笹子雁ヶ腹摺山

2023年10月26日(木) [日帰り]

• GPS: 06:02
• 距離: 14.0km
• 登り: 836m
• 下り: 830m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:54
• 休憩: 1:06
• 合計: 6:00

距離 14.0km 登り 836m 下り 837m

8:04 笹子駅
8:32 追分バス停
8:43 新中橋バス停
9:49 ・1188
10:14 11:02 笹子雁ヶ腹摺山
11:52 笹子峠
11:57 11:59 笹子隧道
12:01 笹子峠
12:08 笹子隧道
12:30 12:43 矢立の杉
13:31 13:32 新中橋バス停
13:40 13:41 追分バス停
14:02 14:03 笹子駅
14:04 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

JR中央本線 笹子駅より周回

コース状況／危険箇所等

全体的に良くある里山の登山道という感じで特筆すべき危険を感じた箇所はありませんでした。
登りで使用した尾根を直登するルートはなかなかの急登コースでしたが、降りで使用した笹子峠を経由するルートは距離がある分比較的なだらかな印象を受けました。
さらに笹子峠を経由するコースの方が整備度がやや高く、急登箇所はゴム質の階段整備が散見されました。
今回は電車を利用した計画でしたが笹子峠には少数ですが駐車場があるので、シンプルにはこちらからのピストンの方がオススメかもしれません。
笹子峠から国道20号までの区間は舗装路をひたすら歩く事もできますし途中で登山道へ入る事もできます。
しかしこの登山道区間ですが矢立の杉より上部はやや道が分かりづらく、渡渉箇所を見逃さないように注意が必要です。

写真

10/26 8:21

おはようございます登山者Dです。
ここはJR中央本線 笹子駅前です。
本日は笹子雁ヶ腹摺山へ登りに来ました。

10/26 8:26

登山口までしばらく舗装路歩きです。
国道20号は流石に交通量が多く、大型トラック等もスピードが出ているため歩行者にはなかなか緊張する区間。

10/26 9:01

しばらく歩き国道20号から外れていく場所に案内看板がありました。
看板に矢立の杉と書いてありますが、こちらは帰りに通過してくる予定です。

10/26 9:03

ちょっとわかりにくいですがこの交差点を右へ。
帰りは左から帰ってきます。

10/26 9:04

という事で登山口へ到達です。
それでは登って行きましょう！

10/26 9:05

こちらが登山口なのですが、普通に道を外れて雑木林に入っていくだけに見える…。
ピンクテープに従って進みます。

10/26 9:20

木漏れ日が気持ち良い里山の登山道。
夏に比べて緑が柔らかい感じになってきましたね。
季節の移り変わりを感じます。

10/26 9:22

鉄塔脇を通過。
こういうのもいかにも里山という感じがしますね。

10/26 9:24

ルートは地味に急登です。
そして登り一辺倒。
決して長いコースではありませんが、それなりに脚を削ってきます。

10/26 10:26

そして整備は最小限。
急登だからと言って階段が整備されているとかそういう事はありません。

10/26 10:28

急登でグイグイ高度をあげると周囲の色づきが目立つようになってきました。
いやぁ…やはり紅葉は良いですね…！

10/26 10:05

まだまだ紅葉ピークという感じでは無く個体差がある感じではありますがこれなどまさに見頃。
最高に良い。

10/26 10:33

最後まで緩まない急登を登り切るとベンチが。
ここが山頂です。
このベンチのあたりですが、スズメバチが多く飛んでいましたので注意。

10/26 10:33

笹子雁ヶ腹摺山（1358m）登頂です！
秀麗富岳十二景の4番山頂。

10/26 10:34

その富士展望はいかがなものかというと、やや葉に邪魔されている感じ。
ここは葉が落ちた真冬の方が良さそうですね。

10/26 11:16

山頂でお昼休憩をして下山します。
下山は笹子峠方面へ。

10/26 11:16

降りはじめはややザレた急斜面。
落ち葉で足元が見えにくい事にも注意。

10/26 11:33

途中で巨大な鉄塔があるのですが、その場所がかなりの富士山ビューポイントでした…鉄塔が無ければですが。

10/26 11:42

非常に気持ちの良い秋の登山道。
登りのルートと比べてこちらは斜度が緩いので歩きやすいです。

10/26 12:00

急斜面ポイントではこのようなゴム階段整備も。
登りでは見かけなかったので、大月市の公式的にはこちらがメインルートという事なのでしょうか？

10/26 12:09

のんびり歩いて笹子峠まで降りてきました。

10/26 12:10

笹子峠にあるもう一つの道標。
こちらの方が詳しい。

10/26 12:17

案内に従い笹子駅方面に進むとすぐに舗装路に降ります。
降りたところにあるのがこちらの笹子隧道。
非常に凝った意匠の歴史を感じる隧道ですね。

10/26 12:00

せっかくなので歩いて甲州市側まで通過してみました。
なお隧道内は灯が無いのでヘッドランプはスマホのライトなどあったほうが良いです。

10/26 12:37

隧道歩きを楽しんだら下山路に戻ります。
舗装路をしばらく歩くとこちらの分岐へ。
矢立の杉へは舗装路でも行けますがせっかくなので登山道を歩いて行きます。

10/26 12:38

こちらの道ですが両脇が沢筋となっている築堤状の道となります。
途中で渡渉する箇所があるのですが地味にわかりづらいので注意しましょう。

10/26 12:54

こちらが矢立の杉です。
写真では伝わりづらいですが周囲の樹木と比べて圧倒的に巨大です。
樹齢は1000年以上との事で、武士が出陣の際に矢を射て必勝を祈願した事から矢立の杉というそうです。

10/26 12:58

矢立の杉近くにある手回しゼンマイ式の音声説明装置。
こういうのは初めてみました。
エコで良いですね！

10/26 13:02

矢立の杉から先も遊歩道状に整備されています。
雰囲気の良い森ですが、直近で大月市でも熊による人身被害があったのでちょっと緊張する。

10/26 13:16

舗装路と合流しあとは笹子駅まで歩くだけですが、まだ結構長い。

10/26 13:53

という事で国道20号です。
本日の一番の危険個所はここかもしれない。
それはともかく笹子雁ヶ腹摺山お疲れさまでした！

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

iPhone 11 Pro Apple

感想

登山者D

2023年10月26日

今回は大月市の設定する秀麗富岳十二景の4番山頂、笹子雁ヶ腹摺山へ行ってまいりました。
季節は秋。
高山は早くも雪に包まれていく時期、身近な里山も少しづつ色づきが進んできております。
この時期の紅葉狙いは場所の選定が非常に悩ましいのですが、2023年秋は諸事情であまり遠出ができないので比較的近場の紅葉を狙う目論見で計画をしました。
現地の紅葉はまだまだこれからという感じではありましたが、個体によっては見事に色づいている樹木もあり美しい秋山を楽しめたと思います。
秀麗富岳十二景はこれまでもいくつか登ってきており、今回でさらにひとつ踏破した事になります。
実は事前の下調べの段階で笹子雁ヶ腹摺山は秀麗富岳十二景という割には富士展望はそれほどでもないと聞いていました。
実際に他の秀麗富岳十二景に選定されている山々と比べると富士展望は控えめで、もっと葉が落ちた真冬であればなぁという感じでした。
秋山登山という事で美しい紅葉を楽しめたのは非常に良かったのですが、富士山目的でこの山にくるならもう少し遅い時期でも良かったかもしれません。