より南側はピンクのテープがたくさんついていて誘導してくれた。
南端は池の横の斜面へ下りてきたが、下りてくるのは簡単でも逆方向でここから登るときは見つけづらそう。
尾根道自体は展望もなく単調だが、サクサク歩けて手軽。使えそう^^

【三等三角点・角連寺のある山】
北側も南側も取り付きははっきりしない。
尾根に乗っても踏み跡ははっきりしない。
藪コギではないものの、まばらな樹木の間を縫って進むので、張り出している枝が顔や体にアタックしてきて、非常に歩きにくい。
中山とは対照的に人が歩いた形跡は感じられなかった。
三角点へは電子国土webの地理院地図で確認すると、南側から尾根に沿って破線道が続いているが、山裾のあたりではあやふやになる。
角連寺山縦走は、あまりオススメできそうにない。
下青野公園に駐車。
後ろに控えるどっしりとしたカッチョいい山は、以前縦走した「大谷山」だ。
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下青野公園に駐車。
後ろに控えるどっしりとしたカッチョいい山は、以前縦走した「大谷山」だ。
登り口の情報がなかったので、山裾を歩きながら取り付けそうな場所を探す。
ここはどうかな?(実はハズレ;)
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登り口の情報がなかったので、山裾を歩きながら取り付けそうな場所を探す。
ここはどうかな?(実はハズレ;)
ショウジョウバカマ!!
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ショウジョウバカマ!!
下草に埋もれるように咲いていた。
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下草に埋もれるように咲いていた。
山に入ったものの、そこらじゅうにテープがあったり真新しい杭が打たれていたりと、尾根に上がるルートを特定できるものはなかった。一旦農道に下りる。
山に入ったものの、そこらじゅうにテープがあったり真新しい杭が打たれていたりと、尾根に上がるルートを特定できるものはなかった。一旦農道に下りる。
尾根の先端は通り過ぎたが、登れそうな場所を求めて、山裾に沿ってぐるっと回って進む。
尾根の先端は通り過ぎたが、登れそうな場所を求めて、山裾に沿ってぐるっと回って進む。
獣害防御扉から進入。
獣害防御扉から進入。
はっきりした踏み跡が垂直に尾根へ伸びている。
はっきりした踏み跡が垂直に尾根へ伸びている。
道の脇の幹にこんなケーブルが張られて尾根まで続いていた。
道の脇の幹にこんなケーブルが張られて尾根まで続いていた。
南北に伸びる尾根道。
尾根を南下したいが、一旦北上してみる。この尾根がどこまで続いているのか気になるし、もしかすると、もっといい取り付きにつながっているかもしれない。
確認しておきたいところだ。
南北に伸びる尾根道。
尾根を南下したいが、一旦北上してみる。この尾根がどこまで続いているのか気になるし、もしかすると、もっといい取り付きにつながっているかもしれない。
確認しておきたいところだ。
おお、こじんまりとした祠があります。
あたりはきれいに切り開かれて、手入れがされている。
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おお、こじんまりとした祠があります。
あたりはきれいに切り開かれて、手入れがされている。
祠の裏からさらに北上。
東に下りていく踏み跡があったが、途中で藪化したので引き返す。
祠の裏からさらに北上。
東に下りていく踏み跡があったが、途中で藪化したので引き返す。
尾根まで引き返し、今度はさっき登ってきた所ではなく、別の場所に西へ下りる太い踏み跡を見つけ下ってみた。
さっき通った、お墓の上に出てきた。
出てきたのはえのきだけみたいに幹が分かれている木の右の道から。
尾根まで引き返し、今度はさっき登ってきた所ではなく、別の場所に西へ下りる太い踏み跡を見つけ下ってみた。
さっき通った、お墓の上に出てきた。
出てきたのはえのきだけみたいに幹が分かれている木の右の道から。
この道の入口には控えめにオレンジテープあり。
中山の尾根に乗るときはこの道がいいですよ。
地図の写真で位置を確認してください。
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この道の入口には控えめにオレンジテープあり。
中山の尾根に乗るときはこの道がいいですよ。
地図の写真で位置を確認してください。
お墓の周辺は適度に樹木が間引かれているためどこでも歩ける状態で、かえって道を特定しづらいかもしれない。
さあ、同じ道で尾根まで戻ろう。
お墓の周辺は適度に樹木が間引かれているためどこでも歩ける状態で、かえって道を特定しづらいかもしれない。
さあ、同じ道で尾根まで戻ろう。
浅い谷を登ってきて突き当りになる。
正面に大きな岩が見えたら、そこを左にカーブを描いて道は続いている。
浅い谷を登ってきて突き当りになる。
正面に大きな岩が見えたら、そこを左にカーブを描いて道は続いている。
ほうら、快適でしょう?
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ほうら、快適でしょう?
尾根道は展望が効かないが、時々木々の間から遠くの山が見える。
特定はできないが、須磨田三山の方角だ。
尾根道は展望が効かないが、時々木々の間から遠くの山が見える。
特定はできないが、須磨田三山の方角だ。
シダが茂る箇所もあった。
まだこの時期なら踏み跡はわかる。
シダが茂る箇所もあった。
まだこの時期なら踏み跡はわかる。
切り開かれてからだいぶ経っているみたいだ。
切り株も境界杭も苔むしている。
切り開かれてからだいぶ経っているみたいだ。
切り株も境界杭も苔むしている。
赤テープありました。
道は明瞭!!
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赤テープありました。
道は明瞭!!
中山、311mです。
褪せたプレートもある。
以前から登る人がいるんだ。
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褪せたプレートもある。
以前から登る人がいるんだ。
四等三角点「中山」の頭の上には、山の友達の置き土産付き!!!
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四等三角点「中山」の頭の上には、山の友達の置き土産付き!!!
三角点から南は、ピンクのリボンがリードしてくれた。
三角点から南は、ピンクのリボンがリードしてくれた。
尾根のほぼ先端には苔色の大きい岩があった。
尾根のほぼ先端には苔色の大きい岩があった。
池の東側に下りてきた。
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池の東側に下りてきた。
下りてきたのはここ。
ちっちゃなピンクのマークがあるが、これが取り付き。
心細いねえ・・・;
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下りてきたのはここ。
