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Yamareco

記録ID: 6064639
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

快晴の焼岳 〜新中ノ湯登山口からピストン〜

2023年10月17日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:50
距離
7.0km
登り
840m
下り
833m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:58
休憩
0:48
合計
4:46
7:42
7:43
3
7:46
7:47
56
8:43
9:21
45
10:06
10:06
3
10:09
10:17
56
11:13
11:13
2
11:15
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<駐車場>
◆新中ノ湯登山口駐車場 (無料)
・駐車スペースは15台ほどですが、路肩に多くの車が駐車しています。
・トイレはありません。
・携帯(au)は電波が2〜3本立ちました。
コース状況/
危険箇所等
・よく整備されています。危険箇所、不明瞭箇所はありません。
・積雪や凍結箇所はありません。

※上高地側のルートは10月22日から通行止め。(縦走できなくなります)
その他周辺情報 <日帰り温泉>
◆平湯温泉 ひらゆの森 700円
・平湯温泉で最も有名な日帰り温泉で、宿泊や食事も可能です。
・泉質はカルシウム、マグネシウム混じりの塩化物泉で、内湯は硫黄臭がします。
・露天風呂が広く、のんびりできます。
平日でも競争率の高い新中ノ湯登山口の駐車場。朝5時前に到着した時点で10台近く停まっており、6時前には路肩駐車が発生していました。
2023年10月17日 06:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 6:26
平日でも競争率の高い新中ノ湯登山口の駐車場。朝5時前に到着した時点で10台近く停まっており、6時前には路肩駐車が発生していました。
夜中に雨が降りましたが、朝から良い天気です。乗鞍岳が白く冠雪しています。
2023年10月17日 06:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 6:26
夜中に雨が降りましたが、朝から良い天気です。乗鞍岳が白く冠雪しています。
駐車スペースの目の前から登山道は始まります。
2023年10月17日 06:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 6:26
駐車スペースの目の前から登山道は始まります。
上高地側のルートは10月22日から通行止めになるので、縦走ができなくなります。長いハシゴが撤去されるので、強引に通行することはできません。
2023年10月17日 06:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 6:28
上高地側のルートは10月22日から通行止めになるので、縦走ができなくなります。長いハシゴが撤去されるので、強引に通行することはできません。
ほどなく、車両の残骸が見えてきました。車両が通行できる道幅は無いのに、どうやってここに廃棄したのか…?
2023年10月17日 11:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 11:10
ほどなく、車両の残骸が見えてきました。車両が通行できる道幅は無いのに、どうやってここに廃棄したのか…?
最初はなだらかですが、すぐに急登になります。
2023年10月17日 06:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 6:52
最初はなだらかですが、すぐに急登になります。
夜中に雨が降ったせいか、樹林帯はかなりぬかるんでいます。
2023年10月17日 10:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 10:45
夜中に雨が降ったせいか、樹林帯はかなりぬかるんでいます。
スタートから1時間ちょいで樹林帯を抜け、「広場」に到着しました。目指す焼岳がドーンとそびえています。
2023年10月17日 07:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
10/17 7:42
スタートから1時間ちょいで樹林帯を抜け、「広場」に到着しました。目指す焼岳がドーンとそびえています。
紅葉も進んでいます。山頂まで急登が続きますが、景色を楽しみながらのんびり歩きます。
2023年10月17日 07:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 7:45
紅葉も進んでいます。山頂まで急登が続きますが、景色を楽しみながらのんびり歩きます。
荒々しい焼岳と紅葉のコントラストが良い感じです。
2023年10月17日 08:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/17 8:03
荒々しい焼岳と紅葉のコントラストが良い感じです。
山頂は見えてますが、中々近付いてきません…。時間はあるので、一歩一歩ゆっくり歩いて行きます。
2023年10月17日 08:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/17 8:29
山頂は見えてますが、中々近付いてきません…。時間はあるので、一歩一歩ゆっくり歩いて行きます。
こちらは焼岳の南峰(2455m)。焼岳の最高地点ですが、崩落の危険があるので立入禁止になっています。(積雪期は登頂可らしい)
2023年10月17日 08:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 8:29
こちらは焼岳の南峰(2455m)。焼岳の最高地点ですが、崩落の危険があるので立入禁止になっています。(積雪期は登頂可らしい)
こちらが焼岳の北峰(2444m)。右側を巻いて山頂に回り込みます。
2023年10月17日 08:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/17 8:41
こちらが焼岳の北峰(2444m)。右側を巻いて山頂に回り込みます。
焼岳は活火山だけに、噴気孔から噴煙が上がっています。近付くと微かに硫黄臭がします。
2023年10月17日 08:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/17 8:41
焼岳は活火山だけに、噴気孔から噴煙が上がっています。近付くと微かに硫黄臭がします。
風向きによっては、モロに噴煙に包まれますが、特に息苦しさは感じません。成分の殆どは水蒸気のようです。
2023年10月17日 08:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 8:42
