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記録ID: 6094052
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ハイキング
奥多摩・高尾

相模湖北岸の小さな山/矢ノ音からイタドリ沢ノ頭を周回

2023年11月03日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.4km
登り
436m
下り
359m

コースタイム

出発8:20−国道20号線貝沢8:35〜9:25−矢ノ音南尾根取付き9:40−尾根筋に乗る9:50−375m圏平坦地10:05〜10:40−410m圏コブ10:50−550m圏コブ11:30−露岩11:35−矢ノ音頂上11:50〜12:45−巻き道合流12:55−栃谷と吉野の分岐13:20−奈良本峠13:45−イタドリ沢ノ頭13:50〜14:30−大沢ノ頭(南東尾根下降点)14:40−社15:05−水平道合流15:20−沢横断15:30−奈良本林道に出る15:35−ゴール15:35
天候 無風快晴
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
相模湖駅から国道20号線を西に進み、中央道をU字形でくぐった直後に、右に上がる町道に入る。横橋集落を過ぎ、奈良本集落の西端から奈良本林道が北に伸びているが、林道入口の路肩に数台が停められる。
コース状況/
危険箇所等
矢ノ音から南に伸びる尾根(矢ノ音南尾根と仮称)を上り、イタドリ沢ノ頭の南隣の大沢ノ頭から南東に伸びる尾根(大沢ノ頭南東尾根と仮称)を降りる。共にバリエーションルートである。
前者では末端の取付きが分からず、1時間ロスした。詳しくは後述。南尾根に乗れば明瞭な踏跡が続く。
後者は微かな踏跡を断続的に確認できる程度だが、尾根筋が読みやすいので、ルート探索は容易である。
両尾根の末端を繋ぐ町道はMTB(自転車)で移動した。
奈良本林道の入口に車を停めた。ここから林道を50mほど進めばゲートが閉じられている
2023年11月03日 08:20撮影
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11/3 8:20
奈良本林道の入口に車を停めた。ここから林道を50mほど進めばゲートが閉じられている
MTBに乗って町道を東に進むと20号線に合流する。写真右上の中央高速道を国道がU字形にくぐる地点。前の写真から2km程の距離を15分程で降りた
2023年11月03日 08:35撮影
11/3 8:35
MTBに乗って町道を東に進むと20号線に合流する。写真右上の中央高速道を国道がU字形にくぐる地点。前の写真から2km程の距離を15分程で降りた
貝沢川左岸の貝沢林道を50m程進むと川に降りる踏跡があるのでここを下る。しかし、川を渡る橋が無い。渡渉したとしても、対岸は崖が続き、通れそうなルートは見当たらない
2023年11月03日 09:02撮影
11/3 9:02
貝沢川左岸の貝沢林道を50m程進むと川に降りる踏跡があるのでここを下る。しかし、川を渡る橋が無い。渡渉したとしても、対岸は崖が続き、通れそうなルートは見当たらない
貝沢川を渡って南尾根に取付けるルートをあちこち探したが、いずれもダメ。仕方ない、国道のU字形地点から、この写真の右に上る町道に戻り、町道の北側から取付くことにする
2023年11月03日 09:24撮影
11/3 9:24
貝沢川を渡って南尾根に取付けるルートをあちこち探したが、いずれもダメ。仕方ない、国道のU字形地点から、この写真の右に上る町道に戻り、町道の北側から取付くことにする
町道を距離400mほど緩やかに上って行くと、右に折れる様に水平な車道があるのでここに入る。数軒の民家が終わるとダートになるが直進する。直ぐに写真の左に上る踏跡があったのでここに入る
2023年11月03日 09:39撮影
11/3 9:39
町道を距離400mほど緩やかに上って行くと、右に折れる様に水平な車道があるのでここに入る。数軒の民家が終わるとダートになるが直進する。直ぐに写真の左に上る踏跡があったのでここに入る
踏跡は墓地に出て終わり。その先は軽い藪漕ぎをしながら適当に右上に進む。右下に広場が枝越しに見えた。与瀬宿一里塚の広場らしい。先ほどのダートの車道を直進すればこの広場に出られたようだ
2023年11月03日 09:44撮影
11/3 9:44
踏跡は墓地に出て終わり。その先は軽い藪漕ぎをしながら適当に右上に進む。右下に広場が枝越しに見えた。与瀬宿一里塚の広場らしい。先ほどのダートの車道を直進すればこの広場に出られたようだ