ちっちゃなピンクのマークがあるが、これが取り付き。
心細いねえ・・・;
山あいの農道を南下。
角連寺山へ向かう。
山あいの農道を南下。
角連寺山へ向かう。
今から登る角連寺山だ^^
菜の花が春を告げている。
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今から登る角連寺山だ^^
菜の花が春を告げている。
田の畦にはつくしも!!
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田の畦にはつくしも!!
振り返って「中山」。
かっこええやん^^。
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振り返って「中山」。
かっこええやん^^。
これもあぜ道に咲いていた。
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これもあぜ道に咲いていた。
外来種「オランダフウロ」の花びらがいじけた個体、だと思う。
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外来種「オランダフウロ」の花びらがいじけた個体、だと思う。
スミレ、今年初の花です!
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スミレ、今年初の花です!
角連寺山の南側取り付きを見つけられず、千丈寺湖沿いに車道を歩いて北側まで回ってきた。
こちら側も明確な取り付きは見当たらないので、なんとなく「踏み跡?」程度の斜面を登ってみた。
角連寺山の南側取り付きを見つけられず、千丈寺湖沿いに車道を歩いて北側まで回ってきた。
こちら側も明確な取り付きは見当たらないので、なんとなく「踏み跡?」程度の斜面を登ってみた。
コンクリート溝にぶつかり、跨いでさらに向こうの斜面を登る。
コンクリート溝にぶつかり、跨いでさらに向こうの斜面を登る。
尾根には伐採された木と、さびた有刺鉄線が、ところどころで見られた。
尾根には伐採された木と、さびた有刺鉄線が、ところどころで見られた。
後で尾根を南下するのだが、ここでも尾根の北端を確認したくて、北上すると・・・
尾根は行き止まりだが、歩けそうなので、まっすぐ下山してみると、県道309号線(下青野〜四辻を結ぶ車道)のすぐ近くまで来た。
後で尾根を南下するのだが、ここでも尾根の北端を確認したくて、北上すると・・・
尾根は行き止まりだが、歩けそうなので、まっすぐ下山してみると、県道309号線(下青野〜四辻を結ぶ車道)のすぐ近くまで来た。
おお〜〜、これこれ!
大谷山縦走路の取り付きで見つけた「県道をまたぐコンクリート溝」を反対側から見ているんだよ!!
この溝の向こう側は大谷山なんだ!!
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おお〜〜、これこれ!
大谷山縦走路の取り付きで見つけた「県道をまたぐコンクリート溝」を反対側から見ているんだよ!!
この溝の向こう側は大谷山なんだ!!
だいぶ下ったので、尾根まで登り返す。
境界杭が目印になる。
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だいぶ下ったので、尾根まで登り返す。
境界杭が目印になる。
角連寺山の尾根道はマシなところでもこの程度。
尾根だから外すことはないが、進むのにとても時間がかかる。
角連寺山の尾根道はマシなところでもこの程度。
尾根だから外すことはないが、進むのにとても時間がかかる。
それでも三等三角点「角連寺」337m着。
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それでも三等三角点「角連寺」337m着。
動物のお土産は無し。
ここから南は、地形図に破線道があるから「きっと楽勝」とタカを括っていたら、なんのなんの、ここからの方が歩きにくいコースだった。
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動物のお土産は無し。
ここから南は、地形図に破線道があるから「きっと楽勝」とタカを括っていたら、なんのなんの、ここからの方が歩きにくいコースだった。
三角点の先は・・・ほらね、しょっぱなから鬱蒼としている。
三角点の先は・・・ほらね、しょっぱなから鬱蒼としている。
藪ではないが、雑木林を南下。
枝が、顔に当たって鬱陶しい。
藪ではないが、雑木林を南下。
枝が、顔に当たって鬱陶しい。
さっき、取り付きを探してウロウロしたあたりに下りてきた。
破線道より東寄り。
下りながら破線道に乗ろうとGPSで位置確認・修正しつつ歩いたが、それらしい踏み跡は見当たらなかった。
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さっき、取り付きを探してウロウロしたあたりに下りてきた。
破線道より東寄り。
下りながら破線道に乗ろうとGPSで位置確認・修正しつつ歩いたが、それらしい踏み跡は見当たらなかった。
地形図の破線道の取り付きは、一般のお宅の裏から続いていて、踏み込めなかった。
地形図の破線道の取り付きは、一般のお宅の裏から続いていて、踏み込めなかった。
あら、きれいだ。
アセビ。
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あら、きれいだ。
アセビ。
色の濃いスミレも。
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色の濃いスミレも。
畦道を下青野公園に向けて歩きながら、「中山」。
こいつは良かった^^
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畦道を下青野公園に向けて歩きながら、「中山」。
こいつは良かった^^
中央奥にやや霞んでいるのは上本庄の「奥山」。
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中央奥にやや霞んでいるのは上本庄の「奥山」。
「大谷山」。
さっき下りてきました、「角連寺山」。疲れました;
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さっき下りてきました、「角連寺山」。疲れました;
一等三角点を持つ「千丈寺山」。
とんがったピークが美しい。
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一等三角点を持つ「千丈寺山」。
とんがったピークが美しい。
千丈寺湖の向こうに「有馬富士、加茂金毘羅山、城ヶ岡」の連なり。
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千丈寺湖の向こうに「有馬富士、加茂金毘羅山、城ヶ岡」の連なり。
下青野公園着。
中学生のテニス大会が行われていて、賑やかだった。
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下青野公園着。
中学生のテニス大会が行われていて、賑やかだった。