風向きによっては、モロに噴煙に包まれますが、特に息苦しさは感じません。成分の殆どは水蒸気のようです。
荒々しい焼岳の爆裂火口。焼岳のイメージとも言える光景です。
2023年10月17日 09:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/17 9:23
荒々しい焼岳の爆裂火口。焼岳のイメージとも言える光景です。
この火口湖は「正賀池」という名称が付けられています。下りられそうな傾斜ですが、立入禁止になっています。
2023年10月17日 09:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/17 9:23
この火口湖は「正賀池」という名称が付けられています。下りられそうな傾斜ですが、立入禁止になっています。
この先は登山道ではないですが、こちらにも噴気孔があり、噴煙が上がっています。
2023年10月17日 08:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 8:45
この先は登山道ではないですが、こちらにも噴気孔があり、噴煙が上がっています。
焼岳の北峰(2444m)に到着しました。穂高連峰が白く雪化粧しています。
2023年10月17日 08:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 8:52
焼岳の北峰(2444m)に到着しました。穂高連峰が白く雪化粧しています。
山頂はそこそこの広さがありますが、風が冷たいので、岩陰に避難しました。
2023年10月17日 08:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 8:56
山頂はそこそこの広さがありますが、風が冷たいので、岩陰に避難しました。
山頂から爆裂火口を見下ろします。影で見づらいですが、正賀池が小さく見えます。
2023年10月17日 08:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/17 8:53
山頂から爆裂火口を見下ろします。影で見づらいですが、正賀池が小さく見えます。
改めて穂高連峰を眺めます。西穂山荘の辺りは雪が無いですが、西穂高岳は真っ白です。
2023年10月17日 08:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/17 8:56
改めて穂高連峰を眺めます。西穂山荘の辺りは雪が無いですが、西穂高岳は真っ白です。
穂高連峰や笠ヶ岳の方面は思ったよりも季節が進んでいる感じで、もう雪山の様相ですね。
2023年10月17日 09:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/17 9:06
穂高連峰や笠ヶ岳の方面は思ったよりも季節が進んでいる感じで、もう雪山の様相ですね。
霞沢岳の方面は雪が無さそうなので、まだ登れそうです。人気のない登山道を熊にビビりながら歩いたことを思い出いました。
2023年10月17日 09:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 9:06
霞沢岳の方面は雪が無さそうなので、まだ登れそうです。人気のない登山道を熊にビビりながら歩いたことを思い出いました。
こちらは筑摩山地の方面です。山名はよく分かりません。
2023年10月17日 09:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/17 9:07
こちらは筑摩山地の方面です。山名はよく分かりません。
十分に景気を堪能したので、下山することにします。
2023年10月17日 08:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/17 8:54
十分に景気を堪能したので、下山することにします。
焼岳小屋方面との分岐に来ました。この日はまだ上高地まで縦走することができますが、車まで戻るのが面倒なので来た道を帰ります。
2023年10月17日 09:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 9:19
焼岳小屋方面との分岐に来ました。この日はまだ上高地まで縦走することができますが、車まで戻るのが面倒なので来た道を帰ります。
中ノ湯方面はこちら。奥には南峰が見えるので、間違うことはないと思います。
2023年10月17日 09:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 9:19
中ノ湯方面はこちら。奥には南峰が見えるので、間違うことはないと思います。
平日にも関わらず続々と登山者が登って来ます。40〜50人くらいはすれ違ったでしょうか?暑くも寒くもなく、紅葉も楽しめるので良い時期ではあります。
2023年10月17日 09:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 9:43
平日にも関わらず続々と登山者が登って来ます。40〜50人くらいはすれ違ったでしょうか?暑くも寒くもなく、紅葉も楽しめるので良い時期ではあります。
紅葉が思っていたよりキレイに色付いています。来週・再来週はもっと下の方まで紅葉が広がりそうです。
2023年10月17日 09:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/17 9:47
紅葉が思っていたよりキレイに色付いています。来週・再来週はもっと下の方まで紅葉が広がりそうです。
登山口に戻ってきました。路駐の列がズラッと連なっています。
2023年10月17日 11:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 11:13
登山口に戻ってきました。路駐の列がズラッと連なっています。
平湯方面も上高地方面も数百メートル先まで路駐している車がありました。平日でこれだと、土日はどうなるんでしょうか?
2023年10月17日 11:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 11:14
平湯方面も上高地方面も数百メートル先まで路駐している車がありました。平日でこれだと、土日はどうなるんでしょうか?
下山後は「平湯温泉ひらゆの森」で汗を流しました。まだ昼前なので露天風呂も空いていて、のんびりできました。
2023年10月17日 11:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 11:50
下山後は「平湯温泉ひらゆの森」で汗を流しました。まだ昼前なので露天風呂も空いていて、のんびりできました。
温泉でサッパリした後はボリューミーなカツカレー(1500円)を頂きました。ここに来るとつい頼んでしまいます。
2023年10月17日 13:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/17 13:17
温泉でサッパリした後はボリューミーなカツカレー(1500円)を頂きました。ここに来るとつい頼んでしまいます。

