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記録ID: 6102345
全員に公開
沢登り
丹沢

セギノ沢(旧々道)と旧東海自然歩道

2023年11月23日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:34
距離
21.9km
登り
1,713m
下り
1,711m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:29
休憩
1:03
合計
7:32
距離 21.9km 登り 1,716m 下り 1,720m
8:45
8:47
6
8:53
8:56
16
9:12
9:15
1
9:16
20
9:36
9:48
178
12:46
13:01
21
13:22
15
13:37
13:39
65
14:44
15:04
6
15:10
15:11
17
15:28
15:29
13
15:42
15:45
5
15:50
15:51
11
16:05
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
大滝橋
コース状況/
危険箇所等
〇旧東海自然歩道(大滝峠上〜信玄平)
トレースが比較的明瞭な部分とほとんど無い部分の差が大きい。ほとんど無い部分は沢筋を横断する部分が大半で、急斜面に等しいトラバース路を通過する必要があるため、常に滑落リスクがつきまとう。砂と落葉と岩を複合した路面でグリップがほとんど効かないので、チェーンスパイクは必携。たまに人工物(丸太橋、木段、看板の残骸)とテープがあるので、それらを目印できる。
〇セギノ沢(旧々東海自然歩道)
足元を比較的濡らさずに通行できる歩き沢。途中の中滝と小滝+堰堤が要注意箇所であるが、中滝は右巻き(高巻きになぜかロープがぶら下がっている)、小滝は右側から直登、堰堤は左側から回り込める。詰めは急登だが、登山道までの距離は短め。先日の雨の影響なのか、思ったよりも水量があった。
今回は大滝橋からスタート。昨日に雨が降ったようなので、路面が少々心配。
1
今回は大滝橋からスタート。昨日に雨が降ったようなので、路面が少々心配。
しばらくは林道が続く。
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しばらくは林道が続く。
大滝の下降路。帰りがてら寄っていくつもりでしたが、時間に余裕がなかったため、また今度。
大滝の下降路。帰りがてら寄っていくつもりでしたが、時間に余裕がなかったため、また今度。
登山道からの大滝眺望。
登山道からの大滝眺望。
マスキ嵐沢の看板。
マスキ嵐沢の看板。
トラバース路が中心なだけにこういうところがちょくちょく見受けられる。
トラバース路が中心なだけにこういうところがちょくちょく見受けられる。
避難小屋。
少し内見。
奥に横になれそうなところもあり。比較的奇麗でした。
奥に横になれそうなところもあり。比較的奇麗でした。
木橋が崩れ落ちていましたが、かけ直せばまた使えそう。
木橋が崩れ落ちていましたが、かけ直せばまた使えそう。
大滝峠上。
東海自然歩道変更の看板。廃道30年の旧道をまずはトレース。
東海自然歩道変更の看板。廃道30年の旧道をまずはトレース。
起点はここから
出だしからいきなりの危うさ漂うトラバース。
出だしからいきなりの危うさ漂うトラバース。
今回の人工物はトレースができているかの良い目印。
今回の人工物はトレースができているかの良い目印。
沢筋は本当に荒れていて横断が本当に難航しました。
沢筋は本当に荒れていて横断が本当に難航しました。
辛うじて残っていた木段を発見。
辛うじて残っていた木段を発見。
沢筋横断の苦行は続く。そう簡単に下降を許さない急斜面で本当に参る・・・
沢筋横断の苦行は続く。そう簡単に下降を許さない急斜面で本当に参る・・・
下降後。この木橋は良い状態で残っていました。
下降後。この木橋は良い状態で残っていました。
わずかな踏み代を手掛かりにトレース。
わずかな踏み代を手掛かりにトレース。
沢筋に木段。
木段こそ残っているものの、トラバース路がほとんど体を成していない。
木段こそ残っているものの、トラバース路がほとんど体を成していない。
僅かに残っていたテープ。
僅かに残っていたテープ。
水晶沢の看板。
水晶ではなく水昌になってる。
水晶ではなく水昌になってる。
半壊している木段に続くトラバース。
半壊している木段に続くトラバース。
ここにも木段。
再びテープ。
この辺りはテープが多少残っていました。
この辺りはテープが多少残っていました。
ここにも木段が。
ここにも木段が。
木段の上には急斜面。チェーンスパイクが無いと登るのにさぞかし苦労するかと。
木段の上には急斜面。チェーンスパイクが無いと登るのにさぞかし苦労するかと。
ここの木段は大破。
ここの木段は大破。
トラバース路に丸太。
トラバース路に丸太。
ここに丸太橋。乗るのはさすがに怖かったので、乗らずに通過しました。
ここに丸太橋。乗るのはさすがに怖かったので、乗らずに通過しました。
道標。書いてある字はよく読めず。
道標。書いてある字はよく読めず。
