赤線繋ぎの地味なルート「新三国峠〜十文字峠〜白泰山〜栃本関所跡」

2023年10月21日(土) 〜 2023年10月22日(日)

コースタイム

【10月21日】
信濃川上駅〜（予約タクシー：55分：10020円）〜新三国峠1:45→12:17悪石→13:18梓白岩→14:13弁慶岩→15:57・十文字小屋（泊）

【10月22日】
十文字小屋5:20→四里観音避難小屋→9:59白泰山避難小屋・覗き岩）10:11→10:40白泰山→13:25栃本関所跡BS・13:33〜（市営バス・大滝温泉行き）〜13:55大滝温泉14:03〜（西部観光バス・西武秩父行き）〜14:50西武秩父駅

天候

両日共に晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

往路：JR小海線「信濃川上駅」から、新三国峠までタクシー利用
復路：栃本関所跡BS〜（市営バス）〜大滝温泉〜（西武観光バス）~
　　　三峰口

コース状況／危険箇所等

三国尾根ルートの7割位は露岩の切れ落ちた稜線。巻き無し。
十文字峠〜栃本関所跡は、主だったピークは全て巻くが急斜面のトラバースが多い、落ち葉が滑る。

その他周辺情報

十文字小屋：090-1031-5352
　　　　　　２食・9000円、夕食付・8000円、素泊まり・6000円

写真

10/21 10:49

【10月21日
小海線・信濃川上駅。標高が高いので沿線の紅葉がきれいでした。

10/21 11:42

信濃川上駅からタクシーで55分。新三国峠に到着。

10/21 11:45

ここからは両神山が形よく見えます。
すぐ左の双耳峰は、クライミングのメッカ：二子山。

10/21 11:53

今日は、三国尾根を十文字峠まで縦走です。

10/21 12:04

十文字峠までアップダウンが連続しますが、巻道無し。

10/21 12:17

「あくいし」と読みます。
名前の通り、岩がごつごつした歩きにくいトレイルが続きます。

10/21 12:34

シャクナゲのトンネル。
そう、このエリアはシャクナゲが多い。開花期は見事でしょうね！

10/21 13:11

10/21 13:14

梓白岩ですね！
とてつもなく巨大な岩が稜線上に！

10/21 13:18

長野県側を巻いていきます。

10/21 13:19

アプローチが近かったら、いいルートが引けそうです。
思わず、そんな目で見てしまいます。

10/21 13:22

巻き終わって振り返ります。

10/21 13:24

目が覚めるような黄葉紅葉。

10/21 13:38

尖った弁慶岩が見えてきました。
その左に続くのは、明日歩く大山〜赤沢山の稜線。

10/21 13:38

両神山の岩肌まで見えます。

10/21 13:42

うっとり！

10/21 13:54

立派な階段！

10/21 14:10

弁慶岩。威圧的。

10/21 14:13

今回のルートには、埼玉県設置の立派な道標あり。

10/21 14:14

弁慶岩も長野県側を巻いていきます。
これは、安心。

10/21 14:17

弁慶岩と紅葉

10/21 14:59

立ち寄ってみました。あまり深く覗くと真っ逆さまに落ちますよ！

10/21 15:47

十文字山が本日最後のピーク。

10/21 15:57

昔、 甲武信ケ岳を登る時に通り過ぎたことはありましたが、泊まるのは今回が初めて。新しいトイレ。宿泊費に200円プラスです。

10/21 15:59

小屋前の標識。

10/22 5:52

【10月22日】
今日も、いい天気。

10/22 5:54

・・・だそうです。

10/22 7:41

足がなかなか先に進みません。

10/22 7:48

両手を広げて飛び込んでいきたい！

10/22 8:59

どんな強風にも、飛ばされないぞ！

10/22 9:25

足元の紅葉

10/22 9:35

真新しいフィックロープ

10/22 10:00

白泰山避難小屋の前に在ります。
’のぞいて’　行きましょう。

10/22 10:01

南側が開け、息をのむほど見事な展望。
歩いてきた赤沢山の双耳峰。
一番左のスカイラインの奥の突起。甲武信ケ岳。

10/22 10:02

右奥の突起が甲武信ケ岳。左へ破風山〜雁坂嶺。大きな窪みが雁坂峠。

10/22 10:03

この美しさ・・・しっかり目に焼き付けていきましょう。

10/22 9:59

白泰山避難小屋に戻り…→

10/22 10:05

…→中を偵察。
清潔で、きちんと片付いていて、管理をされている方のメモもありました。薪ストーブがいいですね！

10/22 10:06

管理の方が、薪を用意して下さったのです。
機会があったら、泊まってみたいですね。

10/22 10:11

ここは、カラマツ林。

10/22 10:26

白泰山への分岐到着。
急登です。登り始めたら、女性が一人追い越していきました。何と、miioさんでした(@_@)

10/22 10:40

展望なく、三等三角点があるのみ。でも、せっかく登ってきたので、少し休憩しました。

10/22 12:30

林道「白泰山線」に出ました。林道の反対側からまた山の中へ。

10/22 13:07

全てが枯れていく中で、たった一株だけ咲いていたリンドウ。目が覚めるようなブルーが素敵。

10/22 13:23

栃本関所跡に下山。

10/22 13:23

かろうじて、関所跡BS発13:33のバスに乗れました。
変化に富んだ奥秩父らしいルートでした。Mさんも満足！

撮影機器：

COOLPIX W150 ニコン

感想

mizuki

・地図を広げ、歩いてないルートを探す。
・今回の赤線繋ぎは、奥秩父のあまり人気の無い地味なルート。実際、出会ったのは2日間で3〜5人程度。
・十文字小屋は団体さん他で混んでいたけれど、全員、甲武信ケ岳行き。

・この秋は、紅葉目当てに行った山が、どこも ’紅葉不作’
・今回も期待していなかったが、予想に反して見事な紅葉。黄葉が多かったけれど、青空に生えて美しかった。
・稜線に巨大な岩山が続く三国尾根は、クライミングを愛する私達二人には、殊の外、魅力的。
・アプローチが遠すぎてルート開拓の対象にはならないが、二人だったら、どこをどう攻略するか話したのも楽しかった。

コメント

miio

mizukiさん、
思いがけないところでお会いしましたね。
＼(^o^)／
白泰山避難小屋、良さそうでしたね。他にもこのルートには有志に愛されている避難小屋があるみたいなので、私も次は縦走してみたいです。

mizuki

miioさん、おはようございます。
ほんと、奇遇(@_@)！

四里観音避難小屋せすね！　そこに泊まったというソロの方が追い抜いて行きました。
少々、登山口までのアプローチが不便ですが、ぜひ「三国尾根」も！
私は、こちらの方が好みです。