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Yamareco

記録ID: 6149713
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ハイキング
甲信越

棚山 〜低山歩きを満喫できた〜

2023年11月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:40
距離
11.7km
登り
822m
下り
1,017m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:08
休憩
0:30
合計
4:38
8:55
9:15
26
9:41
9:46
8
9:54
9:54
7
10:01
10:01
17
10:18
10:21
21
10:42
10:44
15
10:59
10:59
29
11:28
11:28
24
11:52
積翠寺バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
甲府駅発6:43(JR中央線、240円)山梨市駅着6:57、発7:00(タクシー、2310円)ほったらかし温泉着7:10
積翠寺BS11:54(山梨交通バス、370円)甲府駅着12:11
コース状況/
危険箇所等
低山の魅力が凝縮されたようなコース。
太良ヶ峠から林道を下り、途中から登山道に入る。テープも無く利用者も少なそうだが、道ははっきりとしている。
朝のほったらかし温泉。予想をはるかに上回る車の数。
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朝のほったらかし温泉。予想をはるかに上回る車の数。
右手の林道を行くが、途中から望むオートキャンプ場にはびっしりと車とテントが並んでいた。
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右手の林道を行くが、途中から望むオートキャンプ場にはびっしりと車とテントが並んでいた。
目指す棚山。
この陽気だが季節は秋なのだ。
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この陽気だが季節は秋なのだ。
倒木もある。
やぶもある。
山道らしくなってきたぞ。
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山道らしくなってきたぞ。
山の神コースを進む。
1
山の神コースを進む。
歩きやすい。
気持ち良い。
色づくもみじ。
この標識が導いてくれる。
この標識が導いてくれる。
美しい。
目を奪われる。
山の神に感謝を。
4
山の神に感謝を。
コース合流。
8:55、棚山山頂に到達。
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8:55、棚山山頂に到達。
出発地、ほったらかし温泉。
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出発地、ほったらかし温泉。
ざれた急坂を振り返る。
ざれた急坂を振り返る。
9:40、神峰に到着。ここで予定どおり進路に迷う。
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9:40、神峰に到着。ここで予定どおり進路に迷う。
快適な道。
いいぞ、この道。
5
いいぞ、この道。
こんな場所もあった。
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こんな場所もあった。
太良ヶ峠に着いた。
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太良ヶ峠に着いた。
山梨市側に下りて13時過ぎのバスに乗るか、甲府市側に下りてひたすら歩くか、迷う。
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山梨市側に下りて13時過ぎのバスに乗るか、甲府市側に下りてひたすら歩くか、迷う。
ここで2車線の車道と分かれる。
ここで2車線の車道と分かれる。
令和5年8月って、最近じゃないか。さっきのタクシー運転手、この山域にクマいないって言ってたじゃん。
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令和5年8月って、最近じゃないか。さっきのタクシー運転手、この山域にクマいないって言ってたじゃん。
ここから怪しい登山道に入るの。こわいよー。
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ここから怪しい登山道に入るの。こわいよー。
標識が古い。
これ、最初で最後のテープだった。まあ道ははっきりしてるけど。
3
これ、最初で最後のテープだった。まあ道ははっきりしてるけど。
以前はこんな道、楽しんでいたのに。
以前はこんな道、楽しんでいたのに。
6年前に閉業した積翠寺温泉坐忘庵。屋上の犬が、もの凄い吠え方をしていた。
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6年前に閉業した積翠寺温泉坐忘庵。屋上の犬が、もの凄い吠え方をしていた。
集落に下ってゆく。まだ熊鈴はしまえない。
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集落に下ってゆく。まだ熊鈴はしまえない。
11:54発甲府駅行きバスに間に合った。
4
11:54発甲府駅行きバスに間に合った。

感想

(昨日からつづく)
 6時35分、甲府のビジネスホテルをあとにする。山梨市駅前からタクシーでほったらかし温泉へ。駐車場には驚くべき数の車、今や一大観光スポットだ。オートキャンプ場にも車が所狭しと並んでいる。さぞかし棚山へのハイキングコースはにぎやかに違いない。
 そう思って進んでゆくと、誰にも会わない(結局、山中で出会った人は1名だった)。山には興味無いのね。静かな山歩きが楽しめていいけど、しばらく人気のある山ばかりだったから少し不安。
 意外にも歯ごたえのある道だった。テープが無いとコースアウトしそうな箇所も多く、急登も用意されていた。久しぶりに低山の醍醐味を味わう。
 8時55分、棚山山頂に到達した。所要時間1時間40分、コースタイムより30分ほど早い。今日も調子が良いようだ。20分ほど休んでから出発。ざれた急坂を慎重に下る。
 神峰で兜山方面に向かうか、太良ヶ峠方面に向かうか、予定どおり迷ったが、歩行時間の短い後者を選ぶ。正解だった。峠までの道はすこぶる快適で、短い1時間となった。
 太良ヶ峠でまた悩む。山梨側に下りてバスに乗る予定だったが、2時間近くの待ち合わせになってしまうため、甲府市側への下山も考えることとなった。あらかじめコースは選んであったが、途中不安な登山道を通らなければならない。
 結局、まだ歩き足りない、2時間待ちは嫌だ、早く帰ろう、ということで、甲府市側へ下ることにした。舗装路を緩やかに下降してゆく。やがて分岐し、ほどなく問題の登山道に入った。
 直前に、電柱に貼ってあった、クマ目撃情報の貼り紙が脳裏から離れない。ずっと熊鈴は鳴らしていたが、タクシー運転手の「このあたりはイノシシはいるけどクマはいないから」の言葉をお守りに歩いてきたのに。
 予想どおり、明らかだが、しばらく人の歩いた気配の無い道だった。この先不明瞭になったらどうしよう、テープも無いし、クマ怖いし。以前では考えられないほど臆病になっていた。
 突然、犬の激しく吠える声が聞こえた。さてはクマが近くに居るのか、不安がピークに達する頃、積翠寺温泉の旅館が現れた。犬たちはその屋上から私に向かって吠えていた。安堵感と共に別の不安がよぎったが、とにかく今日の核心部を通過した。
 舗装路を下り、積翠寺の集落へと急いだ。1日3本のバスに乗れるかもしれない。出発2分前にバス停に着いた。予定より3時間早い特急に乗れそうだ。二日間、久しぶりに山梨の山を満喫した。楽しくてちょっぴり怖くて夢中になれた時間を過ごせた。やっぱり山の魅力は尽きないなあ。

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