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Yamareco

記録ID: 604159
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積雪期ピークハント/縦走
氷ノ山

すっかり春山の氷ノ山で雪訓

2015年03月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
tekapo nyantarow その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:44
距離
9.0km
登り
833m
下り
825m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:16
休憩
2:29
合計
6:45
8:53
30
スタート地点
9:44
9:49
138
12:07
13:56
45
14:41
14:46
8
15:38
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
氷ノ山国際スキー場駐車場に駐車。この日はスキー場最終日でしたが、
無料でした。
リフトは2本乗り継いで¥500(片道)
コース状況/
危険箇所等
東尾根までは雪上訓練のため、バリエーションルートを登りましたので、
あまり参考にはなりません。帰りも正規ルートの一つ西側の沢沿いを降りましたので
これまた参考にはなりません。いずれも急登で、残雪期ならではのルートです。
見事な快晴です(nya)
2015年03月22日 09:10撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/22 9:10
見事な快晴です(nya)
今日はリフト営業最終日 ありがたく利用いたしました(te)
2015年03月22日 09:10撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/22 9:10
今日はリフト営業最終日 ありがたく利用いたしました(te)
彼方に見えるは氷ノ山山頂かな(te)
2015年03月22日 09:16撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/22 9:16
彼方に見えるは氷ノ山山頂かな(te)
こちらで登山届を提出します(nya)
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こちらで登山届を提出します(nya)
東尾根登山口へ・・・(nya)
東尾根登山口へ・・・(nya)
東尾根登山口から登ります(te)
2015年03月22日 09:47撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/22 9:47
東尾根登山口から登ります(te)
気温が高く、朝からグサグサの雪ですねぇ〜
2015年03月22日 09:55撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/22 9:55
気温が高く、朝からグサグサの雪ですねぇ〜
さっそくバリエーションルートで登っていきます。
女子にもプチラッセルで先頭を登ってもらいました(te)
2015年03月22日 10:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/22 10:49
さっそくバリエーションルートで登っていきます。
女子にもプチラッセルで先頭を登ってもらいました(te)
セカンドの方が声を掛けて先頭を代わります(te)
2015年03月22日 10:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/22 10:49
セカンドの方が声を掛けて先頭を代わります(te)
急斜面でピッケルの使い方を練習です(te)
2015年03月22日 11:34撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/22 11:34
急斜面でピッケルの使い方を練習です(te)
尾根まであともう少しの急斜面でtekapoさんがロープを出して下さいました。安心して登ることができました〜(nya)
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尾根まであともう少しの急斜面でtekapoさんがロープを出して下さいました。安心して登ることができました〜(nya)
斜度が増してきました。ロープを出して慎重に。(te)
2015年03月22日 11:34撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/22 11:34
斜度が増してきました。ロープを出して慎重に。(te)
急斜面なのでキックステップで刻んだ足元が崩れていきます(te)
2015年03月22日 11:34撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/22 11:34
急斜面なのでキックステップで刻んだ足元が崩れていきます(te)
急斜面で足元の雪がズルズルと崩れていくのでアイゼンを何度も蹴りこんで慎重にトラバース。緊張しました〜(nya)
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急斜面で足元の雪がズルズルと崩れていくのでアイゼンを何度も蹴りこんで慎重にトラバース。緊張しました〜(nya)
東尾根に登りあげて、振り返ると鉢伏山がお見事です(te)
2015年03月22日 12:17撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/22 12:17
東尾根に登りあげて、振り返ると鉢伏山がお見事です(te)
それにしていい天気〜
日焼けに注意ですね。(te)
2015年03月22日 12:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/22 12:18
それにしていい天気〜
日焼けに注意ですね。(te)
tekapoさんが眺めのいい斜面にイスとテーブルを作ってくれました〜♪そこでのんびりお昼にしました。ポカポカ暖かいし本当に気持がいい★(nya)
2015年03月22日 12:23撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/22 12:23
tekapoさんが眺めのいい斜面にイスとテーブルを作ってくれました〜♪そこでのんびりお昼にしました。ポカポカ暖かいし本当に気持がいい★(nya)
景色を眺めながらのんびりと・・・
登山者もまばらで本当に静かです(nya)
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景色を眺めながらのんびりと・・・
登山者もまばらで本当に静かです(nya)
滑落停止の練習(nya)
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滑落停止の練習(nya)
帰りもバリエーションで沢を降りていきました(te)
2015年03月22日 14:27撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/22 14:27
帰りもバリエーションで沢を降りていきました(te)

