灰屋山〜石仏峠 京都北山の峠を巡る
- GPS
- 06:06
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 736m
- 下り
- 753m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・京都一周トレイル京北15〜灰屋山 灰屋山に防空監視哨跡が有るので、所々崩れかけた所は有るが、広く歩き易い道です ・灰屋山〜石仏峠 ヤブは所々有りますが、問題なく通過できます。只、池ノ尾峠からの登りで北側送電線鉄塔直下は茨のヤブが有りますので尾根芯を登らず迂回します。送電線鉄塔からは巡視路です ・石仏峠〜地蔵谷林道終点 古道が有りますが、最後の所は消失していますので杉林の草付き急斜面を下り、沢の右岸の消えかけた踏み跡を下ります ・地蔵谷林道終点〜県道61号線合流 初めは倒木が多く、潜ったり、跨いだりですが、その後は普通の使用されなくなった林道です |
写真
装備
個人装備 |
雨具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
無し
|
感想
今回の例会は京都北山北部黒田からのかつては日常的に通られていたトロ-峠、フキ谷峠、池ノ尾峠、石仏峠を歩きます。京都駅から周山行のJRバスに乗り周山から京北ふるさとバス灰屋往きに乗り換えますが、乗客は我々のパーティ9名と他の登山パ-ティ-4名の方だけです。鶴野バス停で下車後直ぐに出発します。京都一周トレイル京北15から登り初め直ぐに一周トレイルルートと別れて山腹の道を登ります。所々崩れて細くなっている所は有りますが山腹をなだらかな広い道がトロ-峠を経由して黒田防空監視哨跡迄続いています。監視哨跡には木製の櫓が組まれて登ってみますが、周囲は樹林に囲まれて、樹間から比良山地の蓬莱山が見える程度で監視哨が設置される程ですので1945年当時はきっと見晴らしは良かったのでしょう。此処からは直ぐに三角点の有る灰屋山に到着。山名標には監視哨山とも書かれています。此処からの尾根はnet情報でヤブを予想していましたが、心配する程のヤブは無くフキ谷峠まで緩やかに下ります。峠にはフキ谷への広い古道が下っています。此処からP761への杉林の登りが本日一番の急登で、登り着いたP761から直ぐに池ノ尾峠付近に下り古い林道に出ますがこの道が妹路谷へ下っている様です。峠の位置は今一つはっきりしませんが、あえて山名標等は探さずにそのまま通過し送電線鉄塔を目指して緩やかな尾根を登って行きます。目の前に北側の鉄塔が見えたのでそのままヤブをかき分けながら登り続けると、太もも辺りが刺されたような痛みを感じ、見ると茨に絡みつかれてしまって、茨を外そうとしますが皮手袋をしていてもトゲが刺さって簡単に外せません。何とか外して茨を迂回して鉄塔に登り着くと鉄塔からは北側の展望が開けて、右奥に武奈ヶ岳を初め右側には京都北山の山々が連なっています。今日一番の展望ですので写真を撮り、石仏峠へ向かいます。石仏峠は峠と言っても本日のルートでは最高点に近い峠で、此処で昼食ですがじっとしていると寒い位です。峠からは荒れた古道を下りますが、石仏峠の由来となった(?)2体の石仏は少し下った所に有ります。古道は山腹を下っていますが最後の所で突然消えてしまい沢までの50m程は急斜面を転倒しないように慎重に下ります。沢沿いの踏み跡を辿り地蔵谷の林道終点に無事着地。足下は良くなってヤレヤレですが林道は倒木が酷い状態になっており潜ったり、跨いだりしながら池ノ尾峠への入り口まで下ってくると倒木も無くなり、県道61号線に合流し、井戸のバス停まで下ります。30分ほど待って周山行のバスに乗ります。お疲れ様でした。
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