尾根筋に出た。明瞭な踏跡が通っていた。一里塚の広場から上がって来るらしい。後はこの踏跡を辿れば良い
2023年11月03日 09:48撮影
11/3 9:48
尾根筋に出た。明瞭な踏跡が通っていた。一里塚の広場から上がって来るらしい。後はこの踏跡を辿れば良い
410m圏のコブに着いた。200m程平坦部が続き、一息つける
2023年11月03日 10:48撮影
11/3 10:48
410m圏のコブに着いた。200m程平坦部が続き、一息つける
この先はしばらく急登が続く
2023年11月03日 11:19撮影
11/3 11:19
この先はしばらく急登が続く
550m圏の小さなコブを越えると、この尾根唯一の露岩が行く手を阻む。しかし、3m程と小さい上、階段状の岩場なので正面を簡単に通過
2023年11月03日 11:32撮影
11/3 11:32
550m圏の小さなコブを越えると、この尾根唯一の露岩が行く手を阻む。しかし、3m程と小さい上、階段状の岩場なので正面を簡単に通過
頂上が間近になると植林帯の急登が続く。傾斜40度程の斜面を直登する
2023年11月03日 11:43撮影
11/3 11:43
頂上が間近になると植林帯の急登が続く。傾斜40度程の斜面を直登する
矢ノ音の頂上に着いた。「吉野矢の音」と記された山名杭がお出迎え。藤野町十五名山の一座らしい。標高633m
2023年11月03日 11:50撮影
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11/3 11:50
矢ノ音の頂上に着いた。「吉野矢の音」と記された山名杭がお出迎え。藤野町十五名山の一座らしい。標高633m
風速計が建っている。右下の円筒装置は何かしら?雨量計かな?
2023年11月03日 11:54撮影
11/3 11:54
風速計が建っている。右下の円筒装置は何かしら?雨量計かな?
主稜線を西に向かって縦走する。450m程進むと矢ノ音の頂上の北側を巻いて来た道と合流する
2023年11月03日 12:56撮影
11/3 12:56
主稜線を西に向かって縦走する。450m程進むと矢ノ音の頂上の北側を巻いて来た道と合流する
なだらかな尾根上に幅広い登山道が続く。ルンルン気分でのんびり歩む
2023年11月03日 12:57撮影
11/3 12:57
なだらかな尾根上に幅広い登山道が続く。ルンルン気分でのんびり歩む
イタドリ沢ノ頭と栃谷はやがて奈良本峠で分かれるが、ここの2本の道標は同じ方向を指している。ここから南に降りる吉野は別の道標。何本も道標が立っているのでややこしい
2023年11月03日 13:17撮影
11/3 13:17
イタドリ沢ノ頭と栃谷はやがて奈良本峠で分かれるが、ここの2本の道標は同じ方向を指している。ここから南に降りる吉野は別の道標。何本も道標が立っているのでややこしい
奈良本峠。右方向北側に降りれば栃谷。後ろは奈良本林道経由で奈良本へ。ここは直進
2023年11月03日 13:48撮影
11/3 13:48
奈良本峠。右方向北側に降りれば栃谷。後ろは奈良本林道経由で奈良本へ。ここは直進
イタドリ沢ノ頭に着いた。505.9m。本日唯一の三角点。山名杭に「虎杖」と書かれているが、とても「イタドリ」とは読めない
2023年11月03日 14:21撮影
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11/3 14:21
イタドリ沢ノ頭に着いた。505.9m。本日唯一の三角点。山名杭に「虎杖」と書かれているが、とても「イタドリ」とは読めない
西に向かっていた主稜線は、ここで南に向きを変えるが良く踏まれた道が続く
2023年11月03日 14:30撮影
11/3 14:30
西に向かっていた主稜線は、ここで南に向きを変えるが良く踏まれた道が続く
477mコブの大沢ノ頭に着いた
2023年11月03日 14:37撮影
11/3 14:37
477mコブの大沢ノ頭に着いた
一般登山道はここから南西に降りるが、今日は南東に伸びる尾根を下る。踏跡もテープも無い
2023年11月03日 14:38撮影
11/3 14:38
一般登山道はここから南西に降りるが、今日は南東に伸びる尾根を下る。踏跡もテープも無い
暫く急下降が続く
2023年11月03日 14:46撮影
11/3 14:46
暫く急下降が続く
430m圏で傾斜が緩まり一息つける。尾根幅が狭いので踏跡を確認できる
2023年11月03日 14:52撮影
11/3 14:52
430m圏で傾斜が緩まり一息つける。尾根幅が狭いので踏跡を確認できる
再び急下降になると尾根幅が広がったので踏跡は消え、尾根筋を外さないように気を付ける