装備

個人装備
ハーネス カラビナ スリング 補助ロープ アッセンダー ディセンダー

感想

すっかりと春の陽気になったこの日、
見上げる空は青空だが、この季節特有の霞みがかかっているようだ。
それとも黄砂だろうか。太陽が少し黄色く見える。

今回の山行は、4月に予定している北陸・白山方面の
山行に向けての雪上訓練を兼ねて計画した。
近場の大峰や伊吹山あたりではもうたっぷりの雪はないだろうと
目を付けていたのが氷ノ山。

氷ノ山はこの日がスキー場営業のラストデイなのでリフトが
使えることにより登りの1時間弱を楽させてもらった。

東尾根登山口から先も、しっかりとトレースが残っているが、
今日は雪上訓練も兼ねているので正規ルートを外れ、
東よりの沢沿いを登っていくことにした。
まずはアイゼンなしでじっくりと斜面を登っていく。
ノントレースの斜面は、ここ数日の暖かい気温もあり、かなりの腐れ雪だ。
時折大きく踏み抜くこともあり、腰まで埋まってしまうことも。

やがて勾配がきつくなり、アイゼン装着。
雪割れした斜面が随所に見られるので、樹林が密集した箇所を選んで
雪崩への危険回避を図る。

女子メンバーにも先頭を代わってもらい、
プチラッセルの「トップの苦しみ」を堪能してもらった。

さらに勾配が増してきた。
胸まで付きそうな雪の斜面にキックステップで刻んだ足元が崩れ出す。
ピッケルで確保するにも、腐れ雪に流されそうになる。
これは危険とロープを出す。

なんとか尾根まで登り上げた。
時刻はすでに11:00だ。
これは山頂までは無理だな。
まあ、今回は雪上訓練が目的だし、いいか!

正規ルートでは数人の登山者とすれ違う程度で、なんとも静かだ。
春山の醍醐味を存分に味わいながら緩やかな稜線を登っていく。
振り返れば鉢伏山の絶景。
霞む景色と強い日差しに春の訪れを体全体で感じることが出来た。

12:00 良さそうな斜面を見つけて、ここを折り返しポイントとした。
持参したショベルで簡易テーブル&イスを作り、
鉢伏山を遠望しながらのランチタイム。
静かな時間が流れていくのが楽しい。

お腹も落ち着いたところで、ヘルメット、ハーネスを装着し
急斜面を見つけて雪上訓練を再開する。
まずは滑落停止だ。
基本は流される前にピッケルを打ち込んで止まること。
それ以上に大事なのは転倒しないことだが。
斜面上部にピッケルを埋め込んでアンカーとし、
ロープと登降器を使っての斜面の登り降りの練習。

1時間ほどであったが、雪と格闘し下山開始とした。
下りも正規ルートの一つ東の沢を下っていくことにした。
急斜面の雪面での下降であったが、ここでも落とし穴が多く、
なんども腰近くまで埋まりながら登山口近くで正規ルートに合流。

帰りもリフトを利用して、駐車場へと戻ってきた。

春の陽気と雪との格闘でいい汗をたっぷりとかいて、
山頂へは行けなかったがそれ以上に残雪期の雪山を
楽しむことが出来た一日であった。

以前からずっと来てみたかった雪の氷ノ山、事前の天気予報ではあまり晴れ間はないかもしれないと思っていましたが現地に着くと見事な快晴、そして風もなく暖かい1日でした。
急斜面でのアイゼン・ピッケルの使い方・歩き方等を教わりながら時間をかけて尾根まで登り のんびりとお昼を食べて雪上訓練。
本当に充実した山行となりました。この訓練を忘れず今後もより一層安全登山を心がけたいと思います。

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