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Yamareco

記録ID: 6044874
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

三国山・北海道大分水点の碑を見に

2023年10月13日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:21
距離
4.7km
登り
495m
下り
495m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:15
休憩
0:06
合計
2:21
7:23
66
スタート地点
8:29
8:31
12
8:43
8:47
12
8:59
8:59
45
9:44
ゴール地点
天候 快晴、風もほとんど無し。但し、早朝は気温が氷点下だったため道路の凍結に注意が必要でした。三国トンネル近くの駐車場付近ではクルマの気温計が-2℃を示していました。
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北海道までは大洗発苫小牧行きのフェリー。
前夜は網走駅前の激安民宿に宿泊しており、AM5:00頃出発。網走湖の畔から北見方面へと抜け、石北本線沿いを走るR39で留辺蘂、石北峠と走って大雪ダムのところからR273に接続し、三国峠にあるトンネル手前の駐車スペースにクルマを停めました。
コース状況/
危険箇所等
大分水点から三国山山頂までの間は背丈以上の藪があり、かなり苦戦すると思います。一部、北見方面へと切り立った斜面沿いに登山道が切ってあり、滑ると危ないポイントがあるので注意が必要です。コース全域を通して道は最小限しか整備されていませんが、ピンクテープがところどころあり、周りを見ながら注意して歩けば迷うことは無いと思います。稜線近くまで標高を上げると笹薮が150cmくらいの高さまで生い茂っています。また、スタートから小河川沿いを歩くこととなるので、10回近く渡渉がありますが、靴がびしょびしょに濡れることはありませんでした。
その他周辺情報 三国トンネルを越えたすぐ先には、展望台みたいな場所があり、公衆トイレと小さなCafeのようなものがありました。展望台の駐車場は小さいため時間帯によっては一般観光客で混雑しています。更に十勝方面へ数百m行くと、緑深橋の手前の道路脇に小さな駐車帯があり、松見大橋を望める撮影スポットがあります。
三国トンネル。この手前の左側(山側)に駐車スペースがあり、20〜30台くらいは停められそうな広い場所があります。トンネルの左脇から入ると目の前に登山口の看板があります。
2023年10月13日 07:26撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 7:26
三国トンネル。この手前の左側(山側)に駐車スペースがあり、20〜30台くらいは停められそうな広い場所があります。トンネルの左脇から入ると目の前に登山口の看板があります。
こちらが登山口の案内板。北海道大分水点の表示もあります。
2023年10月13日 07:28撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 7:28
こちらが登山口の案内板。北海道大分水点の表示もあります。
最初はこのような小河川沿いに進んで行きます。
2023年10月13日 07:32撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 7:32
最初はこのような小河川沿いに進んで行きます。
何度も渡渉する必要がありますが、川幅が狭いので、上手く石を使えば濡れないで渡れると思います。
2023年10月13日 07:36撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 7:36
何度も渡渉する必要がありますが、川幅が狭いので、上手く石を使えば濡れないで渡れると思います。
とは言え、水量が多い時期は要注意。また、苔があるので滑らないように注意は必要です。
2023年10月13日 07:38撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 7:38
とは言え、水量が多い時期は要注意。また、苔があるので滑らないように注意は必要です。
ここまで来るとほぼ水が無く源流部となります。
2023年10月13日 07:59撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 7:59
ここまで来るとほぼ水が無く源流部となります。
ここが恐らく地上に水が染み出してきているポイント。ここからは水が枯れた石の上を歩きます。
2023年10月13日 08:00撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 8:00
ここが恐らく地上に水が染み出してきているポイント。ここからは水が枯れた石の上を歩きます。
サルノコシカケ
2023年10月13日 08:10撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 8:10
サルノコシカケ
稜線まで目前。このあたりから笹薮が酷く、藪漕ぎを強いられます。自分の肩くらいまで生い茂っていました。幸い、トレースは微妙に残っており迷うことはありませんでした。
2023年10月13日 08:12撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 8:12
稜線まで目前。このあたりから笹薮が酷く、藪漕ぎを強いられます。自分の肩くらいまで生い茂っていました。幸い、トレースは微妙に残っており迷うことはありませんでした。
十勝三股方面。遠くに森の中を貫く国道が見えます。
2023年10月13日 08:16撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 8:16
十勝三股方面。遠くに森の中を貫く国道が見えます。
こちらは恐らく北見方面。
2023年10月13日 08:29撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 8:29
こちらは恐らく北見方面。
ようやく北海道大分水点の碑に到着しました。
2023年10月13日 08:29撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 8:29
ようやく北海道大分水点の碑に到着しました。
北海道大分水点、標高1532m。
北海道大分水点、標高1532m。
ここからは三国山へと向かいます。大分水点の碑から少し戻ったところに三国山方面への分岐があるのですが、少し分かり難かったです。
2023年10月13日 08:31撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 8:31
ここからは三国山へと向かいます。大分水点の碑から少し戻ったところに三国山方面への分岐があるのですが、少し分かり難かったです。
かろうじてトレースが分かりますが、こんな感じでずっと藪漕ぎを強いられます。分水点から三国山の間は背丈を越えるほどの笹薮でした。
2023年10月13日 08:32撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 8:32
かろうじてトレースが分かりますが、こんな感じでずっと藪漕ぎを強いられます。分水点から三国山の間は背丈を越えるほどの笹薮でした。
ようやく見えた三国山の山頂。
2023年10月13日 08:43撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 8:43
ようやく見えた三国山の山頂。
三国山、1541m。
2023年10月13日 08:43撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 8:43
三国山、1541m。
看板が二つありましたが、何れも文字が消えかかっていました。
2023年10月13日 08:45撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 8:45
看板が二つありましたが、何れも文字が消えかかっていました。
北海道大分水点は上川町・北見市(留辺蕊町)・上士幌町の境となりますが、三国山山頂は北見と上士幌の境目にあります。
2023年10月13日 08:45撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 8:45
北海道大分水点は上川町・北見市(留辺蕊町)・上士幌町の境となりますが、三国山山頂は北見と上士幌の境目にあります。
山頂で写真を撮ったあとはサクッと駐車場まで戻ってきました。このあと、どうしても外せない仕事の打ち合わせがあったので、リモートワークすべく糠平温泉郷まで下りました。
2023年10月13日 09:43撮影 by  SH-M07, SHARP
10/13 9:43
山頂で写真を撮ったあとはサクッと駐車場まで戻ってきました。このあと、どうしても外せない仕事の打ち合わせがあったので、リモートワークすべく糠平温泉郷まで下りました。

