アンナプルナサーキットトレッキング

過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
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写真
感想
ネパールトレッキング第2弾!
前回ポカラからその山姿を眺めつつも行くことのできなかったアンナプルナ山域で、標高差が大きいと言われるサーキットルートを選びました。
トレッキング前半のブルブレ(840m)〜チャーメ(2670m)までは1日目はものすごく暑く、それ以降は曇り&小雨で時々肌寒い…という気温差に悩まされましたが、基本的には日本の夏山縦走の時のウェアでちょうどいい感じでした。登山道…というよりも村人の生活路のような感じで、ジープが走れるような道なので大きな急登もなく、エベレストBC時とはだいぶ違うイメージ。この辺はあまり絶景がみられないので、ひたすらボッカトレをしている感じでした(今回ポーターさんをつけなかったのでw)
チャーメから先、バラタン(2850m)を過ぎた辺りから泥んこ雪道に。途中すれ違った下りてくるトレッカー&ガイドさんから話を聞くと、連日の大雪でピサン、マナン辺りからトレースが消えているところもあり、腰ラッセルが必要なところもあり。春になって気温も上昇してきているので、雪崩多発の可能性もあるためトロンラパス(今回のルートの最高点の峠)通過は危険と判断し、撤退している模様。ガイドさんとも相談し、途中途中で情報を収集してとりあえずピサンまで行こうということになった。ポクハリ(3060m)から先は完全にスノートレックに。でも凍結はしておらず、つぼ足で歩けば軽アイゼンなしでもOKだった。
結局、ピサン(3200m)で撤退を決断。一度ポカラまで下山して逆側ルートをショートトレックすることに。しかし撤退を決めた途端いきなりの快晴!ずっと待ち望んでいたアンナプルナの峰々をクリアに見ることができて、この景色が見られただけでもここまで頑張ってよかったと素直に思える。
トレッキング後半はナヤプール(1070m)〜ゴレパニ(2860m)に向かう。2日目は高低差1200mもある石段をひたすら登ったが、標高が低いからかそれほど辛くなかった。途中ネパールの国花であるしゃくなげ(Lali gras)が満開に咲き乱れ、アンナプルナ南峰を横目に眺めながらの山歩きは心から楽しいと思える♪プーンヒル(3193m)からのご来光、そして朝日に浮かび上がるダウラギリやアンナプルナ南峰は本当に美しく、このトレッキングで忘れられない景色となった。
その後タダパニを経由しジヌダンダ(1780m)の温泉地へ♨
ここはABC(アンナプルナベースキャンプ)ルートの途中にある村で、山小屋から15分ほど歩いたところに男女共用・水着着用の露天風呂風プールがある。今回アンナプルナルートは水が豊富にあるため(標高も低かったため)2〜3日に1度のペースでシャワーは浴びていたが、やはり温かいお風呂に入れるというのはありがたい。
【まとめ】
前回のエベレストBCルートに比べて、標高が低く体力的にはだいぶ楽ではあったが、ヒマラヤの壮大さというのはやはりエベレスト街道の方が圧倒的に感じられたなーというのが正直な感想。色んなガイドさんに話を聞くとアンナプルナ山域はサーキットルートよりABCルートの方が山姿が美しく見えるらしく、7日間ほどで行かれるらしいので、もし行ける機会があればそっちにチャレンジしてみたいと思う。
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