2023年11月03日 14:55撮影
11/3 14:55
再び急下降になると尾根幅が広がったので踏跡は消え、尾根筋を外さないように気を付ける
倒木を越え、軽い藪漕ぎを強いられる
2023年11月03日 15:01撮影
11/3 15:01
倒木を越え、軽い藪漕ぎを強いられる
突然、小さな社が現れた。天狗の面が下がっている。随分古そうだが、しめ縄が張られているから、今でもお参りする人がいるのだろう
2023年11月03日 15:04撮影
11/3 15:04
突然、小さな社が現れた。天狗の面が下がっている。随分古そうだが、しめ縄が張られているから、今でもお参りする人がいるのだろう
それにしてもこんな山の上で、しかも尾根を削って建てるとは凄い信仰心だ。石段まで組まれている
2023年11月03日 15:05撮影
11/3 15:05
それにしてもこんな山の上で、しかも尾根を削って建てるとは凄い信仰心だ。石段まで組まれている
この先は、この社の参道らしいジグザグ道が通じているので、これを辿る
2023年11月03日 15:09撮影
11/3 15:09
この先は、この社の参道らしいジグザグ道が通じているので、これを辿る
傍らに童の様な顔をした石像が祀られていた
2023年11月03日 15:15撮影
11/3 15:15
傍らに童の様な顔をした石像が祀られていた
この南東尾根を横切る水平道に下り立った。300m圏
2023年11月03日 15:16撮影
11/3 15:16
この南東尾根を横切る水平道に下り立った。300m圏
この道を東側の沢に向かって緩やか降りていく
2023年11月03日 15:24撮影
11/3 15:24
この道を東側の沢に向かって緩やか降りていく
沢には大きな堰堤が建てられていた
2023年11月03日 15:26撮影
11/3 15:26
沢には大きな堰堤が建てられていた
堰堤の上流50m程で沢を横切り、左岸に付けられた山道で山腹を緩やかに上って行く
2023年11月03日 15:28撮影
11/3 15:28
堰堤の上流50m程で沢を横切り、左岸に付けられた山道で山腹を緩やかに上って行く
左の枝沢から落ちてきた土砂で道が埋まっていたが、ロープが張ってあった。この先にもう一か所
2023年11月03日 15:30撮影
11/3 15:30
左の枝沢から落ちてきた土砂で道が埋まっていたが、ロープが張ってあった。この先にもう一か所
上部を走る林道から、太いプラスチックホースがこの山道を横切って堰堤の下流に伸びていた。抱きかかえるようにして通過
2023年11月03日 15:32撮影
11/3 15:32
上部を走る林道から、太いプラスチックホースがこの山道を横切って堰堤の下流に伸びていた。抱きかかえるようにして通過
奈良本峠から降りて来る奈良本林道に飛び出した。標高310m圏
2023年11月03日 15:35撮影
11/3 15:35
奈良本峠から降りて来る奈良本林道に飛び出した。標高310m圏
この先50m程でゲート。さらに50m程で林道入口に停めた愛車に到着。一服後、貝沢林道入口にデポしたMTBを回収して帰途につく
2023年11月03日 15:36撮影
11/3 15:36
この先50m程でゲート。さらに50m程で林道入口に停めた愛車に到着。一服後、貝沢林道入口にデポしたMTBを回収して帰途につく

感想

矢ノ音南尾根はバリエーションルートとして案内書に上りルートで紹介されている。したがって、この案内に忠実に従えば、南尾根に簡単に取り付けるものと思って貝沢林道に入った。ところが貝沢川を渡る橋が無いではないか!流されてしまったのかしら?あちこちルートを探したが見つからない。諦めて、写真説明で述べたように、奈良本へ通じる町道から南尾根末端に取付いた。
案内書は大分古いので、状況が変わってしまったのか?古い情報を頼りにしたのが間違いの元か?しかし、最新の地理院の地形図にも太い実線でこの橋が描かれている。どうなっているのだろうか。
おかげで1時間のロスをした。

大沢ノ頭南東尾根もバリエーションルートである。地形図を読んで、ここなら降りられる、と判断したルートである。地形図以外に情報は無い。
結果として、ルートに迷うことも無く、悪場も無く、1時間もかからずに順調に降りられた。

矢ノ音南尾根も大沢ノ頭南東尾根も尾根筋は単純な構成なので、ルートに迷う心配は無かった。さらに全体の標高差は少なく、距離も短いルートに設定した上、麓の車道もMTBを使ったので楽だった。
年寄りの私にとって、時間的にも体力的にも余裕をもって山を楽しめた山行でした。

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