大雪山(旭岳)
- GPS
- 03:10
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 696m
- 下り
- 696m
コースタイム
姿見ノ池(12:45)-(12:55)ロープウェイ姿見駅
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
旭岳ロープウェイは本日は9:00〜17:00まで20分間隔。 時期により運行時間は異なり、スキーシーズンの始まる前と終わった後には運休期間がある。 出かける前にHPの確認を。 旭岳は春山と言うか、まだまだ冬山。 冬山装備、地形図、コンパス必携である。 姿見ノ池までは雪が深く、スノーシューがあれば便利である。 姿見ノ池から山頂へは傾斜が急になり、凍っている箇所もあったのでアイゼンが活躍した。 山頂へは尾根を外さず進めば辿り着くが、目印がないので視界不良の時には注意が必要。 本日、旭岳登頂は私の他二組。 他の二組はボーダーで、山頂までスノーシューで登っていた。 本日は微風だったが風が強い事が多いらしい。 天気はもちろんだが、風の状況もよく見定め登山する必要がある。 |
写真
感想
北海道最高峰、大雪山旭岳。
札幌に引っ越していつかは行こうと思っていたが、まさかこんなに早く登れるとは思ってなかった。
本日は北海道が高気圧にすっぽり覆われ、全道的に天気が期待出来た。
こんなチャンスはめったにないので、山頂まで行けるかは分からないが、眺めるだけでも良いと思い、旭岳に出かけた。
旭川に着くと大雪山から十勝連峰まで、真っ白な山が綺麗に見えた。
予報通り素晴らしい天気だ。
ロープウェイが姿見駅に着くと、旭岳が目の前に格好良い姿を見せてくれた。
ロープウェイに乗った人は私以外全員ボーダーかスキーヤーだった。
とりあえずアイゼンは着けずに姿見ノ池に向け歩き出す。
雪が軟らかくずぼずぼと埋まりながら歩く感じだ。
非常に歩きづらい。
しかし、それ程の時間もかからず、石室のある姿見ノ池に着いた。
姿見ノ池は雪の中で、影も形もなかった。
噴気孔が目も前に迫り、航空機のような音を出している。
石室は半分埋まっていたが、2階の窓から入れるようだ。
前には簡易トイレ用のブースが設置されている。
ここでアイゼンを装着。
ここから先は道が急になるが、雪が硬くむしろこれまでより歩きやすい。
山頂は目の前に見えているが、中々近付かない。
それでも周りの景色を眺めると気分が晴れる。
私の後ろに二組のボーダーが登っている。
金庫岩を過ぎると道は左に折れ、最後の急登を頑張ると、たおやかな山頂に辿り着く。
感動。
北海道の広い大地の最高峰にただ一人。
自然は時に恐ろしさを見せるが、今日は優しかった。
360度真っ白な山々が眼下に広がっている。
トムラウシも美瑛岳も十勝岳も富良野岳も芦別岳も。
「カムイミンタラ〜神々の遊ぶ庭」
大雪山はアイヌ語でそう呼ばれているらしい。
それを信じる事のできる眺めがここにある。
私もこれから何度となくこの庭にお邪魔する事になるであろう。
コメント
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trattoria さん、はじめまして。
北海道の山は、まだ冬のようですね。
17枚目の十勝連山の最奥にある富良野岳の山容が懐かしいです。オプタテシケ山の左にあるかわいらしい山が気になったので、カシミール3Dでカシバードしてみたら トマム山のようでした。16枚目のニペソツ山の尖がった山容も懐かしいです。北海道には変わった名前の山が多いようですね。
alpsdakeさんはじめまして、trattria、とらと申します。
北海道はまだまだ冬山です。
私は昨年札幌に引っ越したばかりなので、北海道の山はまだまだ知りません。
本日、山頂からの展望は360度でしたが、把握できる山はほんの一部でした。
私も今、カシミールと写真を見比べ、下山後の山座同定をしている所です。
今年の夏は北海道の山を満喫します。
とらさん、こんばんは。
トラさんのレポ、楽しみにしていましたよ!
遂に行きましたね。
まだまだそちらの山は雪深いようですが、
これからの季節、楽しみですね。
あー、私もいつか北海道の山に行きたいです。
manabu
manabuさんこんばんは、とらです
ついに行っちゃいましたよ、北海道最高峰
昨日は感動で興奮していました。
manabuさんも北海道に是非来て下さい!
その時に案内できるように、これからもがんがん山に登ります。
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