[台湾最高峰] 玉山主峰 ニイタカヤマノボレ

- GPS
- 10:33
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 1,799m
- 下り
- 1,753m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今回は台湾 最高峰 の玉山主峰に登りました。
私は全く知らなかったのですが、大日本帝国の台湾領有期には日本一標高の高い山として知られていたらしくその標高は現在日本最高峰の富士山よりも高い3,952m
この山に登るには、事前に警政機関(警察署)で入山許可を申請し、また国家公園生態保護区に入る場合は、同時に玉山国家公園管理処で入園許可を申請しなくてはダメらしく、大抵の人はガイドさんを雇うか、登頂ツアーに参加して申請をお願いする場合が多いそうなのですが、今回は個人で登りたかった為、過去に個人で登ったことのある人に時にはDMなどで質問をし何とか入園&入山許可がおりました! 相談にのってくださった方々本当にありがとうございます。
玉山主峰は往復で20kmを超える長丁場になるため、基本的には道中に建っている排雲山荘で1泊をして登るのがベストなのですが、今回は日数に余裕がなかったため日帰りで登ることにしました。 日帰りの場合注意をしなくてはいけない点が1つありまして、山荘に午前10時までに着いておかないと危険と判断されるためかそこから先に進ませて貰えないらしく、それを考慮した予定を立てておいてください。
また、玉山主峰の登山口へ向かうための手段は調べた中では2通りありまして、1つは公共交通機関を乗り継いで向かうこと、これの利点は安全に確実に向かうことが出来るところですが、圧倒的に便数が少なく調べた際には登山口まで行くバスは一日に2本しかないとありましたが、実際には1本しかなかったみたいです。
持つ1つはレンタカーを借りて自分で運転をして行くことです。 こちらはバスの本数などを気にせず行動することができる点ですが、駐車場に行くまでの道のりはかなり長く慣れない土地、日本人にとっては馴染みが少ない左ハンドルの運転を長時間しなくてはならないことが懸念点です。
今回の私たちは日数に余裕が無かったため、台中市でレンタカーを借りて交代ばんこで運転をして向かうことにしました。
-----------以外台湾に到着以降の記録-------------
11/3 台湾の桃園国際空港に到着後、別便で関空から来た父と空港で合流。 合流した後電車で台中市へ移動、レンタカーを借りて早速登山口駐車場へ向かいました。 道中に補給食とその日の晩御飯と翌日の食事をセブンイレブンへ寄って購入しておきました。(登山口付近は水やお湯の補給は可能ですが、食べ物は補給できなさそうだったため向かう最中に購入しておくことをオススメします。)
午後6時前に駐車場に到着し、事前に予約しておいた東埔山荘に移動してこの日はこの山荘に宿泊しました。 玉山に登る予定の人たちで山荘はいっぱいでその中には日本語で会話するパーティが一組発見しました。 私たちが登る日パーティで入山する日本人は私たち含めて2組だったのは知っていたので少しだけ声をかけてその日は翌日に向けて直ぐに寝ることにしました。
11/4 午前3時頃に起床し、軽く胃袋にものを満たしたあと必要なもの以外を車に乗せて登山口へ向かいました。 3時45分頃に登山口に到着して、最後に忘れものがないか改めて確認をしいざ出発! 日帰り予定の人もそこそこいたのか既に登山口はまばらに人がいました。 登山道は綺麗に整備されていて、特に危険な部分はあまりありなく、入山人数を管理してるためか日本の山よりもかなり静かに感じました。
2時間ほど歩いているとだいぶ空も明るくなってきて、ようやく景色を楽しむことも出来ました!
明け方はかなり涼しかったため順調に足を進めることが出来き、午前7時過ぎに排雲山荘へ到着しました。 深夜入山の人はこちらで入山申請書の確認を行うと聞いていたため、休憩も含めて少しだけここでゆっくりとしていきました。 午前7時半に山頂へ向けて行動再開しました! 歩き始めて少ししてから背後から日本語で話しかけて来てる声に気づき振り返ると先程の山荘で少し会話をした、単独登山を楽しんでいた日本人の方でした。少しの間会話を弾ませつつ共に行動をしていたのですが、歩くペースが私たちの方が遅かったため先に行ってもらうことにしました。 別れてから休憩を挟みつつ歩くこと約1時間経ったあたりで、ついに標高3,952m 玉山主峰へ到着しました! 山頂では少し前に別れた日本人の方が我々を待っていてくれていました。 山頂からの景色は多少雲があったものの文句なしの絶景で最高でした! もっと長く景色を楽しんでいたかったのですが、今日中にはレンタカーを返却しなくてはいけなかった為、泣く泣く下山を開始しました。ちなみに待ってくださっていた単独登山家さんは北山の方にもこれから行ってから帰ると仰ってました!(凄すぎる!) 山荘を超えたあたりからはだいぶ日が出ていたからかかなり暑くなってきて途中ぐらいからバッテバテになりながらも何とか登山口へ戻ってきました。 登山口から駐車場へは乗合タクシーがあるのでそれに乗って移動をして駐車場へ戻ってきました。 駐車場へ帰ってからは着替えて少し休憩してからレンタカーを返却する為、台中市へ移動しました。 幸いほとんど予定通り行動できたため特に焦ることも無く安全運転で台中市へ戻る事が出来ました。 この日はレンタカー屋からほど近い場所にホテルを予約していたのでそこに移動してゆっくりと身体を休めました。
11/5 本日帰国予定ですが、飛行機は夜の便のためどうやって暇を潰そうかと思っていたところ父が台湾に気になるジェットコースターのある遊園地に行こうと誘われGoogle先生を頼りにテーマパーク「麗宝楽園」へ移動しました。 ただ到着したのはいいのですが、父の帰る飛行機の便と空港まで移動する時間を考えるとそんなに長居することはできないことが判明し、目的のジェットコースターを含め2,3種類の遊具だけ乗ってその場を後にすることになってしまいました。 長居は出来ませんでしたがとても楽しかったです!
桃園国際空港へ到着してからは、台湾っぽい食べ物を全く食べてないから食べたいと言う私の我儘から空港内になる中華料理屋で小籠包と台湾ビールを楽しんでから父は飛行機の時間が近づいてきたため別れました。 そこから約1時間後くらいに私も自分の乗る飛行機に乗って帰国しました。
初めての海外登山でしたが、台湾の方々は本当に親切でとても楽しい登山旅になりました。 玉山に登るための情報を教えてくださった方々本当にありがとうございました。
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