大佐飛山（雪の回廊を青空の下で）

2015年03月27日(金) [日帰り]

• GPS: 10:41
• 距離: 22.0km
• 登り: 1,788m
• 下り: 1,788m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:00
• 休憩: 1:41
• 合計: 10:41

4:50 光徳寺
5:22 林道出合(百村山登山口)
5:58 新登山口分岐
6:17 三石山
6:45 サル山
7:10 山藤山
7:43 7:50 黒滝山
8:15 西村山
8:58 大長山
9:55 11:15 大佐飛山
12:05 大長山
12:43 西村山
13:00 13:07 黒滝山
13:31 山藤山
13:51 サル山
14:06 三石山
14:16 新登山口分岐
14:27 14:34 黒滝大佐飛新登山口
15:13 林道別れ(百村山登山口)
15:31 光徳寺

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

光徳寺駐車場

※新登山口までの林道は光徳寺側から通行可能のようです(3/27時点)

コース状況／危険箇所等

・雪の状態（3/27時点）
　百村山辺りから残雪が続くようになる
　（三石山手前など、一部区間では笹籔、夏道が出始めている所も）
　場所により足首位まで沈む所もあるが大部分は締まっている状態
　新登山口〜分岐まではほぼ雪は無し
・雪庇の上、やや急斜面の傍を通過したりするので
　気の緩みで足を滑らせたりしないように
・河下山手前、サル山などで急坂箇所あり
　朝は凍結、日中は滑りやすくなるので注意
・迷い易い場所としましては・・・
　サル山：そのまま西に進み易いですが北西方向へ進路を変更
　黒滝山付近：樹林帯で見通しが悪い
　　　　　　　テープ、リボンは多いので方向をしっかり確認
　また、サル山と三石山の中間付近、三石山など下る方向には少し注意を
・西村山以降は目印は少ないが尾根（雪の回廊）に沿って歩く