感想

太平洋・日本海・オホーツク海へと注ぐ河川の源流部にある北海道大分水点と、その近くにある三国山へと行ってきました。

【前泊した網走市内から三国トンネル近くの駐車場まで】
・前日は道東方面を回っており網走駅前の激安民宿にステイ。当日は早朝AM4:30頃起床し、AM5:00前くらいに出発。
・まずは網走湖方面へと走り、北見、留辺蘂と経由し、石北峠を越えて大雪ダムの横からR273に抜けました。
・数日前に通った道路ですが、レイクサイト横にある大雪高原温泉への林道は既にクローズとなっていました。
・大雪湖を超え、三国峠までの間あたりの気温は、車の気温計の表示で-2℃。途中では路面凍結の警告もあったので、走行には十分注意が必要な時期になってしまいました。
・そのまま走って、三国峠手前の駐車場に着いたのはAM7:00過ぎくらい。途中にあった留辺蘂の道の駅でトイレに寄ってこれば良かったと後悔。
・途中、北見かどっかで、早朝営業している山岡家があったので朝ラーでも食べてくれば良かったです(笑)。

【登山口から北海道大分水点、そして三国山山頂へ】
・三国トンネルの左横から先に進むと目の前に登山口の標識があります。
・ここからは小さな河川沿いに登山道が切ってあり、途中、何度も渡渉を繰り返しながら標高を上げることとなります。
・やがて小河川の水が枯れるとガレ場の歩きとなりますが、ほどなくして稜線が見えてきます。
・稜線が見えてくると傾斜がキツくなり、あたりは笹薮で覆われてきます。
・このあたりの笹薮は地面から150cmくらいまで生い茂っていました。幸い自分は顔を出して歩くことが出来ましたが、小柄な方は歩き難いかもしれません。
・登山道はトレースが不明瞭ですが注意しながら先を見るとなんとなく道が分かると思います。
・更に歩みを進めるとようやく十勝・北見方面が見えてきます。ここまで来れば北海道大分水点まではすぐそこです。
・このあたり、360度視界が開けており、雄大な北海道の景色を眺めることが出来ます。
・大分水点の碑の前で写真を撮り、さらにここからは三国山山頂を目指します。
・大分水点の碑から10mほど戻ったところに三国山への分岐があるのですが、少し分かり難かったです。
・ここから一旦下り、そして三国山への登り返しがあります。大分水点から三国山へは十数分の距離なのですが、背丈ほどある猛烈な笹薮で、藪漕ぎを強いられます。
・三国山山頂手前は、十勝側の急斜面沿いにルートが切ってあり、滑りそうで少し怖かったです。
・三国山山頂の標識があるところは少しだけ開けており、眺望が良かったです。条件が良ければオホーツク海まで見えるということでしたが、本当なんでですかね。この日は晴れていたのですが、どこが海かは分かりませんでした(笑)。

【下山、そして】
・山頂で写真を撮ったあとは、休憩もそこそこに、一気に下山します。
・大分水点への登り返しで、麓の駐車場に居た後続の単独行の方とすれ違いました。人が居てなんだかホッとしました。
・大分水点を過ぎ、稜線沿いを下っている際も、3組ほどの登山客とすれ違いました。
・稜線直下の急斜面を注意しながら下り、山頂から1時間かからず駐車場まで戻ってきました。戻ってくると、駐車場には数台のクルマが。平日かつマイナーな山なのに、と少し驚きました。
・この日は金曜日。どうしても外せない打ち合わせがあったので、会社携帯(ソフトバンク)の電波がある糠平温泉郷まで下りました。途中の三国峠の展望台や幌加にあるタウシュベツ川橋梁の駐車場は少し混雑していました。(三国峠でトイレを済ませようと思いましたが満車で駐車できず...)
・我慢していたトイレは、糠平温泉郷にある、ひがし大雪自然館で済ませました。ここまで持って良かったというか助かりました(笑)。

この日は、仕事のMTG後にタウシュベツ川橋梁を見に行き、さらに勇川橋梁を探索しに行きました。(つづく)

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