記録ID: 6138991
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ハイキング
阿蘇・九重
三俣山・遭難寸前大反省
2023年11月03日(金) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 12:00
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 908m
- 下り
- 904m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:17
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 11:57
距離 11.1km
登り 912m
下り 920m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ヤマレコ上では危険個所などの表示はありませんでしたが、三俣山南峰から坊ガツルへの下りは急勾配で、滑りやすい土道や落差の大きい露岩、長いロープ場が続き、初心者・老齢パーティには難しいです。ガイドブックでは南峰からの坊ガツルへの下りはコースタイムを記載せず点線で表示しているものがほとんどのようです。 |
写真
三俣山南峰からは大船山と麓に広がる坊ガツル、法華院温泉が一望できる。ここまでは標準コースタイム×1.5程度で行動しており、我々パーティとしては上出来。天気に恵まれ良い山行だった。ここから急勾配を下ればあとは散歩道で楽勝のはず・・・
展望が開けた場所から長者原の駐車場が見えた。日が傾いているのにまだまだ距離がある現状を目の当たりにして愕然。ここからパーティの足取りがガクっと遅くなる・・。ちょっとした落差でコケそうになる・・。この段階で、日暮れ前に長者原に到着できないことを意識しはじめる。写真を撮る余裕もなくなった。恥も外聞も捨て、いよいよすれ違うことが少なくなってきた他の登山者に飲み水を分けてくださいと頼む。有難いことに未開封のお茶ボトルをくださった。大感謝。飲むと気持ちが生き返る。その方が本当に最後に会った登山者だった。
メンバの荷物の配分を変え、弱ったメンバの両手をつなぎ、コケないように慎重に下る。次第に寒くなり、上着を着用。空にはまだ明るさが残るが、林内はついに真っ暗になってしまった。2名はヘッドランプを持っていたので装着するが、視界が限られるのでコース取りは慎重に。ふと気づくと林内や谷底から青く光るたくさんの目がこちらを見ている。九重の目抜き通りとも言えるコース上だが、ビバークすることを想像すると心底ゾッとした。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ウエストバッグ
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
携帯トイレ
ポンチョ
|
備考 | 防寒シート、非常食など、ビバーク用具 |
感想
1年前星生山に行ったときは、コース上の危険個所のマークの場所で少し苦労しました。今回はコース入力時に三俣山南峰の下りがかなり急であることに気づきましたが、危険個所マークはなく、星生山よりよい道なら少々標準コースタイムより時間がかかったとしても夕方前には下山できるはずとの考えでした。でも甘かった。
三俣山南峰まではすばらしい天気に恵まれた最高の山行でしたが、南峰の下り以降、疲れと渇きで移動速度が大幅に低下し、紙一重で遭難か、という状態に陥ってしまいました。どんな山行でも下調べをしっかりし、ビバークできる準備をしておくべきだと痛感。
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