※ルートは手入力の為、ズレや距離に違いがあるかと

写真

3/27 4:56

大佐飛山へ
予定よりも遅く光徳寺からの歩き始め

3/27 5:24

林道に出ると地平線が赤み帯びて

3/27 5:38

木々の隙間から望む日の出

3/27 5:53

百村山手前あたり
残雪が続くようになってきました

3/27 6:11

大ブナの脇を通り過ぎ

3/27 6:18

山名板
目指す山頂まで一つずつクリアして行きますか

3/27 6:18

良く締まった雪庇歩きへ

3/27 6:18

予報通り快晴ですね

3/27 6:33

少し目を引いた造形

3/27 6:45

3/27 6:50

歩く中でも足元に目を向けたり

3/27 6:56

青空を見上げてみたり

3/27 6:57

那須見台にて最初の展望
これからどんどん見させてもらいます

3/27 7:04

3/27 7:11

3/27 7:26

河下山の手前、ルートの中で最も急坂
見上げて一息

3/27 7:32

何気なく歩く足元はかなりの積雪なのですね

3/27 7:34

振り返る回数が増えてしまう・・・

3/27 7:44

鴫内山からの尾根を正面に

3/27 7:44

区切りの黒滝山

3/27 7:57

この先は注意が必要な所ですが
リボンなどの目印は豊富

3/27 8:09

迷いの森を抜けて一安心
雪紋を見る余裕も

3/27 8:11

西村山手前の大雪庇
やや崩れぎみですが

3/27 8:12

3/27 8:14

また違った展望が得られるように
高原山と日光連山を一望

3/27 8:16

3/27 8:19

少し霞んでいますが飯豊山ですね

3/27 8:21

何となく惹かれる景色

3/27 8:32

やはり猫のようですか？

3/27 8:35

右手に那須連山を望みながら気分も良く

3/27 8:50

枯れ木の佇まいも

3/27 8:51

深い谷も深山を感じる風景

3/27 8:51

長者岳でしょうか
このあたりも登山道のない籔山

3/27 8:52

その奥、日光連山
女峰山、太郎山、奥白根山がくっきりと

3/27 8:52

中央に釈迦ヶ岳、少し右は鶏頂山ですね

3/27 8:53

樹林帯でも雰囲気は良く

3/27 8:59

あの景色の前まで来ました

3/27 9:08

大佐飛山と続く雪の回廊
やはり直ぐには歩き出せませんね

3/27 9:11

3/27 9:16

枯れ木がある風景も良いですね

3/27 9:24

雲一つない空の下
望む表と裏の那須連山があまりにも素晴らしく

3/27 9:27

大佐飛山を正面に望み

3/27 9:29

この景色の中では疲れすら忘れながら・・・

3/27 9:36

振り返れば残る足跡

3/27 9:38

最後の登りへ

3/27 9:56

今年もまたここに来てしまうとは

3/27 10:01

周辺を少し歩きまわる
少し開けた所からは高原山

3/27 10:07

南会津の山々も

3/27 10:10

尾瀬の代表の山、燧ケ岳

3/27 10:10

その右には会津駒ケ岳〜三岩岳
雪があるときにだけ歩けるルートですね

3/27 10:17

男鹿岳を望む
こちらも残雪期の山ですね

3/27 10:18

この時期は特徴的な七ケ岳
その奥には浅草岳が

3/27 10:18

その少し左は未丈ヶ岳あたりでしょうか

3/27 10:57

見渡す景色でも際立つ山稜が

3/27 10:57

やはり飯豊連峰の白さは目に留まりますね

3/27 11:07

山頂付近から改めて望む那須連山
ここからも良い景色です

3/27 11:09

茶臼岳や朝日岳は雪融けが進んでいる様子

3/27 11:10

残雪豊富な三倉山〜流石山
左奥には磐梯山も

3/27 11:11

三倉山の手前から伸びる県境尾根
ここに踏み入る事はできませんね

3/27 11:28

長居しすぎた山頂を後に
その帰路も長く

3/27 11:30

山腹を横切る塩那スカイライン
改めてみると凄いところに道が通っていますね

3/27 11:37

大長山までは雪の回廊を登り返し

3/27 11:47

重くなる足取り
度々立ち止まり、景色を眺めながら

3/27 11:56

日留賀岳の奥
少しだけ見えるのは至仏山でしょうか

3/27 11:58

進むたびに終わりを迎えて

3/27 12:01

惜しい気持ちと満足感を持ちつつ振り返る

3/27 12:42

雪の回廊を後にしても那須連山の眺めは終わらず

3/27 12:48

大雪庇
この陽気で崩落が進んだ様子

3/27 13:01

黒滝山に戻り少し安堵感
那須野が原を望む

3/27 13:10

黒尾谷岳から三本槍岳
様々な表情の山が集う

3/27 13:10

流石山〜大倉山〜三倉山
花の時期に歩きたい稜線

3/27 13:11

間に居座る旭岳
その存在は目立ちますね

3/27 13:12

足元に少し気を使いながら下り始める

3/27 13:18

3/27 13:31

中央には深山湖が少しだけ見えますね

3/27 13:38

見上げるブナ
目に留まるものを時々

3/27 14:10

三石山付近
笹が出始めています

3/27 14:26

新登山口へ
急坂を滑り落ちるように下る

3/27 14:35

林道は少し雪が残る程度

3/27 14:44

途中見かけたハナネコノメ
暫く足止めされてしまいました

3/27 14:59

林道歩きの途中
八溝山を望む

3/27 15:12

これはチンコロタンコロ（ネコヤナギ）では

3/27 15:28

例の看板
暗闇ではちょっと見たくないです

撮影機器：

CX6 RICOH

感想

wakasato

残雪を辿り長い道のりの先に着く山、大佐飛山。
その長さを昨年実感しました。
今年は・・・と迷いましたが足を運んでみました。

林道の雪の状態が分からず、光徳寺から。
（歩き出しの時間が遅くなってしまったのは反省）
気になった残雪は百村山の手前から続くようになり、
雪もほぼ締まっていて歩きやすい状態でした。

歩き出しはやや暗い樹林帯も次第に明るい樹林帯の中の登りへ。
河下山の登り付近からは随所に素晴らしい展望が。
やはりこのコースでは那須連山の展望が主役ですね。
黒尾谷岳から三本槍岳の表那須、流石山から三倉山、旭岳の裏那須を一望。
雲一つない青空、その眺めには最後まで飽きることはありませんでした。