感想

春本番のとても気持ちのいい日曜日です。

三角点はあるものの、あまり他の方が歩いたという情報がない二つの山を探索しました。

中山は、今回のルート地図で山塊の西側から尾根に登る道のうち、北側の道が歩きやすいです。
やや取り付きを見つけにくいですが、お墓の裏から「えのき茸の木」と「オレンジマーク」を見つけて入ってください!!
祠へお参りするための道でしょう、たいへん歩きやすいです。
また尾根道も、この中山だけでは物足りないですが、他の山とセットにしてルートを計画するには面白いと思います。
十分ハイキングコースとして使えそうです。
ただ、高度が低いので、夏場は暑いかもしれません。

角連寺山は、ちょっと、もういいです(苦笑)。
歩こうと思えば歩けなくはない山ですが、最初から最後まで「面倒くさい」と思いました。
藪は全くなく、尾根筋はわかるので進む方向は不安ないのですが、顔の前に伸びている枝が面倒くさい!
リュックが枝に引っかかって引き戻されて面倒くさい(今日はバランスライトじゃなかったので・・・)!
倒木を跨いだり大回りしたりして避けるのが面倒くさい!
蜘蛛の巣が顔に引っかかって面倒くさい!
ああ、もう!!!いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!!ってなりそうでした。

角連寺縦走を南から北へ歩くことができず、「南下」に変更したおかげで、下青野公園まで戻るために畦道を「北上」して下青野公園まで歩きました。
この道々、今までに歩いたことのある山々がいくつか見えました。
天気が良かったので、山の姿が青空を背にして美しく見えて得した気持ちになりました。
三田、ええ山いっぱいあるやん^^

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