トラバースの核心部。ここは流石に頑張って通過する気持ちになれなかったので、沢へ下る。
トラバースの核心部。ここは流石に頑張って通過する気持ちになれなかったので、沢へ下る。
沢筋に下降後、沢筋に沿って進む。奥にある丸太物のところまで登る。
沢筋に下降後、沢筋に沿って進む。奥にある丸太物のところまで登る。
逆サイドが見たトラバース。
逆サイドが見たトラバース。
ようやく旧道終了。旧道通過に3時間くらいかかりました。長すぎる・・・
ようやく旧道終了。旧道通過に3時間くらいかかりました。長すぎる・・・
信玄平。
そそくさ地蔵平に下って、沢を渡渉。ここで沢足袋に履き替える。
そそくさ地蔵平に下って、沢を渡渉。ここで沢足袋に履き替える。
地蔵平。今回は林道の奥地へ向かいます。
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地蔵平。今回は林道の奥地へ向かいます。
前半は至って平和な林道。
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前半は至って平和な林道。
カーブミラー。かつてはここを車が入っていたと思うと時代を感じさせます。
カーブミラー。かつてはここを車が入っていたと思うと時代を感じさせます。
ここにもカーブミラー。ミラーは無い・・・
ここにもカーブミラー。ミラーは無い・・・
大滝橋。
ここから沢道。
沢に入っていきなり堰堤。右から巻きました。
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沢に入っていきなり堰堤。右から巻きました。
右巻きの途中にまさかのロープ。
右巻きの途中にまさかのロープ。
沢の大半は歩き。
沢の大半は歩き。
唯一の滝パート。右がステップ状なので、右から登攀。
唯一の滝パート。右がステップ状なので、右から登攀。
真横からの滝。高さは5m弱。
真横からの滝。高さは5m弱。
滝を登ったらすぐに堰堤。
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滝を登ったらすぐに堰堤。
堰堤に接近。左巻きで対応。砂や落葉で滑り易いので、チェーンスパイクがあると安心。
堰堤に接近。左巻きで対応。砂や落葉で滑り易いので、チェーンスパイクがあると安心。
枝沢がいくつかあるため、初見さんは地図確認が必要。
枝沢がいくつかあるため、初見さんは地図確認が必要。
涸れ沢になるかと思っていましたが、意外と上まで水が残っていました。
涸れ沢になるかと思っていましたが、意外と上まで水が残っていました。
ここの尾根から上に登る。そこそこ急登。
ここの尾根から上に登る。そこそこ急登。
登っている途中で明らかに誰かが整備したと思われる踏み代に乗ったので、この踏み代を辿ってみることにしました。
登っている途中で明らかに誰かが整備したと思われる踏み代に乗ったので、この踏み代を辿ってみることにしました。
テープの残骸。旧々道の名残か?
テープの残骸。旧々道の名残か?
登山道に合流。
下山路もバリエーションで行こうとしたら、木脚立を発見。
下山路もバリエーションで行こうとしたら、木脚立を発見。
このバリエーションも結構荒れていて通過が難航しそうな予感。
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このバリエーションも結構荒れていて通過が難航しそうな予感。
日没までの時間がそんなになかったので、バリエーションはここで諦めて登山道から下山。
日没までの時間がそんなになかったので、バリエーションはここで諦めて登山道から下山。
下山後、時間があったので、箒杉を見に行きました。遠くからでも存在感があるくらい大きい木でした。
下山後、時間があったので、箒杉を見に行きました。遠くからでも存在感があるくらい大きい木でした。

装備

個人装備
タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ 30mロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング セルフビレイランヤード 渓流シューズ

感想

東海自然歩道の旧道、旧々道(セギノ沢)を踏破してきました。以前から旧道自体には興味があったものの、立地条件の関係から後回しになっていました。最近になって西丹沢に赴く機会が増えたことから、行くなら今のうちということでようやく決行できました。それに合わせて旧々道(セギノ沢)という存在も知り、こちらも今回のルートに組み込みました。旧道は30年余り、旧々道は50年余りの年月が廃道になってから経過していて、大半の箇所が消滅、崩壊が進んでいましたが、かつてここに道があった痕跡は今でも残っており、西丹沢の昔に触れることができました。しかし、突破するのが気持ち的にしんどい(特に旧道)ので、トレースするのはもういいかなと思っています。

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3/5
体力レベル
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