感想

全国に50ほどある「常時観測火山」の一つである焼岳(2444m)。
飛騨山脈(北アルプス)の多くの山が氷河の浸食によって形造られたのに対し、この山は噴火(火山活動)によって現在の姿になっています。
常時噴煙が立ち昇る活火山だけに、時々山頂(火口)規制がされますが、現在は特に規制が掛かっていないので、日帰りで登ってみることにしました。

幸い平日に休みが取れたので、最短ルートである新中ノ湯登山口から計画しましたが、混雑することで有名な登山口だけに、余裕を持って朝5時前に到着しました。
この時間ならガラガラだろう…と思っていたら、既に10台近くの車が停まっており、6時前には路肩駐車が始まっていました。
下山時には数百メートル先まで路駐の車が連なっていたので、平日でも早めの到着を心掛けた方が良いと思います。

この日は一日中快晴で、冠雪した穂高連峰や麓の紅葉など、非常に良い眺めを堪能できました。山頂は風が冷たかったですが、歩行中はやや汗ばむ程度の気温で、気持ちよく歩けました。
北アルプスの他の山がシーズン終了になる一方、この山は登山適期を迎えているので、混雑するのは当然なのかもしれません。

なお、焼岳の山頂標識があるのは北峰(2444m)ですが、最高地点は南峰(2455m)だったりします。崩落の危険があるので立入禁止になっていますが、残雪期はアクセス可能なようで、多くのレポが上がっています。
北アルプスの山の中では、残雪期の難易度がそれ程高くないようなので、機会があれば計画してみたいと思います。

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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
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体力レベル
3/5
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新中ノ湯コース
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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