他にも歩く中では様々な山並みや景色も。
高原山から日光連山を望み、燧ケ岳や会津駒ケ岳〜三岩岳は白さが目立ち。
男鹿岳、県境尾根などの深山の表情。
遠く望む白い山稜、飯豊連峰まで。
済んだ空気、残雪の景色には目を奪われましたね。
何より大長山からの雪の回廊。
その光景、そこを歩いて望む景色はやはり印象的でしたね。

登り始めから下山まで、日差しを遮るものがない快晴。
信じられないくらいの好天気の下、充実と疲労を感じる山行となりました。
大佐飛山、今年もしっかり歩かせてもらいました。

コメント

hidesh

途中で会いました
テントを張っていた者です。いい天気に恵まれましたね。毎年行かれていて、スピードがあり羨ましいです。釈迦ヶ岳の写真に富士山も写っていますね。私は体力的に日帰りはムリだろうと考えてテントにしました。
前の観音山の記録・写真は素晴らしいですね。
雪の回廊でお会いしたあと、登山の速度と雰囲気でヤマレコをやっている人だろーなと話をしました。私はヤマレコは見るだけですが、深南部が好きですでブログ更新してます。

wakasato

Re: 途中で会いました
こんばんは、hideshさん。
コメント、ありがとうございます。
雪の回廊でお会いした方々でしたか。
（踏み跡を随所で辿らせて貰いました。ありがとうございます。）
当日は文句の付けようのないくらいの天気
確かに薄っすら富士山も見えていましたね。

この大佐飛山は２度目ですが、やはり体力を要すると実感しています。
テントも良いかなと思っていますが、自分はテント泊をする術がないので・・・
憧れを持ってしまいます

BOKUTYANN

再びの大佐飛山！ 達成オメデトウございます(*^。^*)
行っちゃいましたネェ〜
　このレコと、翌日のShaminekoさんのレコを羨ましく拝見
　　わか様の写真を一枚一枚食い入るように見ました

光徳寺から20ｋｍオーバーの歩きはやはり躊躇してしまいそう
　休みの関係で行けるとしたら4月12日位しかないんですが
　　それまでどうするか？悩みながら過ごしてみます
　最悪途中まで偵察の積りで行ってみるのも良いかも知れませんネ！

素晴らしいレコに感動しましたヨ(^^♪

wakasato

Re: 再びの大佐飛山！ 達成オメデトウございます(*^。^*)
こんばんは、BOKUTYANNさん。
コメントありがとうございます。

やはり登られるのであれば光徳寺からよりShaminekoさんと同コース、
新登山口からが良いかと思いますね。
（何よりポイントを押さえた情報が分かりやすいですし ）

まずは大長山を目安に歩いてみてはどうでしょう。
そこから大佐飛山へは時間と疲れと相談しながら・・・
大佐飛山からの戻りでは登り返しがなかなか大変な印象がありますので
４月12日、好天気になれば良いですね。

先日のメッセージですが返信できずすみません
何か送信しようとしても受け取れないとの事だったので・・・

桜咲く虫＠sakura64

素晴らしい！
お早うございます！
２度目の大佐飛やまですね(^^)
超ロングトレイルお疲れまでした

お天気にも恵まれて、雪路回廊〜ぉに素晴らしい眺望、イイですね！
私もこんな所を歩いてみたいと思いっています(^_-)

でも、毎年”行くぞ〜”って思うのですが、何時も尻込みしているんですよね〜ぇ！。先日の釈迦ヶ岳で根を上げていたんです(^^;)
さて、今年はどうなることやら(^^)/

さて、次はどちらなんでしょうか ！
次なるレコも楽しみです(^^)/~~~

wakasato

Re: 素晴らしい！
こんばんは、sakurasaku64さん。

充実感も大きいですが、かなり疲れました
前日の時点で新登山口から登ることができたので
少し余分に歩いた感じもします。

先日の釈迦ヶ岳は踏み抜きの連続でしたよね。
こちらはそれ程なく、比較的歩きやすいかと思いますが・・・
何より疲れを忘れさせるような景色が広がりますので。
今年こそは